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ママ、ひとりでするのを手伝ってね! の商品レビュー

4.1

43件のお客様レビュー

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2024/07/09

様々なモンテッソーリ教育の本がありますが、この本が一番詳しく丁寧に書かれている気がします。 子どもに対してだけでなく、自分自身にも後輩などの大人にも広く適用できる考え方だとも感じました。 「自分が変わる」ことを体験した人だけが、主体的に学ぶ態度を現す。

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2023/11/10

自然からの宿題とかいう表現に、また始まったよ… って思いはした。別に動物的にこの年齢の時はこういうのを学ぶ時期でよくない? あと、良い子ってなんだよ。 誰にとって良い子なのよ。社会にとって?大人にとって?…っていうのはあれど、めちゃくちゃ良書。 モンテッソーリ系の本はこの一冊読め...

自然からの宿題とかいう表現に、また始まったよ… って思いはした。別に動物的にこの年齢の時はこういうのを学ぶ時期でよくない? あと、良い子ってなんだよ。 誰にとって良い子なのよ。社会にとって?大人にとって?…っていうのはあれど、めちゃくちゃ良書。 モンテッソーリ系の本はこの一冊読めば良いのではないでしょうか。 とにかく子育てしている人は一読の価値ある一冊です。

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2021/07/02

子どもを成長させるとは、自分のことを自分でできるようにさせること。そのために、大人は子どもの周りの環境を整えてあげることが必要。待つこと、見守ることが大事。その他、事例が多数。

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2021/06/29

実例を交えながらモンテッソーリ教育の紹介をしており、わかりやすいがやや冗長で、体系的なまとまり方がされてない

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2021/02/08

0歳から小学校入学前の子供への教育について、実例を交えながら書かれた本。 前半は理想的な教育について書かれていたので現実的に感じられなかったが、後半は日常生活にモンテッソーリ教育を取り込むにはどうしたら良いか具体的に書かれていて面白かった。本に書かれている通りにはいかないし、モン...

0歳から小学校入学前の子供への教育について、実例を交えながら書かれた本。 前半は理想的な教育について書かれていたので現実的に感じられなかったが、後半は日常生活にモンテッソーリ教育を取り込むにはどうしたら良いか具体的に書かれていて面白かった。本に書かれている通りにはいかないし、モンテッソーリ教育の園に入園させる予定もないが、参考になる部分が多かったのでできるところから実践したい。結局、子供を急かさず手を出さず、好きなことを満足するまでやらせてあげるのが大切なんだよねぇ…頭で分かっていても中々その通りにはできない…。少しずつ意識改革していこう…。 モンテッソーリ教育が目指す子供像になっていくことを「正常化」と言うのがなんか衝撃だった。正常とは…

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2021/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

文体や内容の古めかしさは仕方ないとして、上から目線な表現が見受けられて、育児中の身からすると、ダメ出しされているようで嫌な部分はある。 しかし内容は納得できる、今すぐにでも実行に移したいと思うことが多い。 ■3歳まで  吸収する心で、様々な印象を内面にためて行く。美しい言葉や音楽、いつも愛されているという安心感や安定した雰囲気、豊かな文化や自然が身辺にあることが望ましい。 ■3歳から6歳 感覚の敏感期…感覚の洗練 運動の敏感期…筋肉運動の調整 ◎感覚の敏感期 視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚 これらを使って何度も何度も経験しながら、感覚を洗練し、僅かな差異や段階が、分かっていく。微妙な差や対照、段階が感じ取れることは、デリケートなセンス、高度な技術、専門知識やモラルが育つ土台となる。 ◎運動の敏感期 随意筋肉を調整する。体を使うことに力を惜しまず、精一杯努力する時期。 ・体全体を動かす ・バランスをとる  重いものを持って、自分の体との均衡関係を確かめる。線の上をバランスをとって歩くことも大切。 ごみ捨てに、子ども用の袋を持たせるのも良い。 ・手首や腕を使う  ひしゃくで水を汲む、飲み物をコップに注ぐ、ほうきで掃く、うちわであおぐ、床を雑巾で拭く、シーツなど大きな洗濯物を手で絞るなど。日常生活でも、包丁やはさみで切る、お箸を使う、雑巾を絞るなどを取り入れる。 ・指先を使う  4歳前後に習得するのが楽。おはしを正しく持って使う、ナイフでりんごをむく、鉛筆を正しく握り、書く、いろいろな編み方、ひもの結び方、留め方、針に糸を通す、縫うなど。 ◎知性の働き ①分ける(分析)、集める(集合)、比べる(比較)、合わせる(対応) ②連続させる  玉通しやビーズつなぎなど ③包囲する  ひもを結ぶなど ④抽象する  具体物の中に共通の性質を見つける、形など。 ⑤因果関係を知る   こうした知性の働きが、敏感期と重なり、「自分から学びとっていく力」が生まれる。学びとる能力が身につくのは、随意筋肉わを自分の意志で目的に向かって正確に使うことに強烈な興味とエネルギーが出てくる幼児期。 ◆こどもが変わる過程 1. 自分が自由にとりかかること 2. やり始めたことに続けて取り組むこと 3. そのことに全力を傾けること 4. 「済んだ」「できた」という表情で自分からやめること。その後に喜びが内面からあふれてくること こどもは、体、意志、知性を総動員してこの過程をたどり、自分をひとまわり大きく成長させていく。人間は手を働かす仕事によって自分を形成する。 ◆日常生活の練習 基本的運動→日常生活→自分の生活→自分自身の世話                 →自分の周囲の世話           →社会の生活→礼儀やマナー 日常生活練習は、生活習慣を身につけたり、しつけをすることとは根本的に違う。幼児期の発達課題に対応して、日常生活を構成する「運動」と、運動を支配する「知性」、「意志」を統合し訓練する。

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2020/10/06

医学博士であったモンテッソーリが確立した教育法について、分かりやすく解説された本です。 タイトルの呼びかけはママですが、もちろん、パパが読んでもためになる内容ですよ〜。 大人から見るとじれったくて、ついつい手出し口出ししたくなってしまう子どもの行動も...

