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トビー・ロルネス(1) の商品レビュー

4.6

9件のお客様レビュー

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2022/01/15

かわいい後輩からのプレゼント 最初は??って感じなんだけど 後半から面白くなってきた ちょっとハラハラもあり 友情や本当の勇気 親子の繋がり 人間の欲 裏切り 人を信じられなくなってもおかしくないと思うんだけど そうならない トビー!がんばれ!って感じ

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2012/08/22

トビー・ロルネスは身長1.5ミリの少年。大きな一本の木の上枝地方に、科学者の父と優しい母と幸せに暮らしていた。しかしそれは最早過去の話。現在13歳のトビーは何千人もの狩人に追われる身となっていた。目指す場所は下枝地方。トビーは追っ手をふりきれるのでしょうか。追われてるのは何故? ...

トビー・ロルネスは身長1.5ミリの少年。大きな一本の木の上枝地方に、科学者の父と優しい母と幸せに暮らしていた。しかしそれは最早過去の話。現在13歳のトビーは何千人もの狩人に追われる身となっていた。目指す場所は下枝地方。トビーは追っ手をふりきれるのでしょうか。追われてるのは何故? 一本の大きな木が世界のすべて。そこでは小人(と思われる)人達が暮らしています。舞台はファンタジーですが、その暮らしっぷりや人々の心は現実的で怖さを感じます。上枝に住んでいる人達は都会人で、下枝に住んでいる人達は良くも悪くも田舎の人という感じ。逃げつづける一巻はどうしても人の醜い部分が露わで読んでて苦々しい気持ちになりました。何故逃げないといけないのか、何があったのか、一巻である程度明らかにしてくれたので、モヤモヤせずほっとスッキリはしました。

Posted byブクログ

2012/05/17

生徒に書かせた読書案内で、とっても熱かったので読んでみたら…面白い!なんだかすごいいい拾い物をした気分なのだ! 一本の大きな木が、世界のすべて。(世界樹を彷彿とさせるよね) 少年:トビー・ロルネス、身長1.5mm。 村(木の枝の一角にある)の人たちに信頼されている学者であるトビ...

生徒に書かせた読書案内で、とっても熱かったので読んでみたら…面白い!なんだかすごいいい拾い物をした気分なのだ! 一本の大きな木が、世界のすべて。(世界樹を彷彿とさせるよね) 少年:トビー・ロルネス、身長1.5mm。 村(木の枝の一角にある)の人たちに信頼されている学者であるトビーの両親がある日窮地に立たされる。そして、トビーは逃げる。木の上の世界すべてを敵に回して。  とにかく1巻は逃げまくっており。ファンタジーの体裁をしていながら、その実ものすごいヤングアダルト。巻が進むにつれ、たくましくなっていくトビーと、明らかになっていく木の上の世界の真実。大人が読むと容易に頭に浮かぶ世界があって、苦しい。  骨太な全4巻。中2くらいからいけそう。

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2012/05/04

トビーは、身長1.5mm、体重0.06gの男の子。 木の上で暮らしている。 彼らにとっての世界は一本の木だ。 他にも木ははえていることや、木は生きているなどと言うと異端視される世界。 そして、その木は今開発によってどんどんエネルギーを奪われ、荒らされている。 まるで、今までの人類...

トビーは、身長1.5mm、体重0.06gの男の子。 木の上で暮らしている。 彼らにとっての世界は一本の木だ。 他にも木ははえていることや、木は生きているなどと言うと異端視される世界。 そして、その木は今開発によってどんどんエネルギーを奪われ、荒らされている。 まるで、今までの人類の歴史を見せられているかのようなそんな背景に考えさせられる。 トビーがたった1人で追われている所からいきなり始まり徐々に謎が明らかにされていきます。 お金の力によって多くの人々に裏切られながらも、トビーは機転をきかせて逃げ続ける。どうなるのか続きがとても気になるお話。 なんと言っても木の上で生活する人々という設定がたまらない。 最初の見開きにその木の簡単な地図があるのですが、それを見ながら空想するのもとても楽しいものです。 いうなれば、4巻構成じゃなく、上下巻くらいでやってほしかったかな…。

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2012/05/20

【10/27-30】N図。(こびと-男の子、異世界-木の世界、草原の民、なかま、かぞく-父母、旅、独裁者、いきもの-虫、昆虫)(シリーズ-1)(フランスの作家)(受賞作-サン・テグジュペリ賞)。N高学年~。1109読みたい本

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2010/05/12

トビー・ロルネス〈1〉空に浮かんだ世界 木の世界に住む、身長2㎜ほどの小人の物語です。 なぜ トビーは追われているの? なぜ 逃げているの 疑問につぐ疑問 少しづつ、謎が解けては行きますが ミステリー仕立ての内容はちょっとじれったいかも でも よくできたお話...

