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翼の帰る処(上) の商品レビュー

4.4

35件のお客様レビュー

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2010/06/23

 病弱主人公ー!!!  「え、これなんてスペランカー?」と帯を見て即買いしました(笑)  本当、こんだけぶっ倒れる主人公も珍しい…。  左遷されて「やった!これで隠居出来る…!!」と喜んでいた主人公に、この仕打ち。主人公と王様との間接的な関係(婿と舅だよね…)も何か好きです。 ...

 病弱主人公ー!!!  「え、これなんてスペランカー?」と帯を見て即買いしました(笑)  本当、こんだけぶっ倒れる主人公も珍しい…。  左遷されて「やった!これで隠居出来る…!!」と喜んでいた主人公に、この仕打ち。主人公と王様との間接的な関係(婿と舅だよね…)も何か好きです。  過去を見る力を持つ主人公、けれどそれは誰にも打ち明けることのなかった主人公の恐怖でもあった。  そんな主人公をぐんぐん引っ張っていく、皇女様が素敵です。  主人公も主人公で、身分関係なく苦言を呈するところは、凄く好感が持てて、やるときはやるところに惚れます。きっちりやり返してくれるので、読んでてわくわく感が止まりません(´∀`*)

Posted byブクログ

2010/05/23

基本は主人公ヤエトの視点で描かれています。 ときおり覗く隠居願望は微笑ましく、また政治面でのヤエトの切れ者っぷりにほれぼれします。

Posted byブクログ

2009/10/28

無茶苦茶切れる人間がやる気ないのって、なぜこうもかっこよく見えるんだろう…いやむしろ、虚弱体質この上ないのに、なぜにカッコいいのか…。 もちろん、政権争いやらその他もろもろ、引き込まれて止まらん止まらん。

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2009/10/21

表紙買いで久々に当たりを引いた本。 主人公ヤエトの性格がまずツボに入ったのが大ハマリの一因だったのは否定できません……。 ストーリーとしての盛り上がり方は静かな感じなので、(内容自体は結構劇的なのだけども、ヤエトのテンションが常に低めの所為か)、物足りないと感じる方もいるかと思い...

表紙買いで久々に当たりを引いた本。 主人公ヤエトの性格がまずツボに入ったのが大ハマリの一因だったのは否定できません……。 ストーリーとしての盛り上がり方は静かな感じなので、(内容自体は結構劇的なのだけども、ヤエトのテンションが常に低めの所為か)、物足りないと感じる方もいるかと思いますが、ファンタジー好きさんにはぜひ薦めたい一冊。

Posted byブクログ

2009/10/14

はじまり。 主人公は隠居したい文官。しかし、何の因果か皇女の副官となってしまう。 なんで俺が、といいながらも仕事は放棄しない、できない、真面目な性格がたたって(?)どんどん北嶺の人たちには慕われ、皇女にもなつかれ、まわりは楽しそうなのに、本人だけ楽しそうじゃない(笑)

Posted byブクログ

2009/10/07

病弱で、夢は隠居の36歳。 ようやく左遷をされ、やっと半隠居生活ができる! と思いきや…。 苦労性主人公は、隠居先で仕切る破目になっています。 かわいそうに…というよりも、こんな事でもめるな、という周囲。 そして現れた『上司』のおかげで、更に右往左往する事に…。 ここまでくれば...

病弱で、夢は隠居の36歳。 ようやく左遷をされ、やっと半隠居生活ができる! と思いきや…。 苦労性主人公は、隠居先で仕切る破目になっています。 かわいそうに…というよりも、こんな事でもめるな、という周囲。 そして現れた『上司』のおかげで、更に右往左往する事に…。 ここまでくればいっそ立派です(笑) それでも職務を全うしようとするその姿が… 休んでください、と言いそうになりますw

Posted byブクログ

2009/10/04

早く隠居がしたい身体の弱い中間管理職・ヤエトはとばっちりをうけて北の僻地へ左遷されてしまう。しかしそこは、あまりにも仕事が進まないところで、おまけにある日、皇帝の愛娘が領主としてやってきて、なぜかヤエトは副官に命じられてしまう。北の僻地に眠る伝説と恩寵のちからと、世界が濃やかに形...