医学博士であったモンテッソーリが確立した教育法について、分かりやすく解説された本です。 タイトルの呼びかけはママですが、もちろん、パパが読んでもためになる内容ですよ〜。 大人から見るとじれったくて、ついつい手出し口出ししたくなってしまう子どもの行動も、それぞれ子ども自身を成長させる理由があってしていること。 大人の価値観で教え込むのではなく、子供をよく観察して、子供がそのときに必要としている環境を整えて子どもに提示する、子供と結びつける。そうすることで子供は自然と成長していく。 それが、「手伝う」ということ。 この本を読んだのは、我が子が幼稚園の頃。 もう10年も前のことです。 光陰矢の如し!早すぎてびっくりしちゃいますが… 当時一生懸命に意識していたこの感覚も、子が10代を迎えた今は薄らいでしまっていました。 現在、下の子が中学生で反抗期真っ只中。 私は、私の価値観を一方的に押し付けてはいないだろうか? 今回読み返してみて、一度初心にかえってみなくてはと思わせてもらえました。

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2020/08/28

モンテッソーリ教育の中で分類される、子供(0〜24歳)の成長サイクルのうち 0-6歳、特に3-6歳の時期にフォーカスして その時期特有な「敏感期」への対応、 そこへの「知性」の統合、 これらの重要性、そして大人の接し方について詳しく述べられた本。 個人的な意見として、 大切な...

モンテッソーリ教育の中で分類される、子供(0〜24歳)の成長サイクルのうち 0-6歳、特に3-6歳の時期にフォーカスして その時期特有な「敏感期」への対応、 そこへの「知性」の統合、 これらの重要性、そして大人の接し方について詳しく述べられた本。 個人的な意見として、 大切なのは、早いうちから算数や国語、英語ができるようになることではなくて もっと根本的な、考え抜く力や困難に立ち向かう力、自分で考え決定できる力、臨機応変に対応する力だと思っているけれど モンテッソーリ教育では 幼少期に肉体的エネルギー、精神的エネルギーが統合されることでのみ これらが達成できる、との考え。 実際にこの過程を経験した子供たちが良い方向へ変わっていったエピソードを見ると 本当にこんなにうまくいくのか、と半信半疑ながらも 出来るならその方向に導いてあげたい、と思うので 自分にできることを少しずつしてあげたいと思った。 そのためには、私にはまだまだ圧倒的に知識が足りないので 日常生活練習に少しずつ落とし込みながら もっとモンテッソーリに関しての勉強もしていきたいと思いました。

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2020/04/21

 簡単なことほど難しい、というのはよくあることです。  教育でも同じことが言えると思います。教える内容で言えば、学校が上に行くほど難しくなります。小学校よりは中学校、中学校よりは高校の方が勉強が難しいのは言うまでもありません。  しかし、それを上手に教えるとなると、話が違って...

 簡単なことほど難しい、というのはよくあることです。  教育でも同じことが言えると思います。教える内容で言えば、学校が上に行くほど難しくなります。小学校よりは中学校、中学校よりは高校の方が勉強が難しいのは言うまでもありません。  しかし、それを上手に教えるとなると、話が違ってきます。大人から見るとただ遊んでいるように見える幼児期の子どもたちに何をどう教えればいいのか、これは子育てをしてみれば分かりますが、意外と難しいものです。  さて、この本はモンテッソリーの幼児教育をベースに書かれています。私も、「モンテッソリー」という言葉は聴いたことがあったのですが、その内容についてはよく知りません。そういう人でも、この本を読むと、なるほどと思うことがいっぱいあると思います。実際、私もそうでしたから。  子どもの知能の発達に、手の活動が大きくかかわっていることが、「はじめに」で述べられています。ところが、実際に我が子の様子などを見ていると、ことのほか不器用であったり、せっかく一生懸命やっているところを大人が(つまり私です)手伝ってしまったり、という場面が多くあることに気づきます。  いきなり反省。  しばらくすると、3歳までの子どもの成長が、いかに大切かが述べられています。実は、うちの下の娘がちょうど3歳。  しまった、読むのが少し遅かったかも。  そして、子育てに疲れたときに思い出したいモンテッソリーの言葉。  p.110「どんなに目の前の子どもたちが騒ぎ回り、無秩序で乱雑で手におえないように見えても、やがてその子の奥底から、あのすばらしい子どもが現れてくるのを信じなければなりません。そこにはまだいないけれども、その子の中にはもうひとりの新しい子どもがいるのです。そこにはまだいないけれど、必ず現れる子どもの高い資質を信じ続けねばなりません。」  最後に。この本の良いところは、決して理論の紹介で終わっていないところです。モンテッソリーの考えに基づいた具体的な実践の場面が、たくさん紹介されています。やはり、教育は現場ありきです。  ぜひ子育てに悩んでいる方。お読みください。

Posted byブクログ

2020/02/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

モンテッソーリ教育とはなんぞや?という状態で本を読了。子どもをよく見る、やりたいことは自分でやらせる、集中している邪魔をしない。というあたりは、考えれば普通のことだと思うが、日常生活をスムーズに送るために、子どもの気持ちを犠牲にして、親がちゃっちゃと終わらせてしまうこともよくある。 普段の生活で、子どもの行動を優先させられるよう反省しつつ、これから少しずつ大きくなり、本書に書かれているような敏感期が訪れることが待ち遠しくなった。

Posted byブクログ