14歳からの社会学 の商品レビュー
人間の根本にある承認欲求。意志があるから人間だと。 学習の基本動機として、競争動機・理解動機は知っていたが、「感染動機」という新しい概念は新鮮だった。自分にもそういうところがあるからなぁ
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僕は常々、著者の頭の良さは認めるものの、初心者向けに噛み砕いて話をすることは実は苦手なんじゃないかと睨んでいたのだが、いやいや、ぜんぜんそんなことない。 普段の主張のレベルを落とすことなく、極めて平易な記述。 タイトルには「14歳」とあるけれど、12歳くらいからでもいけるんじゃな...
僕は常々、著者の頭の良さは認めるものの、初心者向けに噛み砕いて話をすることは実は苦手なんじゃないかと睨んでいたのだが、いやいや、ぜんぜんそんなことない。 普段の主張のレベルを落とすことなく、極めて平易な記述。 タイトルには「14歳」とあるけれど、12歳くらいからでもいけるんじゃないかな。もちろん大人が読むのも十分に耐えられる。
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http://www.sekaibunka.com/book/exec/cs/08218.html , http://www.miyadai.com/
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他の社会学の入門書に比べるとかなり異色。 社会学の入門書の多くは、「社会学に何ができるか」に重点を置いたものが多いので、どうしても、「社会学って範囲が広すぎ」とか「なんでもありじゃん」って感じの結局、ホントの初心者にとっては「おもしろそうだけどよくわかんない」本になりがちですが...
他の社会学の入門書に比べるとかなり異色。 社会学の入門書の多くは、「社会学に何ができるか」に重点を置いたものが多いので、どうしても、「社会学って範囲が広すぎ」とか「なんでもありじゃん」って感じの結局、ホントの初心者にとっては「おもしろそうだけどよくわかんない」本になりがちですが(←学生のときのあたしがこう思った)、、、 これは、いくつかのテーマを取り上げながらも、すべて、”自分が<社会>のなかでどう、他人と関わりながら生きていくか”に焦点をしぼった本なので(たぶん)、社会学が自己を、あるいは社会を、どう考えるかが、断然伝わりやすい …気がする。 ただ、どうなんだろう? 内容が深いかどうかは、微妙で。 どれかひとつのテーマをもっと深く書いてもおもしろかったように思います。 個人的には、浅い感じが否めない。 でも、初めて読むならこれくらいでもいいような気も…。 む〜…。 難しいところです。 あと、Amazonレビューにもありますが、14歳には難しい。たぶん。 でも、『14歳からの〜』てタイトルの本を、14歳がそうそう買うとは思えないので、まぁ、いいかw 子どもの心に響くかどうかもよくわからんしね。 (むしろ、宮台の「〜だよね」とか「〜なんだよ」とかっていう語りかけ口調は、すげー胡散臭いと思う) むしろ、Amazonレビューにあるとおり、大人の方が、いろいろ考えさせられることがあるかと思います。 あたしも、宮台の師匠の話読みながら、自分と先生のこと振り返ったりしたし。 総じて… 宮台の語りかけ口調が胡散臭いことと、若干、言葉が不用意に使われてすぎていること(でも一般書だから仕方ない)と、一般的な14歳が読めるレベルよりは少し難しいこと、…に目をつぶれば! ステキな入門書です☆(注釈多いけどw)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「死を意識しながら生きるしかない」という 「決意」みたいな考え方に変わってきている。 不安は消えて「死はエネルギーの源泉だ」と 考えるようになった。 こうした変化は、ぼくの中で母の死のずいぶん前から 起こっていることみたいだ。
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14歳に読ませたいなと思って、先に読んでみたら、読みごたえがあった。学校に感じる違和感だとか、将来の仕事を考えろって言われても全然わからんよーとか、中学生が日ごろ憂鬱になる要素のいくらかは、この本を読めば少しすっきりするかもしれない。 5年くらい前の本で、今はさらに、ここに書か...
14歳に読ませたいなと思って、先に読んでみたら、読みごたえがあった。学校に感じる違和感だとか、将来の仕事を考えろって言われても全然わからんよーとか、中学生が日ごろ憂鬱になる要素のいくらかは、この本を読めば少しすっきりするかもしれない。 5年くらい前の本で、今はさらに、ここに書かれてるようなことが加速してるように思う。考え方、姿勢が大事になってくるわけで、結びの章の最後に書かれてることはとりわけ大事だと思うな。
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21歳だけど読んだ。宮台さんの基本理念をしっかりと反映してると思う。社会学に何の必要があるの?と思ってる人には最適の本。
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あとがきにあるが、14歳の娘(執筆当時2歳)に書いたつもりで書いたとあったが、本当にわかりやすく宮台真司という人間がどのようなことを考えてきたのかを書いてあった。
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入門なのにより深く。 社会学の導入として書かれた本なので、とても分かりやすいと思います。主義や思想の話も多くありますが、解説も話の中で丁寧にされていて無駄がないです。 僕は社会学の本を何冊か読んだ経験がありますが、なかなか深いところまで易しく解説しているなと思いました。 なぜ...
入門なのにより深く。 社会学の導入として書かれた本なので、とても分かりやすいと思います。主義や思想の話も多くありますが、解説も話の中で丁寧にされていて無駄がないです。 僕は社会学の本を何冊か読んだ経験がありますが、なかなか深いところまで易しく解説しているなと思いました。 なぜ横書きにしたのか、というところだけが疑問です。 (個人的に縦書の方が好きです。)
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社会について、他者との関係について、そして自分とは何かについて、考え始めるきっかけを与えてくれる本。
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