紗央里ちゃんの家 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
父と共にいとこの紗央里ちゃんの家を訪れた小学生である僕は血塗れの叔母に出迎えられる。 ホラーではあるんだろうけど、それほど危機感もない主人公のせいか恐怖を感じるわけでもなく、、、読み終わった今でもよくわからない。
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森見登美彦氏、唸る! 「おもしろい。でもグロい。 しかし、これはおもしろい。恐い。 グロテスクでない箇所が、特に恐い」
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き、気持ち悪っ…そんな物口に入れるんじゃありません!!雰囲気は世にも奇妙な物語みたいな感じ。終盤のお父さんの行は必要だったのか解らないけど、全部どうでもいいと言って吐くお父さんは実は一番まともなんじゃないかとも思える…気がする。
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もう既に不気味だとかいうレベルではないような気がする。なんだこれ。ひたすらグロい。食事中、思わずこの話の内容を思い出して、気持ち悪くて戻しそうになったほどグロテスクな内容。 ホラー小説は全くと言っていいほど読まないのですが、読み終わった後、軽い気持ちで手に取った自分を叱咤しました...
もう既に不気味だとかいうレベルではないような気がする。なんだこれ。ひたすらグロい。食事中、思わずこの話の内容を思い出して、気持ち悪くて戻しそうになったほどグロテスクな内容。 ホラー小説は全くと言っていいほど読まないのですが、読み終わった後、軽い気持ちで手に取った自分を叱咤しました。カルチャーショック。こういう書き方もあるんだなあ、といくつか感心するところがあって新鮮でした。 幽霊だけがホラーじゃないとは分かってはいたけれど、これがホラーというジャンルだということに驚いています。 なんていうか、所々出てくる小学生らしからぬ主人公の行動が不気味。主人公がゲーム感覚で部屋中を探していくようにしか見えない。私がもしこの家にやって来たら、同じように狂ってしまうかもしれないと思った。ただ気持ち悪いだけな読後感。 私みたいにホラー小説をあまり読んだことがない人、または気持ち悪いのが苦手な人にはお勧めできないかも。
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■0891. <読破期間> H20/10/8~H20/10/10 <本の内容> 叔母からの突然の電話で、祖母が風邪をこじらせて死んだと聞かされた。 小学5年生の僕と父親を家に招き入れた叔母の腕は真っ赤に染まり、 祖母のことも、急にいなくなったという従姉の紗央里ちゃんのことも、...
■0891. <読破期間> H20/10/8~H20/10/10 <本の内容> 叔母からの突然の電話で、祖母が風邪をこじらせて死んだと聞かされた。 小学5年生の僕と父親を家に招き入れた叔母の腕は真っ赤に染まり、 祖母のことも、急にいなくなったという従姉の紗央里ちゃんのことも、 叔母夫婦には何を聞いてもはぐらかされるばかり。 洗面所の床からひからびた指の欠片を見つけた僕はこっそり捜索を始めたが…。
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第13回日本ホラー説大賞長編賞受賞作です。 文庫版の表紙の絵は、「僕の小規模な生活」「うちの妻ってどうでしょう?」の福満しげゆき氏で、もうこれだけである程度作品の中身がわかってしまうってほどのわかり易いイラストです。 夏休みにいとこの家に遊びにいったら、ばあちゃんとひょっとし...
第13回日本ホラー説大賞長編賞受賞作です。 文庫版の表紙の絵は、「僕の小規模な生活」「うちの妻ってどうでしょう?」の福満しげゆき氏で、もうこれだけである程度作品の中身がわかってしまうってほどのわかり易いイラストです。 夏休みにいとこの家に遊びにいったら、ばあちゃんとひょっとしたらいとこの女の子が殺されていたようで、主人公の少年「僕」が、その家の中を探索する、という話です。 のほほんとのんきな世界観の中に、ざらざらする違和感を感じさせる血や肉や骨が見え隠れする、そのギャップが当時としては新鮮だったのでしょうが、いまとなっては大して真新しさもないうえに、文章上のつまづきが目立つように感じ、いまひとつと思いました。 不条理な世界、というにはなんとも中途半端に感じました。 でも、それを具体化しちゃうと、『悪魔のいけにえ』になってしまうので、興ざめ。 人間の慣れが一番怖いんじゃないかと思う。
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うーん、気持ち悪い話だけど、そこまで面白さが感じられなかったかな・・・もうちょっと期待したんだけど。
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