チェーホフ・ユモレスカ(1) の商品レビュー
チェーホフならではの短編集…だけど、個人的には長編のほうが好きかもしれない。時代背景をちゃんと理解してないからかなぁ。
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チェーホフ(1860−1904)が1880年から87年にかけて発表した 掌編小説を集めたものです。 以下、感想。 (1)長編小説と違って、短編、とくに掌編は、語られていない部分が たくさんある。 つまり、読み手と共有している部分、前提としている部分が ...
チェーホフ(1860−1904)が1880年から87年にかけて発表した 掌編小説を集めたものです。 以下、感想。 (1)長編小説と違って、短編、とくに掌編は、語られていない部分が たくさんある。 つまり、読み手と共有している部分、前提としている部分が 相当にある。 書き手が読み手に期待している前提とした部分が共有されていないと、 どこがおもしろいのか、理解しにくい。 (2)とはいえ、書き手の技術的な進歩は、前提としている部分が 共有されなくても、うかがいしることができる。 そんな、感じ。 この本を全部、読みとおすのはかなりな努力が必要です。 ただ、最後の3篇は、さすが、なので、そこまでがんばってたどり着きましょう。 途中、「心ならずもペテン師に」と「農奴あがり」は、よかったです。
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翻訳の下手さが衝撃的。 ひどい、ひどすぎる・・・ 日本語の能力だけみても出版できるレベルに達してないと思うが。 この翻訳が本屋に並んでしまうことにあきれる。 新潮社ではだれも出版の前に翻訳の原稿を読まないのだろうか? この翻訳でチェーホフと出会う人が可哀相。
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