家庭のような病院を の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
もやもやしていた部分を言語化してもらえた感じがします。 高齢者で症状が悪化し、いろいろと話し合った上で。これ以上の積極的な検査や治療など「何もしない」となった瞬間に、医療側は、特に医師は病室を訪れる回数が極端に減ることが多い。なんとなく足が遠のいてしまう。 何かをしていたほうがよほど楽なことは多い。「出来るだけの事はしましたが残念です」といえることが出来れば、それはそれで楽である。それなりの達成感がある。何もしないで見るということほど、辛いことはない。 自分の経験もありますが、するか/しないかだけではないんですよね。それに対するアプローチとしてのナラティブの大切さを教えてもらいました。
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