弾言 の商品レビュー

小飼弾,山路達也【著】

2010/04/14

著者のシンパなので、高評価は割引お願いします

ブログが非常に難しいためこの本も難しいんだろうなぁ、といった覚悟で読み始めたのですが、意に反して終始易しい文章で書かれていました。山路さんの誘導なのかも知れませんが

しかし、中身は深い

「ヒト、モノ、カネ」という私たちの生活からは切って離せない概念を切り口にして、ライフスタイルはどうあるべきか？について書かれた本です

ありがたかったのはバランスシートという私にとって最も分かりやすい観点から書かれていたことでしょうか。ここは私個人の印象であり、この視点が苦手な方にとっては非常にマイナスなのかも知れません

IT畑をひたすら突き進んできた小飼さんがこのような文系な本をお書きになったのは意外でした

結局のところ、ITという最先端のテクノロジーをこなすスキルをもったところで、様々な人とのコミュニケーションを使いエンパワーしていかなければ本当の価値を生み出せない

そして、その生み出した価値をどう運用していくか？

思考は永遠に続く。いやはや、いろいろ考えさせてくれる本です

2010/04/08

ipod touchで読みました。作者独自の観点で書かれているのですが、分かりやすく参考になりました。しかし後半に進むにつれて話の範囲がどんどん大きくなってきて、いつの間にか世界規模で展開。もうちょっと個人レベルで書いて欲しかった。作者が分かりやすく書こうとしているのが文面から読めたので作者には好感をもてた。

2010/04/04

なかなか判断しずらいことをずばずば言っている良い本でした。
バランスシートとかいい加減読み方とか覚えたいなぁと思います。

2010/03/16

サブタイトルにもなっているバランスシートに関する予備知識をもう少し持って読みたかった。勉強をしてもう一回はじめから読む。それだけの価値がありそうな本。

2015/05/10

2009.02.07

……正直なところ、この本は、ふーん。という感じだったのですが（＾＾；

この本のポイントは、バランスシートに基づいて、世界をヒト・モノ・カネという3つの要素に仕訳して考えていること、らしい。実体のあるモノを、人間の知恵（ヒト）によって活かし、カネという価値を生み出している、と。

それはそれでなるほどなあという感じではあったのですが、どうも私には、イマイチ響かなかった。
その理由は、ひょっとすると、はじめから私の考え方と著者の考え方が重なるところが多いからなのかもしれません。たとえば「カネは人々が生み出した共同幻想である」とか、「物事の値段は、自分が決めてよい」とか。
そして考え方が違うところは、違いすぎて共感に至れない（笑）

要するに、タイトルの付け方が上手だったってことなのかなー。

2009/12/08

ヒト・モノ・カネのしくみについて。バランスシートを実際に自分の人生に当てはめて考えると見える化する。
人生で一番大切なものは、自分の時間。

2009/11/30

「知らない女の子が悲しい顔をしているときに、自分のせいだと思える人がモテます。」p58
なんでも自分のせいだと思える人は強いという言葉には、説得力があります。
「受け取るもの」ではなく、「差し出す自分」の方に焦点を当てるという小飼さんの視点は、ズバッとぶった切られたような爽快感を与えてくれます。

2009/11/01

紙の書籍で買ってあって、寝室においてあったが積読であった一冊。このたびiPhoneアプリで購入＆購読。ドットブック読みやすい。でも手間かかっているなあこれ。しかも安い。安すぎるよお。

2009/10/30

昔に比べれば、個人の打てる手は飛躍的に増えている。

お金持ち（明日を信じて約束を守る人）が世の中をよくする。従って、多くの人が金持ちを目指すことは、社会全体を健全にする。
⇒金融工学を使って実態の無い利益を得ることは、世の中をよくすることに、果たして貢献しているのか？

ワーキングプア問題の本質は、もらえる給料が少ないことではなく、多くの貴重な時間が奪われていること。

衝突断面積を広げよ

負け組の定義は「テレビを消せない人」

2009/10/22

とても良い本!!様々な視点からどう生きて、考えたら良いかとても参考になった。とにかく書かれている文体が独特で響きやすい。