太陽の盾 の商品レビュー
起承転結で言えば、『承』と『転』あたりでしょうか。 現代(2037年)の地球に話の舞台は戻ったわけですが、その地球に、想像を絶する危機が起きようとします。その解決方法も、なんとも想像を絶するわけですが、危機の中身がこれほどの悲劇でなければ「冗談でしょ?」ですまされそうな、荒唐無...
起承転結で言えば、『承』と『転』あたりでしょうか。 現代(2037年)の地球に話の舞台は戻ったわけですが、その地球に、想像を絶する危機が起きようとします。その解決方法も、なんとも想像を絶するわけですが、危機の中身がこれほどの悲劇でなければ「冗談でしょ?」ですまされそうな、荒唐無稽な解決方法です。まぁ、それがこの作品のタイトルな訳ですが。 ファーストボーンによると考えられる地球の危機は去ったわけですが、次に引き起こされる騒動が、どんなもので、そしてどういう風に解決されるのか、非常に興味深いです。早く次が読みたいです。
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「時の眼」の続編。未訳の最終編を楽しみにしながら、本作を手に取った。太陽からの攻撃を避けるために、盾を作るというバクスター得意のギガスケール物語だ。というか、今回はバクスター節炸裂だ。 最高に面白い 魁種族が人類を殲滅しようとする。それに対抗する人類。太陽嵐を盾で防いだ瞬...
「時の眼」の続編。未訳の最終編を楽しみにしながら、本作を手に取った。太陽からの攻撃を避けるために、盾を作るというバクスター得意のギガスケール物語だ。というか、今回はバクスター節炸裂だ。 最高に面白い 魁種族が人類を殲滅しようとする。それに対抗する人類。太陽嵐を盾で防いだ瞬間に第二の殺人兵器が発見される!! それを救うのは、第二の人類だ。これまで AI とかにはまったく興味がなかった私だが、今回の3人の AI は好きになった。いやぁ、いい話だ。最終編にもきっと登場するんだろう。 前半が多少たるい印象が残るものの、人類破滅のXディあたりからの疾走感は最高。第二の殺人兵器で最大のピークを迎え、あとはゆるりと終わる。よかった!! 最終編、早く翻訳してくれぇ!!
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