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ハンバーガーを待つ3分間 の商品レビュー

3.8

25件のお客様レビュー

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2013/02/18

書店で文庫本に再会して、ずっと昔に読んだが何故かレビューもせずに単行本が何処かに行ってしまったなぁと思い出して、再購入。当時とはまた違う感覚で読めるのが再読の醍醐味。ゲームクリエイターの思考回路を覗き見ている気分で読める。視野は同じはずなのに、そこから疑問を生み出す観察眼に脱帽。...

書店で文庫本に再会して、ずっと昔に読んだが何故かレビューもせずに単行本が何処かに行ってしまったなぁと思い出して、再購入。当時とはまた違う感覚で読めるのが再読の醍醐味。ゲームクリエイターの思考回路を覗き見ている気分で読める。視野は同じはずなのに、そこから疑問を生み出す観察眼に脱帽。それに対する考察の深さと、そこから更に展開させる発想の広さに感心する。著者が生んだ「シーマン」、あのふてぶてしいキャラクターが何故ヒットしたのか理解できた。本当に大切なものは「目に見えない」ところにあり、それに気付くところから始まるのだ。「問題のすげかえ」も、そんな発想から生まれた思考。「行列の科学」「選択の基準」は、私たちの日常生活に潜む、ちょっとした「違和感」をスッキリさせてくれる。こんな視点を持てたら、毎日が更に楽しくなりそうだ。

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2012/04/11

世の中をななめ後ろから見たようなエッセイ本。日常で感じた疑問不満をほっとかずに掘り下げていくので、読んでいてハッとしてばかりでした。昔は情報を物体化させることでお金を払えるようにしてたけど、電子化されるとうまくいかないというのは現状にぴったりだな~とひとりごち。

Posted byブクログ

2011/07/20

日常に蔓延る何気なく過ごしていると見逃してしまいがちな出来事をゲームクリエイターの視点から見るとこんな風に映るといった出来事が書かれたもの。 娯楽というものは生活必需品ではないため、消費者を不快にさせたりすると即座に切られる。そんなリスクのある職業だからこそ細やかな配慮や工夫と努...

日常に蔓延る何気なく過ごしていると見逃してしまいがちな出来事をゲームクリエイターの視点から見るとこんな風に映るといった出来事が書かれたもの。 娯楽というものは生活必需品ではないため、消費者を不快にさせたりすると即座に切られる。そんなリスクのある職業だからこそ細やかな配慮や工夫と努力が必要とされる。 その視点から見ると、国や行政のお役所仕事はやっぱり消費者(国民)の事を考えていなかったり、民間事業でも少し間違えればそういった状況に陥る。ほんの少しの気遣い、ほんの少しの工夫で消費者の不満は大きく軽減される。 この発想は色んなビジネスで役に立つと思う。 ただ、評価が少し低いのは、あげてる例が著者が日頃不満に思った事や不快に思った事を事例にしているため、なんだかネガティブな気持ちにもなってしまったからだ。

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2011/06/24

シーマンというゲームが懐かしい。思考方法の大公開とあるが、どこかで見たような内容の部分もあり。ただ、連載当時ならまた違った感想が持てた木がする。

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2010/08/20

いろんな角度で見ることのお手本になる本。 特に、目に見えないものの価値を考える重要性に対する見解は目から鱗でした。 日本は結果の、アメリカは機会の平等。 本当のサービス度とは客に選択肢を与えること。 イライラの正体は曖昧な状態に置かれたことによる。 よく考えると情報は通達でしか...

いろんな角度で見ることのお手本になる本。 特に、目に見えないものの価値を考える重要性に対する見解は目から鱗でした。 日本は結果の、アメリカは機会の平等。 本当のサービス度とは客に選択肢を与えること。 イライラの正体は曖昧な状態に置かれたことによる。 よく考えると情報は通達でしかすぎないものがある。 何もないところからつくられるスタンダードの面白さは何度も読みたい箇所。 この本を見てからお金を二重に取られるシステムによく気がつくようになった。

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2010/03/22

あまりピンと来ませんでした。 こういうタイトルの本はけっこう面白い本が多いと思っていましたが著者の本意が私には響きませんでした。

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2010/03/17

日常とは一味違う視点を教えてくれた1冊。 見方を変えると、今まで見えなかったモノが突然見えてくる。 街を歩くのが楽しくなった。

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2009/10/04

ゲームソフト「シーマン」や「the タワー」を作った人の着眼点が書いてある。だんだん屁理屈との境目がわからなくなってきた。読み物としては面白い。 佐藤

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2009/10/04

6月6日(水) 「現象」の反対は「本質」。私達が目にするすべては「本質」だけど、もし「本質」がその反対にあるのならそれを発見するには、少しあまのじゃく的な視点が必要なように思われる。この本は、そんな視点で綴ったちょっと変わったエッセイ集。 「現象学は思考の原理である」を読んでから...

6月6日(水) 「現象」の反対は「本質」。私達が目にするすべては「本質」だけど、もし「本質」がその反対にあるのならそれを発見するには、少しあまのじゃく的な視点が必要なように思われる。この本は、そんな視点で綴ったちょっと変わったエッセイ集。 「現象学は思考の原理である」を読んでからこれを読むと理解が深まる気がします。読みやすいし奥出研の人だったら読めば面白いと思うと思います。

Posted byブクログ

2009/10/04

3時間くらいで読んだ。読んでとくした気分。他とは違う視点に納得されることばかりだった。とりあげている題材は軽い内容だけど、言っていることは結構考えさせられることばかり。流し読みしても楽しいと思います。

Posted byブクログ