1,800円以上の注文で送料無料

恋するコンピュータ の商品レビュー

3

4件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2017/03/26

アルフレッド・ジャリの『超男性』を連想させるタイトルの通り、感性と情緒をそなえたコンピュータの実現をめざして、人間の認知能力の綾に迫っている本です。 プラトンの『クラテュロス』以来の言語の問題に、発音体感に基づく仮説を打ち出し、フレーム問題に人間の「不安」に注目することからアプ...

アルフレッド・ジャリの『超男性』を連想させるタイトルの通り、感性と情緒をそなえたコンピュータの実現をめざして、人間の認知能力の綾に迫っている本です。 プラトンの『クラテュロス』以来の言語の問題に、発音体感に基づく仮説を打ち出し、フレーム問題に人間の「不安」に注目することからアプローチを試みるなど、とにかく大胆な発想が次々に示されていきます。 山形浩生が著者の、『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』(新潮新書)について比較的好意的な書評をしていた記憶があり、本書を手に取ってみたのですが、魅力と危うさを同時に感じてしまいました。西垣通の著作と同様に、エッセイとしては想像力を刺激されるところが多く、秀逸だと思います。

Posted byブクログ

2016/09/04

タイトルの割に、コンピュータ上の話がほとんどないという、微妙な一冊。 どちらかというと哲学畑の人の方が愉しめるかもしれません。 あと、子育て論に興味がある人とかね。 軽いエッセイだと思って読む方がお薦め。

Posted byブクログ

2013/01/08

012049. コンピュータの最先端技術と人間の心とが、言葉を介在して接近する。日ごろ当たり前のように使っている言葉の不思議さに気づかされるエッセイ。息子との交流の様子が微笑ましい。

Posted byブクログ

2022/07/13

情報科教員MTのBlog(『恋するコンピュータ』を読了!!) https://willpwr.blog.jp/archives/51143481.html

Posted byブクログ