ムダな仕事はもう、やめよう! の商品レビュー
「がんばるタイム」で有名なトリンプ元社長の著書。売上が上がったのは、この取り組みの成果ではない気がするけど。。。 すぐ真似できるような方法論はあまりなく、考え方を変えようという内容が多かった。書いてあるような無駄はあまりしていないけど、それでもどうしようもないところはどうす...
「がんばるタイム」で有名なトリンプ元社長の著書。売上が上がったのは、この取り組みの成果ではない気がするけど。。。 すぐ真似できるような方法論はあまりなく、考え方を変えようという内容が多かった。書いてあるような無駄はあまりしていないけど、それでもどうしようもないところはどうすればいいの?、というのが実際のところではないだろうか。 ・レイヤー(階層)の数だけ、ムダな時間が生まれる 部長が同じフロアで働く平社員に指示を与えるなら、直接話すのが一番早い。… さらに厄介なのは、中継ポイントで情報が歪められてしまうという点だ。… 「レイヤーが一つ増えるごとに情報量は半分になり、雑音は倍になる」 ・朝を最大限使えば仕事は早く片づく 頭を使う仕事は、早い時間帯にやるほど効率が上がる。まわりを見ていても、午前中を上手に使える人が、結局は一日の仕事を早く終わらせてしまうのだ。 ・便利なものは遠慮せずに使いまわす 私は「TTP」が得意だ。TTPとは、「徹底的にパクる」という日本語の略。つまりパクるのがうまいのだ。… じつは前の会社に導入した「ノー残業デー」や「がんばるタイム」といった仕組みも、もともとは別の会社に原形があったものだ。
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またもや吉越本。 こういうのを読んでも、ちっとも残業はなくならない。 まあ、ナルホドナルホド、と読んでいても、真剣に読んでいるわけではないから。 ダイエット本マニアと同じようなものだな。
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トリンプ日本法人の元社長である吉越氏の著書です。 当時、早朝会議、残業禁止、がんばるタイムなど、この本で紹介されている内容がマスコミでも話題になりました。 タイトル通り、 「集中して効率良く仕事をこなして、生産性を上げつつ早く帰ろう。」 「そうすれば人生おのずとハッピーになれ...
トリンプ日本法人の元社長である吉越氏の著書です。 当時、早朝会議、残業禁止、がんばるタイムなど、この本で紹介されている内容がマスコミでも話題になりました。 タイトル通り、 「集中して効率良く仕事をこなして、生産性を上げつつ早く帰ろう。」 「そうすれば人生おのずとハッピーになれる!」 という内容になっています。 書かれている内容に異論はありません。 このようにできれば良いなと思いますし、 自分の裁量の範囲では工夫はしています。 しかし、社長にでもならない限り、 この本に書かれたように変えるのは難しいと感じます。 欧州の企業と比較すると日本の企業は・・・ となるのでしょうが、ここは日本なので。 欧州が良ければ欧州に住むしかないですね。 そういう意味では著者は欧州にも拠点を持っているそうなので、さすがです。 理想の働き方の例として良いですが、 現実味はあまり感じられませんでした。
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著者の主張は類書でも一貫しています。とにかく仕事の時間は集中して、徹底的に効果的に働いて、ライフの部分を充実させよう、ということ。
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残業をしないためのノウハウ。日本人の悪しき習慣が世界では通用しないことがよく分かる。会社の上司がみんなこうであれば良いのに。
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年々,公教育現場でも,「残業が当たり前」になってきています。これって,本当の姿なのか…。「子どものために…」ということを突き進めているつもりなのだろうけれども,「本当に子どものためになっているのか」よりも,「一生懸命準備した自分に酔うため」にやっているような気もします。 本書...
年々,公教育現場でも,「残業が当たり前」になってきています。これって,本当の姿なのか…。「子どものために…」ということを突き進めているつもりなのだろうけれども,「本当に子どものためになっているのか」よりも,「一生懸命準備した自分に酔うため」にやっているような気もします。 本書を読むと,残業をすることが当たり前になっているから,残業が当たり前なんだ…という,当たり前のことがよくわかります。 自分でデッドラインを設けるとか,仕事は宿題にしないなど,具体的な指摘もアルので,即実践できそうです。 ただし,会社そのものが考え方を変えないといけない部分もあるので,ぜひ,上司だと思っている人たちにこそ読んでもらいたい本ですね。 若者たちが生き生きと仕事ができ,生き生きと恋ができ,生き生きと子育てができる,働き方を身につけてほしいです。 そのためには,まずは,残業を減らし,体力十分で,次の日を迎えることですね。
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考え方がマイナスだと人生はつまらない。 GNN(義理・人情・浪花節)はロジックのすき間に流す 定年以降は、全ての時間がライフになる→ワークライフバランスのライフは私生活のこと
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効率化が重要だと思った。 日本人は何かと言うとGNN(義理・人情・浪花節)に走りがちだが、合理的な判断が大切だと言うのは共感できる。 TPP(徹底的にパクる)と言うのは分かりやすくて面白い。 会議の効率化は大切だと思ったが、無駄に会議をしたがる(もしくは長くしたがる)人に対してど...
