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数学ガール フェルマーの最終定理 の商品レビュー

4.2

76件のお客様レビュー

  1. 5つ

    27

  2. 4つ

    29

  3. 3つ

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2011/08/01

「私はこの本に驚くべき感想を持ったが、それを書き記すにはこのレビュー欄は狭すぎる。」とでも言えば良いのか。まぁいつも通り、ミルカさん、テトラちゃん、ユーリちゃんというラノベ的女性配置とともに、フェルマーの最終定理の証明が段階ごとに示されている。今日も私はミルカ様推し。

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2011/06/30

わりと頑張ったつもりですが、それでも数式部分は2、3割読み飛ばしましたw マンガと違って数式が多くて・・・流れに乗れない・・・(´Д`)ハァ… フェルマーの最終定理については別の本で概要を知っていたのでなんとなく付いていけましたが、理解が深まったということもなく・・・。 数学...

わりと頑張ったつもりですが、それでも数式部分は2、3割読み飛ばしましたw マンガと違って数式が多くて・・・流れに乗れない・・・(´Д`)ハァ… フェルマーの最終定理については別の本で概要を知っていたのでなんとなく付いていけましたが、理解が深まったということもなく・・・。 数学的素養が無さ過ぎるんだなぁ・・・。 学校でも微分積分あたり完全に詰まったし・・・。 理解力はユーリ以下だし・・・。 「ゲーデルの不完全性定理」編の是非よみたいと思っていたけど、大人しくマンガにした方が良さそうな感じです。ハイ・・。 (´Д⊂ヽ 比較対象として正しいか分かりませんが、個人的にはサイモン・シンの「フェルマーの最終定理」の方が面白かったです。 この本の数式部分を飛ばしてしまう(つまり私の様な)人にはオススメできますので、是非一読を。

Posted byブクログ

2012/11/27

面白かった。 これは自分も手を動かしながら時間をかけたほうが楽しめるかと。 終盤のフェルマーの最終定理の証明は、流れを説明しているだけで、証明に必要な定理等は省略されている(全部載せたらおそらくとんでもなく長い)が、さらに学びたくなるように書かれているし、それ以前の章だけでも十分...

面白かった。 これは自分も手を動かしながら時間をかけたほうが楽しめるかと。 終盤のフェルマーの最終定理の証明は、流れを説明しているだけで、証明に必要な定理等は省略されている(全部載せたらおそらくとんでもなく長い)が、さらに学びたくなるように書かれているし、それ以前の章だけでも十分面白いのでおすすめです。

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2011/05/12

数学ガール第2弾! 新キャラのユーリも加わり、「僕」の周りは賑やかに。 ユーリ向けに出した問題は比較的易しいので理解することできます。 結構、数学の面白さがわかってくるんじゃないかなーと個人的には思ってます。