トビー・ロルネス〈1〉空に浮かんだ世界 木の世界に住む、身長2㎜ほどの小人の物語です。 なぜ トビーは追われているの? なぜ 逃げているの 疑問につぐ疑問 少しづつ、謎が解けては行きますが ミステリー仕立ての内容はちょっとじれったいかも でも よくできたお話です

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2009/11/12

フランスの児童文学は私にとってとても珍しかった。思いあげると星の王子さまぐらいしか浮かばないのだが。 木の世界に住まう、13歳にしては小さい1.5ミリの少年トビーは、たったひと り追っ手から身を隠し木を降りていた。 父親であり偉大な発明家であるシムのある主張のために、追放された...

フランスの児童文学は私にとってとても珍しかった。思いあげると星の王子さまぐらいしか浮かばないのだが。 木の世界に住まう、13歳にしては小さい1.5ミリの少年トビーは、たったひと り追っ手から身を隠し木を降りていた。 父親であり偉大な発明家であるシムのある主張のために、追放された一家は、それでも幸せに暮らしていた。しかしシムがある罪を犯したために、両親は投獄されてしまう。その難をひとり逃れたトビーは、ある大切な少女と両親への想いを頼りに、逃げてゆく。 ところどころにユーモアのある文が出てきて、読んでてとても面白い。周囲の人の人柄や、見え隠れする欲や人間らしさが、描写が細かいわけではないのにとてもリアルだった。 色々な謎を伏せつつ、話は展開してゆくのでとても気になる。しかしところどころ話が過去や現在に飛び飛びなので、たまに今どの目線で見ていいのか一瞬分からなくなる。 主人公トビーの勇敢さとユーモアと、どんどん強くなっていく心が読んでてとても痛快だと思う。

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2009/10/04

主人公は身長1.5mm、体重0.06gの木の上に住む人間。 彼らの世界は一本の木の上だけで、ここが世界の全てだと思っている。 そして木が植物の一種であり、日々成長しているものであることを未だ知らないのである。 このことを研究し、人々に「無駄な木の開発をしないように」訴えている...

主人公は身長1.5mm、体重0.06gの木の上に住む人間。 彼らの世界は一本の木の上だけで、ここが世界の全てだと思っている。 そして木が植物の一種であり、日々成長しているものであることを未だ知らないのである。 このことを研究し、人々に「無駄な木の開発をしないように」訴えているのがトビーのお父さん。 けれど、とある事件をきっかけにトビー達家族は木の頂きから追放され、地面に近い方へと追放されてしまう。 含みをもった書き出しから、時間を過去に戻ったり現在に戻ったりしながらテンポ良く話が進んでいく。 「どうして?」「なんでこうなったんだろう?」という好奇心がページを進めていく。 小学生向けと言い切るのはもったいない。 大人にも読んでもらいたい本。4巻で完結。あと3巻読むのが楽しみだ。

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2012/02/21

岩崎書店は良い本を手頃な値段で出してくれるねえ〜トビー・ロルネスは頂きに父母と住んでいたが,父が樹液がエネルギーとして使えるとした研究を発表しなかったために下枝へ追放された。5年の間に逞しく1.5cmになったトビーはエネルギーの使い方を探るボス:ジョー・ミッチェルに呼び戻され捕ら...

岩崎書店は良い本を手頃な値段で出してくれるねえ〜トビー・ロルネスは頂きに父母と住んでいたが,父が樹液がエネルギーとして使えるとした研究を発表しなかったために下枝へ追放された。5年の間に逞しく1.5cmになったトビーはエネルギーの使い方を探るボス:ジョー・ミッチェルに呼び戻され捕らえられた父母を救う戦いを逃亡中に始める〜2巻「逃亡者」は'08.9月予定。3巻「エリーシャの瞳」は'08.12月予定。4巻「最後の戦い」は'09.3月予定。っと。身長1.5cmの人間が大木を世界の全てと思っている社会に挑む・・・寓話的で嫌だが,構成を巧く作って,大人が読むにも堪えられる作としている。佳し!

Posted byブクログ