大あたり殺人事件 の商品レビュー
言い回しのテンポと品の良さが小気味よい。特に 「くたばれ!自分の仕事に専念してろ!」「その両方はできないよ、どっちか一つにしていいかい?」のやり取りが好き。
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洒落てる。まあ犯人は早々に分かる。雨のトリックも解説に書かれてるほど酷いとは思わない。人物の処理がいい。モーナの殺人とマローンの弁護というここまでのシリーズのキャラをうまくまとめた。
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J・Jマローン弁護士シリーズ。翻訳4作目。 私としては2作目となる。 大はずれ殺人事件の続編となっており、マローン弁護士と友人ジェークと妻ヘレンが殺人事件を解決する。 大はずれ~でした賭けの続きで、殺人事件を追うことになるのだが、真相にたどりつけそうでなかなかたどりつけないし、2...
J・Jマローン弁護士シリーズ。翻訳4作目。 私としては2作目となる。 大はずれ殺人事件の続編となっており、マローン弁護士と友人ジェークと妻ヘレンが殺人事件を解決する。 大はずれ~でした賭けの続きで、殺人事件を追うことになるのだが、真相にたどりつけそうでなかなかたどりつけないし、2重3重に仕組まれているところがおもしく読めた。 結末は、なるほど、と思った。
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愛すべき酔いどれ探偵(弁護士)マローン+仲良し夫婦ジェーク&ヘレンが今回もドタバタを決めてくれた。 私の評価で読みやすいミステリ=頭の中で映像化して生き生きとキャラクターが動いてくれる モノだということが良くわかった。 この前作「大はずれ殺人事件」もそうだが、洋画を観ているような...
愛すべき酔いどれ探偵(弁護士)マローン+仲良し夫婦ジェーク&ヘレンが今回もドタバタを決めてくれた。 私の評価で読みやすいミステリ=頭の中で映像化して生き生きとキャラクターが動いてくれる モノだということが良くわかった。 この前作「大はずれ殺人事件」もそうだが、洋画を観ているような印象を受ける。各キャラクターの洒落た会話、煌びやかなカジノ、女性陣の綺麗な衣装。そしてテンポ良く話が進み、頭の中で映像化されて読者を飽きさせない。 ゆるーい黄金期の本格、ということでとても楽しめた。
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前2冊よりはどうしても ユーモア指数が足りないので 評価は落ちてしまいますね。 まあところどころにやってしまった感は 残ってはいますけどね。 しかし新婚1週間目で 別れを決意するお二方もまた どうにも仕様もないですわ。 相変わらず何をやっているんですか(笑) 今回は犯罪そのも...
前2冊よりはどうしても ユーモア指数が足りないので 評価は落ちてしまいますね。 まあところどころにやってしまった感は 残ってはいますけどね。 しかし新婚1週間目で 別れを決意するお二方もまた どうにも仕様もないですわ。 相変わらず何をやっているんですか(笑) 今回は犯罪そのものを 推測するのが困難です。 トリックそのものがまず思いつきませんからね。 対となるこのお話の結末は… わかりますよね。
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後悔してしまったのは、先行する「大はずれ殺人事件」を先に読まなかったこと。読む進んでいくうちに、シリーズと言うよりも続編、続編と言うよりも、いわば「下巻」であることがよくわかってきた。だから、もしこれから読む人がいたとしたら、絶対に「大はずれ」の方を先に読むことを勧める。その方...
後悔してしまったのは、先行する「大はずれ殺人事件」を先に読まなかったこと。読む進んでいくうちに、シリーズと言うよりも続編、続編と言うよりも、いわば「下巻」であることがよくわかってきた。だから、もしこれから読む人がいたとしたら、絶対に「大はずれ」の方を先に読むことを勧める。その方が何倍もおもしろいと思う。 では、読んだこと自体後悔したかって言うと、そんなことはない。とても楽しませてもらった。特に探偵役を務めるマローン氏のキャラクターがいい。優秀な刑事弁護士で酔いどれ。でも「酔いどれ」が全然暗くない。というよりユーモアミステリとでもいうジャンルの傑作で、読みながら思わずほほえんでしまうことが多かった。トリックとか真犯人とかいうよりも、登場人物達の時におしゃれで時に真剣さが笑いを誘う、そんな魅力にはまった方が楽しい作品である。
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破天荒に次ぐ破天荒、すべてを酒とジョークで解決する、ぶっとんだ名探偵たち。 ライスのミステリはどれもシニカルだが明るくて面白い。 素敵なアメリカミステリ。大はずれ〜の続編にして完結編。
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クレイグ・ライスの洒落たユーモアというかコミカル・ミステリー「大はずれ殺人事件」とセットで読むのが望ましいその続編というか完結篇がこちら。なるほど、通読してみれば、この二冊が傑作だとよくわかるでしょう。 お酒と洒落に満ち満ちた凄腕弁護士とその友人夫婦の可笑しなやりとりが、古い映画...
クレイグ・ライスの洒落たユーモアというかコミカル・ミステリー「大はずれ殺人事件」とセットで読むのが望ましいその続編というか完結篇がこちら。なるほど、通読してみれば、この二冊が傑作だとよくわかるでしょう。 お酒と洒落に満ち満ちた凄腕弁護士とその友人夫婦の可笑しなやりとりが、古い映画を見ているような味わいで楽しめる。 まぁ、何とも人を食ったようなミステリーではありますが、出てくる人物達の個性の強さというか豪傑さが、豪快というか爽快でさえあるのが、さすが。 酔いどれ弁護士マローンと仲良しジェーク&ヘレンのトリオの熱くてとぼけた魅力に酔って笑える人なら、はまるシリーズですね。
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