治験 の商品レビュー
タイトルから医療小説かと思ったが、全然違っていた。失業中でやる気のない宮野にアメリカの会社マックスイミュノという健康食品を日本支社として販売する仕事が舞い込む。いかにも怪しげだが、年収1000万に釣られて請け負う。やがて、死者が出たり本社に連絡不能になり宮野はピッツバークに渡るが...
タイトルから医療小説かと思ったが、全然違っていた。失業中でやる気のない宮野にアメリカの会社マックスイミュノという健康食品を日本支社として販売する仕事が舞い込む。いかにも怪しげだが、年収1000万に釣られて請け負う。やがて、死者が出たり本社に連絡不能になり宮野はピッツバークに渡るが、宮野は命を狙われ危ない目に会う。組織や会社、バイオテクノロジーの研究所などいろんな思惑があったのだが、健康食品を販売し食べさせることが広義で治験ということだったのかな最後には感じた。宮野も旨い話に簡単に引っ掛かったというわけだ。
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面白いなぁ。と、ただひたすらページをめくりました。宮野に 仕事を持ちかけた彼の目的は?最後までドキドキです。
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2013.12.21ー83 仙川環4冊目。前半医療ミステリーの要素が強くテンポ良く読めるけれど、後半からはテロの話だったのか?と意外な展開。詳細は記憶にないものの数年前に読んだ『感染』の方が面白かったような・・。
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ハードボイルド的なタッチの部分もあり、仙川環の作家としての広さを感じた。一生懸命頑張ることを否定していた主人公が結局は誰よりも頑張るという、面白い展開。一見駄目そうな人物として描写されているが、実はかなりの実力者という点が他の作品と同じだ。その辺の人間の心理みたいなものが読者をひ...
ハードボイルド的なタッチの部分もあり、仙川環の作家としての広さを感じた。一生懸命頑張ることを否定していた主人公が結局は誰よりも頑張るという、面白い展開。一見駄目そうな人物として描写されているが、実はかなりの実力者という点が他の作品と同じだ。その辺の人間の心理みたいなものが読者をひきつけるのだろうか。アメリカの場面では、旅行したことのない自分にとって新鮮だった。いつか経験してみたいと思った。
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題名にそそられて読んだが、医療シーンは無かった。サスペンス物だが、わくわくするシーンもなく、あっさり終わってしまった。12.5.4
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無職の三十歳青年に突然持ちかけられた年収一千万円のおいしい仕事。「やったぜ」と思うのは早かった。「不審死!?俺、なんかヤバイことやってる!!?」お気楽な日々とは強制的にお別れ。おのれの良心に耳を傾け、ついにはアメリカまで真相を追跡するも―「ここまで危ない話だと、誰が分かるかい!」...
無職の三十歳青年に突然持ちかけられた年収一千万円のおいしい仕事。「やったぜ」と思うのは早かった。「不審死!?俺、なんかヤバイことやってる!!?」お気楽な日々とは強制的にお別れ。おのれの良心に耳を傾け、ついにはアメリカまで真相を追跡するも―「ここまで危ない話だと、誰が分かるかい!」ある依頼によって、無職の青年が国際巨悪の陰謀に巻き込まれた。予測不能の事態、見えない敵の魔手が次々と彼に襲いかかる。 (「BOOK」データベースより) 頑張らない&何事もほどほど、がモットーの主人公、宮野。 彼が怪しげな外国人に声をかけられて始まるイントロは、なかなか期待を持たせる作りになってますね。 健康食品と銘打った商品〈マックス・イミュノ〉、その胡散臭さをうまく使いながら、医療界の大きな謎に主人公は挑んでいくのだわーと、自分勝手に期待してしまいましたが・・・。 主人公が進んで行った先は、ちょっと思っていたところとは違ったようです。 硬派なタイトルとは裏腹に、作品後半はベタなアメリカドラマのようなストーリー展開。 バイオテロ・・・?これって医療サスペンスじゃなかったの・・・?? テーラーメイド医療など、いくらでも面白く持って行けそうなキーワードがあるというのに・・・。 最後はテロリストたちとの戦いに持って行ってしまうとは! ある意味意外な展開でしたが、中身は薄かったかなぁ。 医療用語に疎い読者にもわかりやすいように書いてくれたのはいいけれど、もう少し突っ込んで書いてくれてもよかったかも・・・。 何とも言えない物足りなさを、後に残す作品でした。
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30歳の宮野は、ハローワークで声をかけてきたアメリカ人に言われるがまま、健康食品の通販を始める。だが、顧客に不審死が続いていることに宮野は気付いた――本社と連絡がつかず、真相究明のため渡米した彼を、見えない敵の魔手が襲う。そこに隠された目的は恐るべきものだった!
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最初の方は面白かったけど、アメリカに渡った辺りからスケールが 大きくなりすぎて、イマイチだった。 やっぱり、上手い話にはなにかある。
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報酬は1千万円。 失業中の青年に持ちかけられた、おいしい仕事とは。。。 健康食品販売の代理店になること。 なんとなく始めてしまった仕事だが、 たまたま飼い猫にそれを食べさせたところ、なんと。。。!? スリリングな展開にドキドキ。。。。と言いたいところだけど、 盛り上...
報酬は1千万円。 失業中の青年に持ちかけられた、おいしい仕事とは。。。 健康食品販売の代理店になること。 なんとなく始めてしまった仕事だが、 たまたま飼い猫にそれを食べさせたところ、なんと。。。!? スリリングな展開にドキドキ。。。。と言いたいところだけど、 盛り上がりが弱いというか、なんとなく読み終えた。。。という感じ。 おしい!
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医療ミステリーシリーズの第4弾。 前にデビュー作の「感染」を読んだときは、言葉が足らなかったり説明しすぎだったり、 ちょっと読みにくい感じの作家かな?という印象だったのに、この作品は言葉に過不足がなく、 場面転換も自然で、サクサク読めるいい感じの作家に成長していたことにまず驚き...
医療ミステリーシリーズの第4弾。 前にデビュー作の「感染」を読んだときは、言葉が足らなかったり説明しすぎだったり、 ちょっと読みにくい感じの作家かな?という印象だったのに、この作品は言葉に過不足がなく、 場面転換も自然で、サクサク読めるいい感じの作家に成長していたことにまず驚きました。 医療ミステリーといっても、直接治療するような場面は出てきませんが、 ある意味実際に起きそうな(偶発的には起きているかも)テーマで、かなり引き込まれました。 また、主人公のキャラもいい。 ただ、ちょっと詰めが甘いところもあって、「え?あれはどうなったの??」な部分が気になります。 キレた感じはないけど、さっと読むには面白かった。
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