水車館の殺人 新装改訂版 の商品レビュー
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十角館の殺人が面白すぎて、読んでみました。 物語の中で、当たり前の存在となっていた仮面に秘密があったとは、灯台下暗しでした。 トリックもしっかりしていて、ハッとさせられました。 ちょっと期待しすぎたかな、の星3です。
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本作は結構分かりそうで分からない、半分わかったけどそこ分からんかった!とかゆいところに手が届かすことが出来なかった、という読後感だった。台風という状況を上手く使ったクローズドサークル。ちょうどサンサンが来てた時期に読んでたので臨場感満載。個人的には十角館の殺人は超えてこなかったな...
本作は結構分かりそうで分からない、半分わかったけどそこ分からんかった!とかゆいところに手が届かすことが出来なかった、という読後感だった。台風という状況を上手く使ったクローズドサークル。ちょうどサンサンが来てた時期に読んでたので臨場感満載。個人的には十角館の殺人は超えてこなかったなぁという印象。この前に東野圭吾の危険なビーナスを読んでいたので、絵という点でそういう感じの絵なのかと思っていたけど裏切られた。
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結末はよかった、十確程ではないけどに似た驚きでラスト30ページは楽しかった ただそれまでの描写に面白みが薄く退屈した印象
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十角館の殺人程の犯人判明の際の衝撃は無かったが、この作品の方が殺人トリックの完成度とミステリー要素が高く、過去と現在が交互に語られる形式と世界観の作り込みが抜群。 平面図を確認しながら読み進めることができるので屋敷の位置関係の把握やイメージを膨らませやすかった上、後半で一気に伏...
十角館の殺人程の犯人判明の際の衝撃は無かったが、この作品の方が殺人トリックの完成度とミステリー要素が高く、過去と現在が交互に語られる形式と世界観の作り込みが抜群。 平面図を確認しながら読み進めることができるので屋敷の位置関係の把握やイメージを膨らませやすかった上、後半で一気に伏線回収されるのが気持ちよかったです。 作品を読み進めると水車館も十角館に通ずるものがあると判明する場面は心躍りました。伏線や読者がミスリードしてしまう部分は各所に散りばめられてはいますが、ミスリードに対しての強引さが無いので後半で犯人と謎が解けた時に、どういう事…??となるような現象が起こらないのと、ただ難解なトリックによる殺人→解決だけではなく、理屈だけでは説明できないような要素も含みながら終わる所が味だと思います。 十角館の殺人が完成されすぎているが故に他の作品を読んだ時にガッカリするのではないかと心配していたのですがすっかり館シリーズファンになりそうです。 次は迷路館の殺人を読もうかな。
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犯人や入れ替わりについては大方予想がついてしまっていたが、共犯者については予想できなかった。 十角館と同じ様に2場面を行き来するように話が進むのは面白かった。
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館シリーズらしい不思議さとミステリーとしての面白さがしっかり組合わさった作品だった。内容はもちろんのこと、雰囲気や作風も好みだったので★4です。
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十角館の殺人が面白かったので読んでみることにした。 水車館の図面を想像するのが方向音痴の私には少し難しかった。 一年前と現在が交互に進んでいくことによって、読者に結末を読み取りにくくさせていると感じた。 十角館の殺人ほどの衝撃はなかったが、作り込み度はかなり高いと感じた。
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十角館の殺人に続く館シリーズ2作品目。 個人的には十角館の殺人ほどの驚きはなかったが、その内容はさすがと思わせてくれるものでした。 話は暗い印象で進み、そこまで進展スピードも早くない。 登場人物の名前も覚えやすく、内容を理解しやすいなと感じました。 これらから個人的には、十...
十角館の殺人に続く館シリーズ2作品目。 個人的には十角館の殺人ほどの驚きはなかったが、その内容はさすがと思わせてくれるものでした。 話は暗い印象で進み、そこまで進展スピードも早くない。 登場人物の名前も覚えやすく、内容を理解しやすいなと感じました。 これらから個人的には、十角館の殺人よりも読みやすいミステリー小説だなという位置付けになりました。 (内容が薄っぺらいということではありません) 刊行順は逆になってしまいますが、前作の内容が根強く関わっている訳ではないので、ミステリー小説初心者はこの作品から読んでも良いのではないのかなと思いました。
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十角館を去年読み、再びミステリを読みたいと思ったところで館シリーズを思い出し手に取ったのが水車館の殺人。 今作は、ところどころに散りばめられたヒントにより論理的に考え、犯人を導くことが可能なように書かれているが、実際は綾辻氏の練られた設定によりそれは困難だと思い知らされる。やはり...
十角館を去年読み、再びミステリを読みたいと思ったところで館シリーズを思い出し手に取ったのが水車館の殺人。 今作は、ところどころに散りばめられたヒントにより論理的に考え、犯人を導くことが可能なように書かれているが、実際は綾辻氏の練られた設定によりそれは困難だと思い知らされる。やはり、館シリーズは面白かった。 結末の全てが明かされていくところがたまらない。なるほど!と胸中で拍手してしまう。今回も驚きと恐怖、ミステリの面白さを充分に実感させてくれる一冊でした。
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十角館を読んで、気になってシリーズ2つ目の水車館を読むことにした。 途中犯人はなんとなく分かったけど、読み手の主人公になり代わっていたとは思わなかった。 なり代わりの方法は、前回の十角館と同じで展開が少し読めてしまった。
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