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日本人の顔 の商品レビュー

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2021/11/04

<目次> プロローグ 「顔」から日本文化をどう読むか 第1章   土偶と埴輪~縄文人と弥生人の特徴 第2章   仏像と神像~青年と老年の理想化 第3章   優しい翁と怖い翁~人間的な存在と神に近い存在 第4章   親鸞の顔と道元の顔~人間と思想の複雑さ 第5章   中世の武士の顔...

<目次> プロローグ 「顔」から日本文化をどう読むか 第1章   土偶と埴輪~縄文人と弥生人の特徴 第2章   仏像と神像~青年と老年の理想化 第3章   優しい翁と怖い翁~人間的な存在と神に近い存在 第4章   親鸞の顔と道元の顔~人間と思想の複雑さ 第5章   中世の武士の顔~倨傲と決死の面魂 第6章   オカメと般若~生活の匂いと霊的な気配 第7章   円空彫刻の笑顔と木喰彫刻の笑顔~赤子と老人を手がかりに 第8章   江戸時代の女の顔と貴族の顔~丸顔から面長へ エピローグ 「顔」を読む迷路 <内容> 宗教学者の「顔」から日本史を辿る旅。もともとは1986年の本。2008年に文庫化した。多少古い面もあるが、視点が面白い。考古から江戸まで、2つのものを対比させながら論じている。神像は老人とか木喰も老人とかいうのは、気づいていなかったが、然りと感じた。

Posted byブクログ