尼将軍北条政子 の商品レビュー
「尼将軍 北条政子」童門冬二著、PHP文庫、2008.11.19 298p ¥650 C0121 (2021.12.30読了)(2021.12.25借入) 【目次】 まえがき 第一章 頼朝との出会い 第二章 父、時政との野望 第三章 頼朝の急死 第四章 息子、頼家との相克 第...
「尼将軍 北条政子」童門冬二著、PHP文庫、2008.11.19 298p ¥650 C0121 (2021.12.30読了)(2021.12.25借入) 【目次】 まえがき 第一章 頼朝との出会い 第二章 父、時政との野望 第三章 頼朝の急死 第四章 息子、頼家との相克 第五章 幕政の実権掌握 第六章 承久の乱 ☆関連図書(既読) 「炎環」永井 路子著、文春文庫、1978.10.25 「絵巻」永井路子著、角川文庫、2000.08.25 「吾妻鏡」上・中・下、竹宮 惠子著、中央公論社、1994.12.20-1996.02.25 「大系日本の歴史(5) 鎌倉と京」五味 文彦、小学館ライブラリー、1992.12.20 「源義経」五味文彦、岩波新書、2004.10.20 (アマゾンより) 鎌倉幕府を設立した源頼朝の正室・北条政子は、「尼将軍」と称され、日本の歴史上で初めて、権力の中枢にあって自ら組織を統率した女性である。男性優位の武家社会にありながら、政子が「女性トップ」として活躍できた理由とは――。 平治の乱(1159年)で敗れ、伊豆で流人生活を送っていた頼朝との出会いを機に、陰に陽に幕政に関わっていく政子。富士川の戦い(1180年)に勝利した頼朝が関東支配を掌中に収め、政子は「御台」となった。頼朝の急死後は「尼御台」と呼ばれ、執権となった父時政や弟時房らと共謀し、北条一族による幕府支配を磐石なものとしていく。そして1219年、京都から下向した幼児・三寅(後の四代将軍・藤原頼経)を後見し、晴れて「尼将軍」として鎌倉幕府の頂点に君臨する。 源平の騒乱、承久の乱を経て、激動の幕府草創期に権力を独占していく政子。その生涯を現代的な視座から追いかけた歴史読み物。文庫オリジナル。
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