英文 風の歌を聴け の商品レビュー

村上春樹(著者),アルフレッド・バーンバウム(訳者)

2009/10/04

デビュー作だったそうだが、淡々としたノートのようで、評価が分かれる作品だろうなと思った。

そのまま書き続けてきて、ノーベル賞に一番近い作家といわれているのだから、力があることは間違いないのだが。

年号が算用数字書きなのが一番目立った。ただ、バーで交わされるせりふがおしゃれで印象深い。

作成日時 2007年05月20日 09:49

2009/10/04

とてもさわやかな読後感を得ることが出来る、村上春樹のデビュー作。
オレにとってはリアリティのない1970年代。
でも、まるで自分が見てきたかのように物語りの舞台を感じ取ることが出来る。

シリーズ物として続いていくんだけど、繰り返し読みたいと思うのはこれだけかなぁ。

2009/10/04

この後続いてゆく“鼠”とぼくの最初の話。読んだのは高校生のときかな。多分春樹の小説には全部星五つつけてしまいそう。それぐらい好き。これを書こうとして読み返したら、昔とは全然違う印象でした。今の方が切なくってもっと胸が痛い。
期せずして、主人公と同じ年になった事に気づきました。…また何年かしたら読んでみたい。