効率化が重要だと思った。 日本人は何かと言うとGNN(義理・人情・浪花節)に走りがちだが、合理的な判断が大切だと言うのは共感できる。 TPP(徹底的にパクる)と言うのは分かりやすくて面白い。 会議の効率化は大切だと思ったが、無駄に会議をしたがる(もしくは長くしたがる)人に対してどう対処したら良いかもあるとさらに良かった。 実践書と言うよりかは思想書と言う方が近いかもしれない。
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ドイツ留学,また外資系企業で働いた経験を持つ著者の,仕事術に関する本. ヨーロッパの会社では「残業をしない」というのが基本である. 仕事を効率的にこなし,プライベートを大事にしたいものだ.
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今年(2009)の4月末頃から思うところがあり、始業時間の2時間程前に会社に行って仕事をするようになりました、良かったことは、座って通勤・歩いていてもまだ涼しい・頻発する電車事故に会わない・電話がなく仕事がはかどる等、多くの発見をしました。 この本はトリンプ社長で残業を排除し...
今年(2009)の4月末頃から思うところがあり、始業時間の2時間程前に会社に行って仕事をするようになりました、良かったことは、座って通勤・歩いていてもまだ涼しい・頻発する電車事故に会わない・電話がなく仕事がはかどる等、多くの発見をしました。 この本はトリンプ社長で残業を排除して会社の業績を上げたことで有名な吉越氏の書かれた本です。残業をしないというよりも、効率よく仕事をするにはどのような工夫、心構えをすべきかという観点から多くのためになるアドバイスがありました。 以下はためになったポイントです。 ・一般にサザエさん症候群は仕事の過酷さや職場の人間関係によって引き起こされるが、それ以上に週末の過ごし方の影響が大きいと思われる(p23) ・大切なのは、家族と一緒に過ごす時間をしっかり確保すること(p33) ・ヨーロッパ人も貯金をするが、そのピークは50歳前後、あとは死ぬまでに使い切るつもりで少しずつ取り崩していく、日本の場合は死亡時にピークとなる(p39) ・将来の自分の姿を予想する時、平日を定年前、週末を定年後と置き換えるとよい(p47) ・人が何か重要なことを見落とすのは、気持ちに余裕があって油断している時(p52) ・良品計画や”しまむら”もトップが一定時間以降残業禁止を打ち出したが両社とも増収増益、ユニクロでも月曜日以外は19時以降は残業禁止にした(p60) ・仕事のパフォーマンス=体力+気力×実力+能力であるが、前提として、体力>気力×実力>能力という条件がつく(p65) ・日本のホワイトカラーは、体力消耗→能力発揮不能→体力根性でカバーして体力消耗という悪循環である(p68) ・ワイガヤ主義は、ホンダが普段は離れて仕事をしている役員同士のコミュニケーションを深めるために始めたもの、いつも一緒に仕事をしている一般社員に必要か(p83) ・興味はあるが重要度の低い仕事には、会社の効率化を進める金脈が隠れている可能性が大きい(p91) ・上司から重要度や緊急度が怪しい仕事を頼まれたら、ひとまず脇において自分の仕事に集中してみる、本当に必要なら催促が来る(p95) ・雑用を断る方法として、1)忙しく働く、2)仕事ができる部下になる、重要な仕事が集中する、3)作業と一緒に権限を要求する、である(p97) ・仕事のスピードは、意思決定のスピードに比例する(p109) ・メールは一見効率的なツールに見えるが、それは相手が多数の場合のみ、相手が一人の場合は直接話したほうが確実で速い(p120) ・仕事の早い人は、情報の重要度を見極める能力よりも、切って捨てた情報に対する未練による(p125) ・日々の仕事においても、GNN(義理、人情、浪花節)とロジックのバランスを失わないようにする(p140) ・ホウレンソウ(報告、連絡、相談)に頼ることに慣れてしまうと、判断力や決断力が身に付かない(p151) ・現状報告ならだれにでも可能、総合職に求められるのは、「何をいつまでに、どのような方法で実行するのか」という内容が求められる(P157) ・企画書に必要なのは、1)何が問題か、2)問題解決のために、何をいつまでにどのような方法でやるのか、という2点のみでOK(p162) ・階層が1つ増えるたびに、情報量は半分になり、雑音は倍になる(p164) ・自分を変えたければ、自分で自分を違う環境に追い立てるしかない(p176) ・物を整理すると思考まで整理される理由は、物を片付ける時は、そのものについて何らかの判断を下しているから(p187) ・人生、仕事の結果=考え方×熱意×能力、である、熱意と能力が0~100までなのに対して、考え方は”-100~100”まである、考え方によって結果は最悪の結果となる(p201)
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