どこまでやったらクビになるか の商品レビュー
サラリーマンとして、どこまで可能かを記述した一冊。 ブログや副業など身近なものから、痴漢などおよそ縁のないものまで含めて。 裁判の実例が豊富にあったので、非常に参考になった。
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最後の最後は「玉虫色の解釈」が出てくる世界なのだが、身近にありそうな話で興味を持って読むことができた。
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「ブログで社内事情を書いている社員はクビにならないのか」「社内不倫をしたらクビになるのか」「内部告発をした時に自分の身を守る方法はあるか」など、労働法にまつわるサラリーマンにとって身近な疑問を題材にした労働法入門。気軽に読むことができ、それなりに実践的であると思う。法律解説を超え...
「ブログで社内事情を書いている社員はクビにならないのか」「社内不倫をしたらクビになるのか」「内部告発をした時に自分の身を守る方法はあるか」など、労働法にまつわるサラリーマンにとって身近な疑問を題材にした労働法入門。気軽に読むことができ、それなりに実践的であると思う。法律解説を超えた、副業や定年制などについての著者の見解も興味深かった。 ただ、体系性はほとんどなく、あまり深い内容ではないので、ちゃんと労働法を勉強したいという人には不向き。また、著者の学者らしからぬざっくばらんな物言いが魅力の一つだが、男性の育児休暇についてなど、ちょっとバイアスがかかったような記述が垣間見られたのは気になった。
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具体的な例(実例・架空設定)に対して解説をつけている形。労基法では8時間以上働いたら割増賃金を払う必要があり、8時間の勤務後に別の勤務場所で3時間働いたら、その3時間分は割増賃金を払う必要があるというのはびっくりした。
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様々なテーマに対して、労働法としてはどう考えるかを、一般向けに正に概説してくれる本でした。 多分仮として出ているシチュエーションは、裁判としてあった例なんだろう。極力固有名詞を避けて叙述したのは意味があるのだろうか。「有名ハンバーガーチェーン店」とか、伏せる必要も無い気がしました。
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わかったような、わからないような、そんな感じ。 テーマの設定と具体例があるので、 抽象的すぎて、微妙、ということはない。
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セクハラ・副業・内部告発など、会社で起こりうるトラブルごとに、解雇の妥当性や不当性の基準や、労災認定について、ざっくりと教えてくれる本。 働き始めたら嫌でも労働法を意識することになるのかもしれないけれど、 学生の自分が、いま読む必要はない本でした。
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日常的に職場で起きる問題を例に、裁判で争点となった実例と架空の例を織り交ぜて、労働法を分かりやすく解説した本。サブタイトルに「入門」とあるように、 大まかに書かれている。 とは言え、転勤や過労死、残業手当、内部告発といった喫緊の話題にも触れてあり、目を通す価値はあると感じた。
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チェック項目21箇所。ネット上でも企業の秘密漏洩は懲戒解雇に相当。社員の労働条件は本来は個別に契約をかわして決めるもの。それが大変だから就業規則を使って統一的に労働条件を決めている。転勤命令について・・・裁判所は社員に「通常甘受すべき程度を著しく超える不利益」が生じているとは簡単には認めない傾向。給料ドロボー・・・横領している人について法的にさばかれる。給料分の働きができないタイプについては簡単に解雇できない。会社としてしっかり教育することが先。合法的解雇・・・リストラ(経営不振を理由に)。三六協定があるだけでは定められた範囲で時間外労働をさせることが許されるだけ。会社は残業命令を出せるわけではない。試用期間から正式な雇用契約は始まっている。能力不足は社内での訓練で改善していけばよいとされる可能性高い。契約期間1年間の雇用契約について・・・労働者の適正評価・判断のためならばそれは試用期間。解雇には正当な理由が必要・・・適正がないは正当な理由に当たらない。セクハラ・・・極端に言えば相手の女性が不快にさえ思わなければ問題がないということ。日頃からのコミュニケーション等を心がければ不意打ちは減る。イギリスなどは労災がそもそもない。職場の喫煙に関して・・・努力義務。
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