Posted byブクログ

2011/12/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「当然」を意識する←⇒物事を多面的に考える  本書は数学についての著作であるため、本来なら「数学」のコンセプトを出すのが筋だと思うけど、さすがに無理だった。  なので「本書における数学の扱い方、取り組み方」に関するコンセプトを考えてみた。  学校で数学を習うときは代数、幾何というように分野ごとに区切って学習する。しかし、本書では分野間のつながりについて言及している部分が多くある。例えば、 「《原始ピタゴラス数が無数にある》と《単位円周上に有理点が無数にある》は同値(60頁)。」 「複素数平面を使って数と点を対応付ける。数の計算は、点の移動に対応付ける。それで両方の理解が深まる―のですね(123頁)。」 「あっ。きっと、楕円曲線に群としての構造を入れたいのは、楕円曲線を研究する人なんですよ。そうすれば、アーベル群の構造を手がかりに楕円曲線を研究することができるのかも…(169頁)。」 など。  サブタイトルとなっている「フェルマーの最終定理」も谷山=志村予想によって異なる分野がつながり、証明に至る。分野間のつながりを重視するということは、物事を多面的に見ることだと考え、パワーであると考えた。  本書は小説という形式をとっているためとっつきやすいが、内容は難しい(単に自分の学力ないだけかもしれないけど)。上にあげた引用も正確には理解できていない。数式もどんどん出てくる。しかし、難しい問題は難しい数式や公式だけで説くことができるわけではない。その一例がこれ 「ガウスの整数Z[i]を使うと、Zにおける素数を砕ける場合があるというのは理解できる。しかし、砕けるかどうかを調べるのに《4で割った余り》が関係してくるのは不思議だ(139-140頁)。」  「ガウスの整数」なんて言うとかなり難しそうだけど(完全に理解するのはもちろん難しい)、ガウスの整数に関連した問題を解くときには「その数を4で割った余りがいくつになるか」を考えていく。  また、「√2が有理数であること」の証明では「素因数2の個数の偶奇」を調べている(一般的な高校数学では互いに素であるa、bを用いて「√2=a/b」と表し、aとbが互いに素にならない矛盾を示して背理法により証明する)。  「余りがいくつになるか」や「偶数か奇数かを調べる」なんて誰もが知っている。それが難解な問題を解くときにも用いられる。よって、物事を多面的にみた上で、「当然のこと」に意識を向けることが重要であると考えコントロールとした。 心残りなのはちょっと複雑な話になると理解できないということ。特に群・環・体と、オイラーの式のあたりがほとんど分からない。もう少し知識がついたら、もう一度読んでみたい。

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2011/03/31

副題の「フェルマーの最終定理」へ続く数学の各種問題は前回より分かりやすかったです。相変わらず解説が丁寧で分かりやすいので、非常にためになりました。 ブログはこちら。 http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/3651675.html

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2011/03/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[日販MARCより] 「僕」たちが追い求めた、整数の“ほんとうの姿”とは。3人の少女と「僕」が大活躍し、数学と青春の物語が膨らむ。彼らの淡い恋の行方は…。フェルマー、そしてワイルズに捧ぐ、魅惑の数学物語第2弾。 [BOOKデータベースより] 「僕」たちが追い求めた、整数の“ほんとうの姿”とは?「僕」と三人の少女が織りなす魅惑の数学物語。 第1章 無限の宇宙を手に乗せて; 第2章 ピタゴラスの定理; 第3章 互いに素; 第4章 背理法; 第5章 砕ける素数; 第6章 アーベル群の涙; 第7章 ヘアスタイルを法として; 第8章 無限降下法; 第9章 最も美しい数式; 第10章 フェルマーの最終定理

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2011/01/27

数学ガールシリーズ第二弾。これは言わずと知れたフェルマーの最終定理を題材とした作品。従妹のユーリも出てきてより賑やかになってます。合同式や互いに素など、整数論に欠かせない概念から始まり、フェルマーの最終定理の証明にいたる論理を「僕」をはじめとするキャラクターたちが、追っていく。フ...

数学ガールシリーズ第二弾。これは言わずと知れたフェルマーの最終定理を題材とした作品。従妹のユーリも出てきてより賑やかになってます。合同式や互いに素など、整数論に欠かせない概念から始まり、フェルマーの最終定理の証明にいたる論理を「僕」をはじめとするキャラクターたちが、追っていく。フェルマーの最終定理を題材にした本はほとんどが単なる歴史の話なのに対して、これは難しい概念、細かい証明はないにしろ、証明の流れがわかる。

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2010/12/14

さくさく読めて面白い. フェルマーの最終定理がこんな簡単に分かっていいのか!と思うほどすっと頭の中に入ってきました. 今度は紙を持って計算しながら読まないと... 再読予定.

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2010/10/21

このシリーズの不完全性定理、オイラーの贈物等、数々の数学の本で挫折を味わったが、フェルマーの最終定理だけではなく、オイラーの式も学べたことに感激。

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