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海街diary(2) の商品レビュー

4.3

89件のお客様レビュー

  1. 5つ

    30

  2. 4つ

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  3. 3つ

    10

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2017/02/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

庭の梅の木で梅ジュース、梅酒を作る巻。 昼の月は四女曰く「夜でなく昼も見えるなんて得した気分」 長女の巻末の「おトクなのかなぁ、よく分かんないや。」 この違いが面白い。 長女の母親への気持ち、庇護元離れて働き始めると親の矛盾や幼さに気づいたりもするけれど、 親にも個性や性格がもちろんあって、一人の人間であり、息子、娘でもあったんだよなぁ、と。 四女のサッカーの青春、長女の不倫の恋、世代の違う感性をこうも描けるのって凄いと思う。

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2017/01/17

1巻から引き続き魅力的で、生き生きとした登場人物たちで物語はすすみます。いろいろありますが、それぞれに事情があり、誰も憎めないのがすばらしい。

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2016/03/27

作者の女性目線らしいリアルさと繊細な感受性が魅力です。すずと風太の会話が漫才みたいで楽しい。長女も完璧ではなくて、精一杯頑張っていますね。「人は信じたいものだけを信じて、見たいものだけを見る」幸の物語の伏線ですね。

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2015/11/03

人がどんどんつながっていくが、なかなか重いものがある。いろいろ背負いながらも強く生きる姉妹。 部分部分では理解できるが、丸ごと自分に置き換えたら、自分には耐えられない状況かもしれない。 で、中学生というのはこんな感じだったかな?と思いだそうとしたが、もうあのころの気持ちは思い出せ...

人がどんどんつながっていくが、なかなか重いものがある。いろいろ背負いながらも強く生きる姉妹。 部分部分では理解できるが、丸ごと自分に置き換えたら、自分には耐えられない状況かもしれない。 で、中学生というのはこんな感じだったかな?と思いだそうとしたが、もうあのころの気持ちは思い出せなかった。

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2015/08/13

末妹すずの鎌倉での新たな生活がスタート。入部したサッカークラブでも、新たな出会いと出来事が。一方、暮らし始めた鎌倉の家の庭に育つ梅の実、それで毎年作り続けている梅酒。

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2015/08/04

鎌倉という土地が絶妙に生きてる。小津の映画以来、脈々と大衆文化に生き続ける場所。東京に近いということもあるんだろうけど、確かに映像的に魅せる風景が多い。 マンガの内容としてはそんなに深みがあるようには思えないというのが正直なところ。カタルシスを感じさせる設定ではそもそもないからな...

鎌倉という土地が絶妙に生きてる。小津の映画以来、脈々と大衆文化に生き続ける場所。東京に近いということもあるんだろうけど、確かに映像的に魅せる風景が多い。 マンガの内容としてはそんなに深みがあるようには思えないというのが正直なところ。カタルシスを感じさせる設定ではそもそもないからないものねだりだろうけれども、「勝つ」という意識はポップカルチャーには意外に重要なファクターなんだと改めて感じる次第。悪くないマンガですけれども。

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2015/07/05

『海街diary ①~⑥』(著:吉田秋生) 「映画を観る前に原作を読んで!」という先輩からのアドバイスを実行(笑) もう何十年振りに漫画を買いました(笑) 原作が先か、映画が先か・・・ 悩んでるいる方も多いと思います 私の感想も結果論なんだけど、原作先で良かったかなぁ~ 映...

『海街diary ①~⑥』(著:吉田秋生) 「映画を観る前に原作を読んで!」という先輩からのアドバイスを実行(笑) もう何十年振りに漫画を買いました(笑) 原作が先か、映画が先か・・・ 悩んでるいる方も多いと思います 私の感想も結果論なんだけど、原作先で良かったかなぁ~ 映画は原作に忠実に進むけど、やっぱり時間の制限があるからか はしょられてる部分が多い そこを知らずして観るのか、そこを知っていて観るのか まぁ、これもお好みってところよね(笑) 久々に漫画で「早く先が読みたい!」と思えた作品です もぉぉ4姉妹の心模様に感情移入して号泣しました! どちらが先かはお好みなのでお任せしますが 是非とも両方楽しんで欲しいなぁと思います!

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2015/11/27

鎌倉の古屋に暮す三人姉妹、看護師・信用金庫OL・スポーツ用品店員。かつて、父も母も家を出ていった。父の死で、異母妹の中学生が加わる。 映画化されたとのことで読んでみました。ほのぼのかと思っていたら、結構、波瀾万丈、ワケありでした。

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2015/06/07

この巻は基本すず目線? 色んな立場で物語が描かれてるけど、幸とすずが中心だなー。 佳乃や千佳のもちゃんと見てみたい。 話は続いていくんだけど連作みたいな感じで、「続く」がないのもよい。

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2015/06/01

2巻で『海街diary』が大きく描こうとしているのがひとつ明確になったような。それは「いつの間にか」「気がつけば」という時の流れに対して振り向く、知らず知らずの人間の後退と停滞、そして「見えなかったじゃなくて見てなかった」ことを発見する人間の前進。

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