実験4号 の商品レビュー
図書館で借りたので本だけですが、この雰囲気は嫌いでないです。 つかみどころないところもあるけど、最後の後藤の登場と火星にいく理由で全てがまるっと纏まっちゃった。
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素敵な映画だった! 君と最悪な人生を消したい THEピーズっていうバンド知らなかった。実験4号って歌かっこいい なんかつくろう! 場所はのこってる!
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小説と映画という、ちょっと変則的な作品。 人間は地球から火星に移住し、日本自体が過疎地になってる。 ついでにロックンロールも廃れ、ジャカジャカ(?)が音楽の主流になっている。 ふだんなら伊坂幸太郎が一人で書く、凝った構成の小説の半分を、映画監督に任せたような感じがした。もちろんそこには、小説と映画だからできる良さがあって、合作の意義は十分にあったと思う。 小説はいつもの好きな伊坂幸太郎の雰囲気だったけど、やっぱりオチの半分は映画にあるので、小説単体だけでは面白さが分かりにくく、映画を見た後見返してあーそうだったのかとなる感じだった。 映画は全体的にセリフが聞き取りづらかったけど、狙いだったのかな? 子役があきらかにカンペだかカメラだかを意識しすぎていてぎこちないところがあったりしたけど、まあ、それもご愛嬌ですね。 とにかく、ビルが崩れたので、ハルの願いごともかなうといいなあと思う。 言葉は自分のこころを表現するために生み出されたものであるはずだ。にもかかわらず、言葉を連ねて自分の気持ちを説明しようとすると、なぜかどんどん本当の気持ちとはかけ離れたものになることがある。 そんなとき、人間はどうするか。 純粋で単純明快な、たった一言に託すのか。 それとも、ロックンロールなのか。
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Theピーズというバンドを知りませんでした。 そのバンドの曲「実験4号」に捧げるものらしい。 しかも、これ伊坂さんの小説と山下さんのDVDで1つの作品。 私は小説しか読んでない・・・図書館で借りたから。 だから、いまいちピンとこなかったのだ。でも面白かったけどね。 ...
Theピーズというバンドを知りませんでした。 そのバンドの曲「実験4号」に捧げるものらしい。 しかも、これ伊坂さんの小説と山下さんのDVDで1つの作品。 私は小説しか読んでない・・・図書館で借りたから。 だから、いまいちピンとこなかったのだ。でも面白かったけどね。 舞台は100年後の日本だし。火星に移住とかしちゃってる時代だし。 何気に3人しか残ってない小学校の部分、気になってたの。 ここがDVDでのお話とリンクしてるみたい。 DVD見る事あるかな。。。
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買うつもりはなかったはずなのに ライブ予定がしばらくなくて今更ながら勢いでつい購入。 伊坂さんは本当にピーズが好きなんだなぁ。 matogrosso の連載続けてほしかった。 山下氏についてはよく知らないだ。。 私は復活後に好きになったけど はるさんとアビさんが ...
買うつもりはなかったはずなのに ライブ予定がしばらくなくて今更ながら勢いでつい購入。 伊坂さんは本当にピーズが好きなんだなぁ。 matogrosso の連載続けてほしかった。 山下氏についてはよく知らないだ。。 私は復活後に好きになったけど はるさんとアビさんが 一緒に今 Theピーズ をやっていることが嬉しい。
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かなり前に買ったが、DVDを先に見るか、本を先に読むかで迷ってなかなか手を付けなかった1冊。結局、DVDを先に見た。 結局、どちらを見てからでも読んでからでもよい気がするが、本を読み終わった後にThe ピーズの"実験4号"は聴きなおしたくなること必須。子供3人の名前がピーズのメンバーの名前だと分かったのは、DVDを見ている途中から(虫かごに「ハル」と書いてあった。おお、彼がヴォーカルか?)。そう思うと、アビさんが卒業(脱退)するところも似ていてよくできている(本を読むと、ちゃんと説明されていたが)。 小説はまぎれもなく伊坂幸太郎の作品で、さっき見たDVDのフレームのちょっと出たところでの物語。昔の雑誌のインタビュー記事を拾うという、その発想がまたツボだった。 カステラにせよ、The ピーズにせよ、ピローズにせよそんなに熱心に当時聴いてたわけでもないけど、100年後の話のわりに20年以上前の感触がとても懐かしかった。
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高知大学OPAC⇒ http://opac.iic.kochi-u.ac.jp/webopac/ctlsrh.do?isbn_issn=9784062144766
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伊坂幸太郎さんの小説と、山下敦弘さんの映画がコラボした作品。 メインは伊坂さんの小説だと勝手に思っている! ふざけてるけど憎めないキャラクターにニヤリとさせられ、言葉のセンスがツボにハマる。 ロックンロールの意訳は「圏外」が一番好きかな? 映画の方も、小説の細かい所でリンクして...
伊坂幸太郎さんの小説と、山下敦弘さんの映画がコラボした作品。 メインは伊坂さんの小説だと勝手に思っている! ふざけてるけど憎めないキャラクターにニヤリとさせられ、言葉のセンスがツボにハマる。 ロックンロールの意訳は「圏外」が一番好きかな? 映画の方も、小説の細かい所でリンクしててニヤリとさせられた。 小説と映画のコラボ、面白い企画考えたよね。
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The ピーズの「実験4号」をモチーフにした、 伊坂幸太郎さんの小説「後藤を待ちながら」、 山下敦弘さんの映画「It's a small world」 から成るコラボ作品。 やっぱり伊坂さんの小説がよかった。 短いんだけど、 くだらないんだけど、 100年後で火星に移...
The ピーズの「実験4号」をモチーフにした、 伊坂幸太郎さんの小説「後藤を待ちながら」、 山下敦弘さんの映画「It's a small world」 から成るコラボ作品。 やっぱり伊坂さんの小説がよかった。 短いんだけど、 くだらないんだけど、 100年後で火星に移住してる人たちがいるって設定なんだけど、 日常的な会話や雰囲気にリアルを感じるし、 引き込まれるし、絆を感じてあたたまる。 映画は観なくても楽しめると思うけど…。 映画を観てみるとここがコラボなのかと納得はできた。 小説を読んでから観たけど、 小説の不思議な空気感を再現しようとしている感は伝わってくるけど、 やっぱり具体的に目で見えるとすこし萎える部分がある。 今回の伊坂さんの作品の空気感が空気感なだけに、余計そう感じたのかもしれないけど…。 文学の雰囲気と映画の雰囲気それぞれではさすが!よかったと思う。 個人的にはバラバラで出たのを揃えて、 いやーよかったな、ってなりたかったかも…。 セットになっていた分期待が高すぎたかも…。 蛇足 映画には個人的に好きなモデルの竹下玲奈さんが出演していて驚いた。 こういうのにも出てるんだと。 知ることが出来たのはよかった。
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すっきりした、読後感。 後藤がどうしても憎めなくて、伊坂作品にはよく登場する、どうしようもなくてはた迷惑なんだけど…憎めないキャラ、だなぁと。
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