水車館の殺人 新装改訂版 の商品レビュー

綾辻行人【著】

2024/11/25

正木が犯人らしいことは何となく分かったけど、まさか語り手が入れ替わってるとは思わず、本当にびっくりしました。

2024/11/21

作者本人が仰られているような「これぞ王道」「丁寧に論理立てていく推理小説」で安心して読める作品だった！次作も楽しみ

2024/11/13

『十角館』に続く館シリーズ二作目。
こちらも正真正銘、本格推理小説。
ただ、人里離れた古城のような洋館、無表情な執事、仮面を被った当主…といかにもな雰囲気がすごくて、現実感がなくストーリーに没頭できなかった。
正統本格好きの人にはそれこそがたまらないのかもしれないけど。
一年前と現在とを行き来しながら展開していくのは面白かった。
章が変わるごとに、え？さっきまで何してたっけ？とページを遡って思い出す…ということはたびたびあったが。
犯人についてはなんだか怪しいなと感じてはいたが、最後の謎解きでああそういうことかとすっきり。
ラストシーンの絵については、幻視という現実的じゃないオチで少し腑に落ちなかった。

2024/11/07

推理小説だけど読みやすくて好き！
何回も館の図面と登場人物のページ行き来したかわからないから今度から館のページはコピーします！！

2024/10/26

前作とは大分雰囲気が変わる
ミステリーとして普通に面白い
キャラクターとか細かいところが前作とリンクしてる箇所があるのでわかるひとは楽しめる箇所もある

ただこの作品でしか楽しめない...！
という要素もあまりないかも...

2024/10/15

犯人は途中からなんとなく予想がついていましたが、最後の結末に圧倒されました。
場所を把握するのがかなり難しかったので、何度も本文と地図を行き来してしまいました。でもそのおかげで、風景を具体的にイメージすることができたので楽しかったです。

2024/10/11

奇をてらったあっと驚く仕掛けや、まさかのどんでん返しといった飛び道具はあまり登場しません。ただただ細やかで丁寧な謎解きと、不気味な館、怪しい登場人物の描写に惹きこまれました……！

前作十角館の殺人と同様、章毎に場面が入れ替わり、異なる視点で同時に物語が進んで行く構成なのですが、私はとても好きです。

真綿で首を絞められながらちょっとずつちょっとずつ、息つく暇もなく、気が付いたら物語の深部に到達している。そんな感覚でした。

2024/10/10

15/2024
「水車館の殺人」綾辻行人

十角館の殺人で受けたものと同じくらいの衝撃
全く気づかなかった、、、

2024/10/06

館シリーズ第2弾。
十角館の殺人から読み始めてます。
敢えて前知識入れずに読みましたが、探偵役の島田が、犯人の名前を呼ぶところで驚愕させられました。
トリックとしてはよくある感じだなと思えたが、犯人の心理描写や建物の描写がとても細かくて、映像と共に、水車がゴトンゴトン動いてる音まで聞こえてきそうで、実際にあったらぜひゲストとして出向いてみたい。そんなオススメの一冊です。

2024/10/04

一年前の事件を解き直す。証言から推理をしていくところが面白かったです。館シリーズがどんなものかを調べずに読んでみたので前作からの続きもあれば今後はどんな館の構造なのかと楽しみになりました。ただ前作のような一行で全部がひっくり返る！というよりはジリジリと解決に繋げていくところが好みによるかなと思います。その分自分でも読みながらこいつが犯人だったら…と考えていけるのでシリーズの中で好きな話を探していきたいです。