石を積む人 の商品レビュー
ジョーイとアンの老夫婦 ある日アンが心臓発作で倒れる アンは自分の死期を悟り、夫ジョーイへの手紙を家のあちこちに忍ばせる アンを失ったジョーイは妻との約束を果たすために石塀造りに打ち込むが、不良少年に襲われる ジョーイは彼等の裁判で石塀造りを手伝う条件をだし、石塀完成間近の日、登...
ジョーイとアンの老夫婦 ある日アンが心臓発作で倒れる アンは自分の死期を悟り、夫ジョーイへの手紙を家のあちこちに忍ばせる アンを失ったジョーイは妻との約束を果たすために石塀造りに打ち込むが、不良少年に襲われる ジョーイは彼等の裁判で石塀造りを手伝う条件をだし、石塀完成間近の日、登った山で銃弾に斃れる
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・生きることは積み重ねることだと思った。一人の人の優しさや怒り,傷つく背景には,その人の見てきた感じてきたものが理由として存在している。 ・自分がぐらついてしまうときそれを支えてくれる周りの人間の存在もあらためてありがたいと思った。そういう人たちの顔を思い浮かべられることをうれ...
・生きることは積み重ねることだと思った。一人の人の優しさや怒り,傷つく背景には,その人の見てきた感じてきたものが理由として存在している。 ・自分がぐらついてしまうときそれを支えてくれる周りの人間の存在もあらためてありがたいと思った。そういう人たちの顔を思い浮かべられることをうれしいと思った。 引用p341 「それどれの石はその下の石を押さえている。となりあった石どうしも互いを支えあっている。つまり『親石』がしっかりしていなくても,そのかわりに自分を支えてくれるしっかりした石があれがだいじょうぶってことなんだ」 また読みたい本。
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理想だけで終わらないところに魅力を感じられる1冊。 「人の心に残る人生を生きたい」全ての人に愛されたいと願っても、それは無理なこと。でも忘れ去られるのは寂しい。 一途にお互いを思い続けるアンとジョーゼフ。片割れの死の後にどう生きるかがテーマの1つ。もし、誰かと年を重ねていける...
理想だけで終わらないところに魅力を感じられる1冊。 「人の心に残る人生を生きたい」全ての人に愛されたいと願っても、それは無理なこと。でも忘れ去られるのは寂しい。 一途にお互いを思い続けるアンとジョーゼフ。片割れの死の後にどう生きるかがテーマの1つ。もし、誰かと年を重ねていけるなら、彼らのような夫婦でありたい(笑)愛情の深い物語。
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淡々とした話なので前半はつまらないど、後半からはかなり心にぐっと来ます。 私も先に死んだらこんな風に手紙を残していきたいと思う。 忘れてほしいけど、やっぱり覚えててほしいもん。 読み終わって心があったかくなりました。
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アンもそうだけど、ジョーゼフが本当にアンを愛していたのがすごく伝わってきます。 特別何か大きな出来事が起こったりするような話ではなくて、本当にどこにでも存在するような老夫婦のお話。だからこそこの話に出てくる人達の関係が真実味を帯びていると思います。 妻アンと幸せに暮らしている一方...
アンもそうだけど、ジョーゼフが本当にアンを愛していたのがすごく伝わってきます。 特別何か大きな出来事が起こったりするような話ではなくて、本当にどこにでも存在するような老夫婦のお話。だからこそこの話に出てくる人達の関係が真実味を帯びていると思います。 妻アンと幸せに暮らしている一方で、息子との確執があったり、若い子供達が取る行動へのやるせない憤りなど、人間関係についても色々と考えさせられる事もあります。 きっとこの本を読んだら誰もがお年寄りに対しての接し方を考えたりあるいは改めようと思うのではないでしょうか。2005.06.08読了
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