RURIKO の商品レビュー
石原裕次郎がいかにかっこよかったのか、 浅丘ルリコがいかに美しかったのか、 美空ひばりがどれほど孤独だったのか、 石坂浩二がどんな人であるのか、 とかが書いてあって、日本映画のおおまかな流れがわかる。 面白いというより、読み易くて、わかり易い。そんな感じ。
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女優になるべくしてなった美少女。この女優のスキャンダルからゴシップまで誰でもなんとなくしっいることを、「やっぱりそうなんだよ」と真理子さんは大胆に肯定して、女優のバックステージをドラマにしてしまう。 娯楽小説・大衆受けする小説の上手さはもう折り紙つき。女優の過去があからさまになっ...
女優になるべくしてなった美少女。この女優のスキャンダルからゴシップまで誰でもなんとなくしっいることを、「やっぱりそうなんだよ」と真理子さんは大胆に肯定して、女優のバックステージをドラマにしてしまう。 娯楽小説・大衆受けする小説の上手さはもう折り紙つき。女優の過去があからさまになったと思いきや、この女優と小説家は、「そんなところに真実はないのさ!虚像だよ、大衆がつくるイメージだよ。でも私たちはうらぎらないさ。るり子は女優なんだよ。どこまでが女優なのか分かるかしら?」って笑って握手しているだろう。私は御両人におみごと!と大向こうから声をかけよう。
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9.9読了。一日で読み終えた。浅丘ルリ子を題材に林 真理子が書いてるんだけど、巻末に「本書は著者の取材に基づいて、実在の人物をモデルに書かれたフィクションです。」となっているのだが、果たしてどこがいったいフィクションなのか?3.5.
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銀幕スターが文字通り空に輝く星だった、日活映画全盛期。 テレビ普及前なので、一般大衆はもちろんそのプライベートを知る由もない。 石原裕次郎、小林旭、美空ひばり、浅丘ルリ子・・・・ ルリ子の自伝のようなこの小説の中で、実名入りで大物スターの素顔が暴露されているので小気味がよい...
銀幕スターが文字通り空に輝く星だった、日活映画全盛期。 テレビ普及前なので、一般大衆はもちろんそのプライベートを知る由もない。 石原裕次郎、小林旭、美空ひばり、浅丘ルリ子・・・・ ルリ子の自伝のようなこの小説の中で、実名入りで大物スターの素顔が暴露されているので小気味がよい。 心の中ではずっと裕次郎に想いをよせながら、それでも男性からは常に大切に扱われ、女としては幸せな一生を送り続けるルリ子。 70歳になろうという今でも、20歳年下の男からかわいがられている。 「ルリちゃんは男をきらしたことがない」 孤独を酒でまぎらし、酔って深夜に電話をかけてくる美空ひばりが、 そう言って深いため息をつく。国民に君臨する女王でも女としての幸せはつかむことができなかったのだ。 小林旭はルリ子の初体験の相手だけれども、別れてからもずっと友達として気づかいあう素敵な関係を保っている。 男性に対する気持ちもサバサバしてるところがかっこいい。 今だから語る・・・・的な小説でおもしろかった。 SMAPのメンバーも、おじいちゃんになってからでいいから 「今だから語る、ジャニーズの内幕」暴露本をぜひ出してほしい。
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昭和の時代の美女の代名詞「浅丘ルリ子」を通して、その時代と芸能界に生きた人々を書いています。 同じ著者の「アッコちゃんの時代」と同じ手法であり同じ感想を持ちました。 時代を書くことに精一杯で主人公が掘り下げられていないのではないか。 結局、週刊誌の連載記事のような安っぽい小説にな...
昭和の時代の美女の代名詞「浅丘ルリ子」を通して、その時代と芸能界に生きた人々を書いています。 同じ著者の「アッコちゃんの時代」と同じ手法であり同じ感想を持ちました。 時代を書くことに精一杯で主人公が掘り下げられていないのではないか。 結局、週刊誌の連載記事のような安っぽい小説になったような気がします。
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戦後の映画界を支えた銀幕のスター 浅丘ルリ子を中心に 石原裕次郎や小林旭、美空ひばりなどとの エピソードが物語になっている 巻末にフィクションであるって書かれているのだけど・・・ どこまでが本当なんだろうって思います やっぱり会話はフィクションだけど エピソードはノンフィクション...
戦後の映画界を支えた銀幕のスター 浅丘ルリ子を中心に 石原裕次郎や小林旭、美空ひばりなどとの エピソードが物語になっている 巻末にフィクションであるって書かれているのだけど・・・ どこまでが本当なんだろうって思います やっぱり会話はフィクションだけど エピソードはノンフィクションかなと思います どうでも良いことなのですが 石原裕次郎はみんなの憧れだったようですが・・・・ 私は「太陽にほえろ!」のボスしか知らず え〜どこがカッコいいんだろう!?って感じです (ファンの方ゴメンナサイ)
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昭和は遠くなりにけり。登場しているスターの一番輝いていた時代を私はリアルタイムではしらない。本当に一般の人に夢を与えてくれる、別の世界に住む’’スター’’だったのだと思う。
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巻末には「本書は著者の取材に基づいて、実在の人物をモデルに書かれたフィクションです」とある。 裕次郎と北原三枝、ひばりと小林旭など往年のスターがぞくぞく登場して懐かしい。 石坂浩二との結婚にまつわるエピソードは「さもありなん」と思わせる。 映画からテレビへ時代がシフトし...
巻末には「本書は著者の取材に基づいて、実在の人物をモデルに書かれたフィクションです」とある。 裕次郎と北原三枝、ひばりと小林旭など往年のスターがぞくぞく登場して懐かしい。 石坂浩二との結婚にまつわるエピソードは「さもありなん」と思わせる。 映画からテレビへ時代がシフトしていった頃の空気感を巧みに再現していく技量は、さすがだ。
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浅丘ルリ子・石坂浩二はもちろん、 小林旭に石原裕次郎、美空ひばりナドナド 「実在の人物をモデルにしたフィクション」とは書いてあるが、 どこまで取材して、どこまで許可を得たのかが気になるところ。 読み物としても充分面白かった。 浅丘さんの評価が知りたい。 【図書館・初読・6/1...
浅丘ルリ子・石坂浩二はもちろん、 小林旭に石原裕次郎、美空ひばりナドナド 「実在の人物をモデルにしたフィクション」とは書いてあるが、 どこまで取材して、どこまで許可を得たのかが気になるところ。 読み物としても充分面白かった。 浅丘さんの評価が知りたい。 【図書館・初読・6/11読了】
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