人魚の恋 の商品レビュー

アン・ライサー(著者),富岡真理(著者)

2017/10/28

画家だがお金の為にコマーシャルアートとして暮らすヒロインと、ヒロイン父の会社の新しいオーナーのヒーロー。
ヒーローのしたことはれっきとした脅しだしヒロインを傷付けてる父親とやっていることは一緒。
ただそれにヒロインの精神の不安定さが加わってヒーローのその傲慢さを和らげていた気がする。
ただ傲慢というよりはヒロインのことが好きで好きで仕方ないんだなという印象で嫌悪感はなかった。
ヒロインが自ら去り、また自分の意志でヒーローの元へ戻ってきた姿がよかった。

2011/10/21

投資会社経営+21歳画家[more]ヒロインは死期が近い母親を蔑ろにする父親を軽蔑し憎んでいる。18歳の時家を出て3年、毎日母を見舞い、挿絵で生計を立て、時折依頼で油絵を描いている。ヒロイン父が副社長をしている会社のオーナーになったヒーローは靡かないヒロインに業を煮やし、父親の横領をネタに結婚を迫るが、ヒロインは卑劣な人と結婚なんてとんでもない、父の逮捕でショックを受けるであろう母が亡くなるまでは起訴を待ってもらうことを条件に愛人になると言う。ヒロインに自分のアパートメントに来ることを拒まれ週に1,2度通ってくればいいと言われたヒーローはヒロインのアパートメントに押しかけ同棲。母が亡くなった日、ヒロインは姿を消す。