ドイツ・オーストリア の商品レビュー
湖面に写る鏡像を含め…
湖面に写る鏡像を含めて全体の風景たる、という事実を、本書のP25を眺めると改めて実感する。魁夷の眼を通したドイツは、魁夷の精神世界の一部へともはや昇華しているのである。
文庫OFF
画家の眼には色使い含めてこんなに見えるんですなぁ。 写真とは違う絵の持つ力を改めて感じさせてくれます。 許されるならもう一度行ってみたい場所もあったりして、、、
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著名な日本画家東山魁夷の二度目の西欧旅行のときに描かれた作品の画集。 新潮文庫から出ておりコンパクト。 日本画家が描いたものとは思えない違和感の無さで、ヨーロッパロマンのを見事に描き切っている。
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(1984.04.30読了)(1984.04.27購入) *解説目録より* ライン沿いの古い町並み、水に映る鐘楼や森、その上の古城など、画伯を支えているもう一つの故郷ドイツ・オーストリアの風景画71点。 ☆関連図書(既読) 「森と湖と」東山魁夷著、新潮文庫、1984.03.25
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私は東山魁夷のヨーロッパの絵が大好きだ。 だから古本屋でこの小画集を見つけて購入した。 ドイツ・オーストリアは私も大好きな国。 ドイツへは私も何度も行ったし、また行きたい。 画集を見ていると懐かしく、まさにその空気自体を描いていると分かる。本当に東山魁夷の描く通りだと思う。 ...
私は東山魁夷のヨーロッパの絵が大好きだ。 だから古本屋でこの小画集を見つけて購入した。 ドイツ・オーストリアは私も大好きな国。 ドイツへは私も何度も行ったし、また行きたい。 画集を見ていると懐かしく、まさにその空気自体を描いていると分かる。本当に東山魁夷の描く通りだと思う。 素敵な絵ばかりだし、勉強になる構図ばかりだし、好きな色彩ばかりだし、こんな風に描けたらどんなに素敵だろう。 いつも思うことだけれど、また改めて思った。
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叙情的な色彩に、余裕を持った大胆な構図。小さな小さな文庫本の中から、魁夷の世界観がじわりじわりと伝わってくる。
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