ロマンティックな雑貨と暮らす の商品レビュー
とてもすてき。センスが良い、というのはこういうことなんだろうな。 一方で、わたしの好みは違うと、再認識しました。自分だったらもっとこういうものを……と夢想できたりもして、勉強になりました。 こういう雑貨紹介系の本を、たくさん読みたいな。
Posted by
そんなに女の子らしいのは。。。と思っていたけど、この人のもの選びは、やはりかわいい。食べ物のかわいいもの、動物型のビスケットとか、ピンクのケーキ。ロマンです。
Posted by
レースが特にすてき。 白いアンティークの家具やレースに囲まれて、 酔生夢死の人生が送りたいです。
Posted by
女もすなるロマンティックといふものを、男もしてみむとてするなり。そんな気分で覗いてみたくなった本書。 『ロマンティックな雑貨と暮らす』タイトルからして、男の私が見るのは恥ずかしかったが……。 著者・柳沢小実さんのご挨拶である「はじめに」のページを捲ると、一客のカップ&ソーサー...
女もすなるロマンティックといふものを、男もしてみむとてするなり。そんな気分で覗いてみたくなった本書。 『ロマンティックな雑貨と暮らす』タイトルからして、男の私が見るのは恥ずかしかったが……。 著者・柳沢小実さんのご挨拶である「はじめに」のページを捲ると、一客のカップ&ソーサーが凛と佇んでいた。惹かれた。白磁に図案化された青い花? が控え目に描かれている。カップの口とソーサーの縁には金が施されているのか。アンティークかもしれない。ソーサーのわずかに歪んだところが微笑ましい。 本書の後ろのほうに紹介があった。スウェーデンで買った、薄手のデミタスカップとのこと。はかなさに惹かれたかもしれないと書いてあった。 はかなさか。たしかに感じる。手のひらに包み込んでいつくしみたくなる、そんなカップだ。 セレクトされたアイテムはどれもみんな写真写りがいい。著者は日大の写真学科を卒業している。選択眼と撮影技術が相まって、どのアイテムも五感のどこかに引っ掛かる魅力を放つ。だからといって、可愛いすぎるわけでなく、甘すぎるわけでもなく、そして美しすぎるわけでもない。そう、やはりロマンティックという表現がしっくりくる。雑貨たちの背景にささやかな物語を感じるのだ。でも、鑑賞品として愛でるものではない。きっちり使う日用品、愛しさや優しさを感じさせる実用としての道具ばかりだそうだ。そこが、「暮らす」に繋がるんだなと納得。 ただ、私の庶民的な感覚だと、これらの雑貨は夢と現実の境にあるような物に思えた。この微妙なポジションが、紹介された雑貨の魅力のひとつでもあるのではないだろうか。 ■ 掲載されたもの レース、カゴ、缶と箱、文房具、レターセット、ガラス、動物小物、手芸道具、インテリア小物、クロス、ドイリー、スキンケア&ボディケア商品、洋服、身のまわりの小物、テーブルウェア、カトラリー、食べもの ほかに、 <私が好きな雑貨のお店> <私が好きなインテリアのお店> <私が好きなカゴのお店> 私は男でもどういうわけか雑貨が大好き。だから、こういう本にも惹かれる。でも、一般の男性にはやはりこの楽しさはわからないかもしれない。買えない物には興味ない人にも向かない。
Posted by
- 1