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源氏物語 新装版(一) の商品レビュー

3.6

11件のお客様レビュー

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2023/11/21

《目次》 ・序  円地文子 ・「桐壺」 ・「帚木」 ・「空蟬」 ・「夕顔」 ・「若紫」 ・「末摘花」 ・「紅葉賀」 ・「花宴」 ・「葵」 ・『源氏物語』と円地文子さんと私  瀬戸内寂聴

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2022/03/22

若かりし頃、源氏物語を蔵書しようと思い、複数の現代語訳を読み比べて、円地文子訳が語の使い方など最も自分の好みだった。

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2018/12/04

円地文子 訳 「 源氏物語 」昭和63年刷 1/5 桐壺〜花散里 源氏物語は 時代をそのまま保存した 時代小説だと感じた。その時代の美(女性的美、風流な言葉や自然、仏性や生命の永遠性など)を 保存している 1巻は 葵上と六条御息所の車争い、帚木の女性論、源氏と藤壺の密事、六条...

円地文子 訳 「 源氏物語 」昭和63年刷 1/5 桐壺〜花散里 源氏物語は 時代をそのまま保存した 時代小説だと感じた。その時代の美(女性的美、風流な言葉や自然、仏性や生命の永遠性など)を 保存している 1巻は 葵上と六条御息所の車争い、帚木の女性論、源氏と藤壺の密事、六条御息所と斎宮が伊勢へ など 女性 *葵の上は 葵で夕霧を生む→死 *空蝉は 帚木で登場→夕顔で伊予へ *六条御息所は 夕顔で登場→賢木で伊勢へ *藤壺は 若紫で登場→紅葉賀で冷泉帝を生む→賢木で出家 *紫の上は 若紫で登場→葵で結婚 歌の意味 *帚木(ははきぎ)=近づくと見えなくなる *空蝉=蝉が殻を脱ぐように *夕顔=夕霧に花が開くように顔を見せる 年立 *桐壺〜更衣の病死→更衣母の死→源氏 葵上と結婚 *帚木〜品定め *空蝉〜夕顔の死→伊予へ *若紫〜源氏 病気し北山へ→藤壺と *末摘花〜末摘花と *紅葉賀〜藤壺が冷泉院を生む *花宴〜右大臣家で花の宴 *葵〜葵上と六条御息所の車争い→葵上が夕霧を生み死ぬ→紫上と 賢木〜六条御息所と斎宮が伊勢へ→桐壺院の死→藤壺 出家→朧月夜と 花散里〜源氏が花散里へ 各帖のタイトルの入った歌がキーポイント 帚木「そこにあるかと近づくと見えなくなる帚木のように あなたの心をつかむことができない〜」 空蝉「蝉が殻を脱ぐように着物だけ残していった〜」 夕顔「白露の光を添えた夕顔の花にもまがう姿〜」

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2018/10/17

高校時代に読んで、そこから何度も読み返している作品。現代の言葉であるのに、当時の文を読んでいるかのような、美しい文章。また、ゆっくり読みたいです。

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2016/04/14

今までいくつか源氏物語を読んだが、今回は円地文子現代語訳のものを。 今まで読んだ谷崎潤一郎、角川ソフィアの玉上琢弥訳、講談社学術文庫の今泉忠義訳、これらとどのような違いがあるか楽しみだ。

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2013/06/28

30年ぶり!に読む円地源氏。 こんなに形容詞が多かったか、こんなにセンテンスが長かったかと改めてびっくり。 30年前にはまったく分からなかったけど、ここは訳者の超意訳部分だなと見当がつく部分があって、自分も大人になったんだなと思います。 しかし固有名詞のない物語って、大変。「女君...

30年ぶり!に読む円地源氏。 こんなに形容詞が多かったか、こんなにセンテンスが長かったかと改めてびっくり。 30年前にはまったく分からなかったけど、ここは訳者の超意訳部分だなと見当がつく部分があって、自分も大人になったんだなと思います。 しかし固有名詞のない物語って、大変。「女君は」とか「上は」とか「宮は」とか書かれているのが誰のことか、常に意識してなきゃなりません。 ああ、しんど。

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2012/12/05

一度きちんと源氏物語を読みたくて、あまたある中から円地文子さんの現代語訳に挑戦。それでも、やっぱりむずかしい・・・。1000年以上がたってもなお愛され続ける物語。原文で読みたい・・・なんて野望はすぐに打ち砕かれます。

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2011/03/16

出版社/著者からの内容紹介 国語学者の中でも、特に言語感覚が鋭敏だった訳者による『源氏物語』第二巻。十七歳になった光源氏は、「心あてにそれかとぞ見る白露の光添へたる夕顔の花」の女主人の、その名の象徴するような死に遇い、そこはかとなき人の世の無常を感じ、心労のあまり熱病にかかったが...

出版社/著者からの内容紹介 国語学者の中でも、特に言語感覚が鋭敏だった訳者による『源氏物語』第二巻。十七歳になった光源氏は、「心あてにそれかとぞ見る白露の光添へたる夕顔の花」の女主人の、その名の象徴するような死に遇い、そこはかとなき人の世の無常を感じ、心労のあまり熱病にかかったが、その加持のために北山に出向き、「手に摘みていつしかも見む紫の根に通ひける野辺の若草」の少女に最愛の女藤壺の面影を見た源氏は、本邸に迎え取って養育する。 著者紹介 1900年愛知県生まれ。1923年國學院大学文学部卒業。國學院大学名誉教授。文学博士。主著『国語発達史大要』『国語史概説』『現代語の性格』『日葡辞書の研究』『徒然草-附現代語訳』『源氏物語-本文編-』(共編)外多数。1976年没。 円地文子訳『源氏物語』(レビュー前)

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2009/10/07

好きとか嫌いとか 恋とか愛とか・・ 時代を超えて語り継ぐ(きっと永遠に) なんて人間って愚かで愛しい生き物なのでしょうか! 1000年位前に書かれた小説なのに、恋愛についてのあれやこれやはあんまり変わらないというか・・時空を超えた錯覚を覚えます。 でも確実に失われつつあるなー、...

好きとか嫌いとか 恋とか愛とか・・ 時代を超えて語り継ぐ(きっと永遠に) なんて人間って愚かで愛しい生き物なのでしょうか! 1000年位前に書かれた小説なのに、恋愛についてのあれやこれやはあんまり変わらないというか・・時空を超えた錯覚を覚えます。 でも確実に失われつつあるなー、風情とかもののあはれとか。 選書:川島

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2009/10/07

源氏物語、読もうかと思っていたところ、本屋で円地さん訳が平積みされていたので、こちらを読んでみることにしました。ちょっと読んでみて読みやすそうだったし。 「あさきゆめみし」は読んだことはありますが、文章で読むのはやはりいいですね。なかなか楽しい! 以前寂聴訳を読もうとして途中で挫...

源氏物語、読もうかと思っていたところ、本屋で円地さん訳が平積みされていたので、こちらを読んでみることにしました。ちょっと読んでみて読みやすそうだったし。 「あさきゆめみし」は読んだことはありますが、文章で読むのはやはりいいですね。なかなか楽しい! 以前寂聴訳を読もうとして途中で挫折したので、今度は全部読めるかな。

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