陰翳礼讃東京をおもう の商品レビュー

谷崎潤一郎(著者)

2009/12/28

谷崎翁、東京をこき下ろしすぎです。
諸行無常なのですよ。

でも、あなたの言うことは正しかった。
翁の書いたエッセイを７２年後の自分が読んで、大いに賛同しております。

谷崎翁、現在の東京を見たら大変でしょね。
あなたはあの法然院に葬られているとはいえ、安らかではないでしょう。

2009/10/04

谷崎先生のエッセイ。陰翳礼賛は、欧米と東洋のルーツを比較しながら、日本人にとっての陰の美学をつらつら語っている。わからない固有名詞がたくさん出てくる話もあって･･･娯楽というより谷崎美学･思想に触れるスタンスかな？語り口はあくまで、ごくごく緩い感じが漂ってます。