Presents の商品レビュー
どれも、ほんとに優しい短編 読んでるこっちまで、なんだか心が優しくなる気がした 捨てたもんじゃない、 世界も恋も。 「合い鍵」
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さくさく読めた。 私個人が20代前半っていうこともあるけど「ウェディングヴェール」とか「うに煎餅」とか共感部分が多かった。
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ライフステージが変わるたびに、響く箇所が違う気がした。 今の私には、「鍋セット」「絵」「涙」が響いて、じんときました。
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女性が一生の中でもらう贈り物についてのお話。 個人的には、なくしたものたちの国の方が好きだけど、心がぽっとあたたかくなるお話たちです。 松尾たいこさんの絵も素敵。
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初めて読むのにピッタリだから、と友人に勧められて読んだ最初の角田光代さん作品。 12のお話が入った短編集。そもそも短編集はあまり読まないのだけど、この本はとても良かったです。一つ一つのストーリーが様々な感情を呼び起こす素敵な作品で、それらがプレゼントという一つのテーマで結びつい...
初めて読むのにピッタリだから、と友人に勧められて読んだ最初の角田光代さん作品。 12のお話が入った短編集。そもそも短編集はあまり読まないのだけど、この本はとても良かったです。一つ一つのストーリーが様々な感情を呼び起こす素敵な作品で、それらがプレゼントという一つのテーマで結びついている面白さもあります。 中でも、特に"寂しさ"の感情を描いているように感じた作品「鍋セット」と「うに煎餅」の2作品はすごく心が動かされました。 人間が成長して、大きく変わっていくことは嬉しいと共に、ふと振り返ると寂しさもある。その寂しさは、その時の自分をかけがえなく思えている証でもある…人は、"その時"にしか出せない輝きがあるんだなあと思いました。自分の様々な思い出とも重なり涙が出てしいました。 人は生きて成長していく上で、様々なプレゼントを貰って生きているのだな、と気付かせてくれる素敵な作品でした。
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この著者の中では一番好きな小説だった。短編集でどれも前向きになれるお話。絵もかわいいし大切な人に贈りたくなる。
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ランドセルの話で「ルの字に座る」、という表現がよかった。正座ではなく、ペタッと座る感じが、子供感出てた。 人に何かを渡す時は、単純に物の移動だけじゃないし、 人に何かを言う時は、裏腹な時もある。 (鍋の話や絵の話) 祝う気持ち、罪悪感、甘えなど、受け取る人が的確にキャッチ出来る確...
ランドセルの話で「ルの字に座る」、という表現がよかった。正座ではなく、ペタッと座る感じが、子供感出てた。 人に何かを渡す時は、単純に物の移動だけじゃないし、 人に何かを言う時は、裏腹な時もある。 (鍋の話や絵の話) 祝う気持ち、罪悪感、甘えなど、受け取る人が的確にキャッチ出来る確率は、たぶん、低い。
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女性の一生が書かれていてとても良かった。この世に生まれただけで、もうそれだけでPresentなんだな。あまり気づかれにくいけど、すでにたくさんの贈り物をもらってるんだ。 ラスト2話は電車の中なのに号泣してしまった。 わたしも誰かに贈り物してるのかな。そういう人生でありたい。
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どのお話もよかったな~。そして、名前そうだよね。親からもらうプレゼントだよね~。 いろいろ考えられてつけられているんだよねきっとさ~。 ヴェールもなかなかよかったな~。そして、あのお鍋セットのお話も好きだな~。
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「女性が一生のうちにもらう贈り物」がテーマの短編集。 12の短編を読むと、一生のうちに実に色々なものを貰っているんだな、と気づく。 「名前」「ランドセル」は自分も親から貰い、自分も子供に与えたもの。自分が与えてみて初めて、与えた親の気持ちを知ったような気がする。 「ぬいぐるみ」のラストは泣けた。 贈った品物はいつか無くなってしまうかもしれないが、贈られた記憶や送り主との関係は無くなることはないはず。 私も残りの人生において、どんな贈り物を貰えるのか楽しみにしよう。 それが角田さんからのプレゼントだと思うから。
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