早く隠居がしたい身体の弱い中間管理職・ヤエトはとばっちりをうけて北の僻地へ左遷されてしまう。しかしそこは、あまりにも仕事が進まないところで、おまけにある日、皇帝の愛娘が領主としてやってきて、なぜかヤエトは副官に命じられてしまう。北の僻地に眠る伝説と恩寵のちからと、世界が濃やかに形成されたとてもいいファンタジー。隠居願望のある主人公、とてもよいです。

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2009/10/04

いや〜、面白い! 下巻が楽しみになりましたよ! いいよ〜、ヤエト君♪ その「目指せ!楽して隠居生活」のポリシー、好きだよ(笑) ビジョルドの「死者の短剣 惑わし」とか「チャリオンの影」を読んだ時も思ったけど、 30過ぎのおじさんが頑張る話は結構ツボです。 この手の挿絵では割と美...

いや〜、面白い! 下巻が楽しみになりましたよ! いいよ〜、ヤエト君♪ その「目指せ!楽して隠居生活」のポリシー、好きだよ(笑) ビジョルドの「死者の短剣 惑わし」とか「チャリオンの影」を読んだ時も思ったけど、 30過ぎのおじさんが頑張る話は結構ツボです。 この手の挿絵では割と美形に描かれていてカッコ良く見えちゃうし〜(笑) 話の中でも年齢不詳な顔みたいだし〜、 特殊能力(=神の恩寵というらしい)のせいで虚弱だし〜 でも真面目で、つい余計な仕事をかかえちゃう損な性分もツボよ〜(o'艸゜):;*。ウプププ 妹尾ゆふ子さんって知らなかったけど、いいわ〜♪ 下巻も期待しちゃうわ〜☆

Posted byブクログ

2009/10/04

主人公が30代半ばの男性、それも病弱とは、少年少女向けライトノベル(装丁はそんな感じ)としてはかなり珍しいのでは。でも精霊の守り人のバルサも30歳だったか。それはともかく、病弱ながら頭が切れて、隠居願望がありながら要職に就き、苦労なんかしたくないだの、もう死ぬかも、だの文句をたれ...

主人公が30代半ばの男性、それも病弱とは、少年少女向けライトノベル(装丁はそんな感じ)としてはかなり珍しいのでは。でも精霊の守り人のバルサも30歳だったか。それはともかく、病弱ながら頭が切れて、隠居願望がありながら要職に就き、苦労なんかしたくないだの、もう死ぬかも、だの文句をたれながら大活躍する物語。 しょっぱなからダメ会議をとりなして議事進行させるシーンで、主人公の能力の片鱗を読者に見せていて、おおおこれは有能ながら苦労しそうだな、と話に引き込まれた。貴族の重々しい言葉遣いもありながら、会話のテンポがよい。時折みられる現代っぽい軽い調子も楽しい。周囲を固めるキャラクターもよい。全般に、それほど心根の曲がった人間が少ないことがうれしい。 挿絵のイラストレーターさんとわたしの感覚がどうやら違うようで、わたしにはちょっと合わなかった…。文章から想像していた映像とかなりずれがあって、残念。 あこがれの隠居生活からどんどん遠ざかってるな、というところで下巻につづく。 本書内容とは関係なく、そもそもわたしに邪念が多すぎた。死にそうなほど病弱な主人公ときいて「しゃばけ」シリーズの若旦那を思い浮かべ、30代にして隠居願望というところで銀河英雄伝説のヤンを連想し、美形の騎士はエスカフローネのアレン、その恋人の貴婦人はマレーネ姫、鳥の騎士はナウシカのトリウマ、過去視の能力は「アブホーセン」のリメンブランサー、などなど、余計な連想回路が暴れて閉口した。しかし読み進めるうちに頭の中のイメージが固まって、しっかりした世界観が組み上がった。

Posted byブクログ

2009/10/11

まず主人公が印象的。どこにでもいそうなのに、なかなかいないというちょっと不思議な感じのする人物。有能なのか有能でないのかが果てしなく疑問。でも面白いですよ。 お姫様との恋愛しそうな感じですが、結構年が離れているあたり断定していいものかちょっと疑問。さすがに一回り以上違うとなんとも...

まず主人公が印象的。どこにでもいそうなのに、なかなかいないというちょっと不思議な感じのする人物。有能なのか有能でないのかが果てしなく疑問。でも面白いですよ。 お姫様との恋愛しそうな感じですが、結構年が離れているあたり断定していいものかちょっと疑問。さすがに一回り以上違うとなんとも肯定しがたいものがあります。 伏線が思い出したころにやってくるのですが、忘れるほどではなくてちょうどいい感じでした。

Posted byブクログ