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水車館の殺人 新装改訂版 の商品レビュー

3.6

495件のお客様レビュー

  1. 5つ

    61

  2. 4つ

    194

  3. 3つ

    189

  4. 2つ

    20

  5. 1つ

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2024/10/03

かの「十角館」に続く「館」シリーズの第2弾。 外界から断絶された雷鳴轟く洋館で起きる殺人。 門外不出の名画を観にきた来訪者、執事、家政婦に美少女、そして仮面を被った車いすの主人…。 非現実的で憂いを伴った館の静寂を破るように、 前作から再登場の島田潔が館の秘密に迫っていく。 ...

かの「十角館」に続く「館」シリーズの第2弾。 外界から断絶された雷鳴轟く洋館で起きる殺人。 門外不出の名画を観にきた来訪者、執事、家政婦に美少女、そして仮面を被った車いすの主人…。 非現実的で憂いを伴った館の静寂を破るように、 前作から再登場の島田潔が館の秘密に迫っていく。 1年前の9月28〜29日と現在の同日が交錯しながら複数の視点で話が展開していくため、霞がかったような浮遊感と、最後の幻想的でヒェッとなるオチが印象的で、約420ページがあっという間でした。 やっぱり、愛は時に人を狂わせるのでしょうか。。 最後に一言だけ、ツッコミを。 「倉本、そこは流石に気づけよっ!!」 ※ネタバレではありません

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2024/09/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

画家の息子である仮面をつけた館の主とその親友と幼妻、それから数名の客織りなす物語。 大小さまざまな事件が起こり、去年と今年を交互に描くことでどんどん読み進めてしまった。犯人は何となく予想していたがそれ以上に驚かされるものがあった。また、館の仕掛けを考えるのも面白かった。 どこか、物語めいた部分と現実らしさの中間のように感じいいバランスでよかった。

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2024/10/15

綾辻行人先生の王道も悪くないね。 前作「十角館の殺人」ほど衝撃度はないものの 古風ミステリーを漂わせる王道もの 捨てがたいです。 ただし、犯人当ててしまいました話 (推理小説で犯人当てたのこの作品だけです)

Posted byブクログ

2024/09/22

前半の館の説明や建物内の移動の描写がどうしても文章では想像できないところがあり、途中から細かい景色は考えないようにして読みました 伏線や謎がわかりやすく示されているため、犯人やトリックが予想てきてしまいました にも関わらずページを捲る手が止まらなかった 良い作品だと思います

Posted byブクログ

2024/09/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

死体の入れ替えは予想してましたが、まさか主にも成り代わっていたとは驚きでした。 どうしても十角館と比べてしまいますが、本作もとても楽しめました。

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2024/09/20

館シリーズを突然読み始めて二作目。一作目の新鮮さが失われるのもあるし、二作連続で面白いってなるのはあんまりないかなあと思ったけど、すごく面白かった!文章も不必要な描写でうざったくはなく、でも淡々としすぎてはいないからどんどん読める。この調子で館シリーズ読み進めたい!

Posted byブクログ

2024/09/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ここまで自分の推理通りの小説も珍しい。 古川の消失も完全に推理通り! 正木の障害も推理通り! 仮面をつけてるってことは入れ替わりやろ!という信頼感から、予想通りだった。 館のからくりと紀一の居場所はわからなかったが、最後のパートですっきり。 次作も読みたい。

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2024/09/10

久しぶりに館シリーズを読みました。犯人は大体察しがついていましたが細かいところは全然わかりませんでした。面白くて一日で一気読みしてしまいました。

Posted byブクログ

2024/09/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

十角館は結構好きだったんだけど、今作はあんまりかな〜。 登場人物のメモを取りながら読み進めていったおかげか、正木と古川と紀一の入れ替わりには結構早い段階で気づいてしまった。気付けて嬉しいけど、終盤の驚きが減ってしまったような気がして少しもったいなかったかも...。その他の細かいトリックもろもろは全然気付けなかった!! 館自体に大掛かりな仕掛けがあるのは館シリーズ共通事項なのかな?だとしたらあまり得意じゃないから次作は読むのやめておこうかな...。秘密の通路系が苦手なのかもしれないと感じた今作でした(館に仕掛けがあるならもうなんでもありじゃんと感じてしまう。。) でも胡散臭い登場人物とかなんだか不気味な雰囲気とかは好きなんだよな〜、悩ましい。 綾辻先生の後書きと有栖川先生の解説、面白かった。

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2024/09/07

前作に比べると随分サラッとしたミステリだったなーという印象。 途中でネタがわかるくらい、そんな複雑でもなかったし、描き方は面白く、エグい描写もあったけれど、割と普通に定番ミステリの域を出なかった気がする。 探偵役の島田さんも、キャラが立ってない印象だったし、ワクワクがなかったなー...

前作に比べると随分サラッとしたミステリだったなーという印象。 途中でネタがわかるくらい、そんな複雑でもなかったし、描き方は面白く、エグい描写もあったけれど、割と普通に定番ミステリの域を出なかった気がする。 探偵役の島田さんも、キャラが立ってない印象だったし、ワクワクがなかったなー。 これはこれで、素晴らしい作品なんだと思うけど、、、やっぱ大衆エンタメが好きなんだなーきっと。

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