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RURIKO の商品レビュー

3.5

39件のお客様レビュー

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2010/09/20

中吊りに出てた表紙写真に一目惚れ。一駅だったので、RURIKO?→浅丘ルリ子?くらいにしか認識できなかったものの、美人好きとしては読まずにいられるはずがない! と思いつつ、林真理子だったので図書館で予約。71番目だったのがようやくまわってきました。でもこの後に176人ひかえてるの...

中吊りに出てた表紙写真に一目惚れ。一駅だったので、RURIKO?→浅丘ルリ子?くらいにしか認識できなかったものの、美人好きとしては読まずにいられるはずがない! と思いつつ、林真理子だったので図書館で予約。71番目だったのがようやくまわってきました。でもこの後に176人ひかえてるので、ちょうど眠れなかったし、ということで一気読み。 読み応えのある一冊でした。大作を読んだ気にはならないけど、駄作を読まされた感もない。真理子節は薄味で、かつ、RURIKOというよりは日活を中心とした駆け足の日本映画史(スターメイン)という感じなので、真理子が苦手な人も意外と楽しめるかも。 個人的に、その時代のことはスターの名前はきいたことはあっても当然映像は知らないし、裕次郎も「あー団塊のひとたちが神格化してるスターでしょ」くらいの認識だったので、この本を読んだおかげで裕次郎の人気がようやく理解できた気がした。 さすがの林真理子も、浅丘ルリ子や美空ひばりを前にしては、下世話なえぐい感情を持ってくることはできなかった様子。その分、大好きな芸能界関係の描写は楽しそうに書いていた印象でした。序盤の満州の描写は小説っぽくて良かったんだけど、その分、終盤の裕次郎の死以降が投げやりな感が拭えないのがもったいない。 表紙のお写真は美しいんだけど、やっぱり手元に置いておきたいほどの本ではないです。でも一読の価値はあるよ!

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2010/07/11

生まれながら綺麗な人だったのね…。全盛期を見たいな。 内容(「BOOK」データベースより) 昭和19年、満州の帝王・甘粕正彦を四歳の少女が魅了した。「彼女を女優にしてください」。のちに画家・中原淳一に見いだされ、少女は「浅丘ルリ子」としてデビューした。時は昭和30年代、銀幕にひし...

生まれながら綺麗な人だったのね…。全盛期を見たいな。 内容(「BOOK」データベースより) 昭和19年、満州の帝王・甘粕正彦を四歳の少女が魅了した。「彼女を女優にしてください」。のちに画家・中原淳一に見いだされ、少女は「浅丘ルリ子」としてデビューした。時は昭和30年代、銀幕にひしめく石原裕次郎、小林旭、美空ひばり、燦めくようなスターたち。少女から女性へ、めくるめく恋の日々が始まった。太陽照り映え、花咲きほこる銀幕の裏側、スターたちの舞台は終わらない!自分を生きた女優の半生、一大ロマン小説。

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2010/06/22

華やかな、芸能界を舞台に描かれた昭和の一時代。バブルよりももっとずっと昔の、銀幕という言葉がぴったりの時代がそこにあります。 光輝く世界とその裏。消費され、過去の人になっていく、その存在の虚しさとルリ子の冷静さが対照的だと思いました。 昭和芸能史として面白い一冊ではないかと思...

華やかな、芸能界を舞台に描かれた昭和の一時代。バブルよりももっとずっと昔の、銀幕という言葉がぴったりの時代がそこにあります。 光輝く世界とその裏。消費され、過去の人になっていく、その存在の虚しさとルリ子の冷静さが対照的だと思いました。 昭和芸能史として面白い一冊ではないかと思います。

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2010/06/13

芸能人、しかもまだ存命中の人の話のせいだからか、なんだか女性週刊誌の記事みたい。著者に対する偏見かな。 それにしても昭和の芸能界ってつくづく石原裕次郎と美空ひばりで、あとはスーパースターといわれようと実は二人という星を巡る衛星みたいなものなんだねぇ。

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2010/04/13

RURIKOって浅丘ルリ子のことだったのかぁ。 週刊誌を読んでいるような感じでスルスル読んでしまった。 女優って特殊な職業だわ。演じていると素の自分を見失いそう。

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2010/03/13

どこまでがフィクションなのだろうか。実名で淡々と書かれていたが。浅丘ルリ子の昔の映画を見たくなった。2010/3

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2015/05/07

2009.05.15 かの有名女優、浅岡ルリ子さんを題材にした、フィクション。人間の細かい造形がすごい。 この本に出てくる人たち……石原裕次郎とか小林旭とか美空ひばりとか、私はほとんど情報を持っていないのですが(例:石原裕次郎→「太陽に吠えろ」「ブランデーグラス」、小林旭→「熱...

2009.05.15 かの有名女優、浅岡ルリ子さんを題材にした、フィクション。人間の細かい造形がすごい。 この本に出てくる人たち……石原裕次郎とか小林旭とか美空ひばりとか、私はほとんど情報を持っていないのですが(例:石原裕次郎→「太陽に吠えろ」「ブランデーグラス」、小林旭→「熱き心に」、美空ひばり→「川の流れのように」)、本人たちが目の前に浮かんでくるような、生き生きした人物描写でした。 あと、女優といえども人間なんだよなあ。という、忘れがちな事実を実感した。 やっぱ林真理子さんの文章は読みやすい。読ませる力量があります。

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2010/04/20

これは面白かった・・!!! 石原裕二郎がいかに超絶した存在だったかも伝わってきた。 ルリ子の性格が美しすぎるように感じてしまうのは仕方ないかー。 201004追記。 女は好きな男に贅沢させてもらうより、ほんとうに惚れた男のために苦労する方が幸せなんだな、と思わさせられた…。...

これは面白かった・・!!! 石原裕二郎がいかに超絶した存在だったかも伝わってきた。 ルリ子の性格が美しすぎるように感じてしまうのは仕方ないかー。 201004追記。 女は好きな男に贅沢させてもらうより、ほんとうに惚れた男のために苦労する方が幸せなんだな、と思わさせられた…。ルリ子、かっこいい。

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2009/12/04

女優、「朝丘ルリ子」をモデルにしたフィクション。 本当に美しい人は、自分のことを美しいだなんて思わないんだね・・・それが、その人にとっては当たり前のことだから。 やっぱり美人は得だ!!笑 表紙の写真が綺麗すぎて、何度も見つめてしまった。 また、冒頭の満州についての記述が、リア...

女優、「朝丘ルリ子」をモデルにしたフィクション。 本当に美しい人は、自分のことを美しいだなんて思わないんだね・・・それが、その人にとっては当たり前のことだから。 やっぱり美人は得だ!!笑 表紙の写真が綺麗すぎて、何度も見つめてしまった。 また、冒頭の満州についての記述が、リアル感を出すのに一役買っていると感じた。

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2009/11/15

すっごい期待していてやっと読めました! でもすっごいドロドロを期待していたわりにはあっさり。ルリ子に遠慮した?私の中でルリ子といえば「すいか」や「博士の愛した数式」、そして「僕の魔法使い」!なので、ちょっとピンとこないところもあり。もうちょっと詳しく知っていたらもっと楽しめたのか...

すっごい期待していてやっと読めました! でもすっごいドロドロを期待していたわりにはあっさり。ルリ子に遠慮した?私の中でルリ子といえば「すいか」や「博士の愛した数式」、そして「僕の魔法使い」!なので、ちょっとピンとこないところもあり。もうちょっと詳しく知っていたらもっと楽しめたのかなー。 今一歩足りない感じ。

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