京都名庭 枯山水の庭 の商品レビュー
凛とした静かでかつ、厳しい空気感。 背を正して眺めたくなるようなお庭。 そこにしばし身を鎮めて、何も考えないながらも、自己を洗いざらい見つめたい。 そんな感じなのかも、今の気分は。 (現実には、周囲にたくさんの方々いらっしゃるので、なかなかそこまで埋没できないのだが) この本を...
凛とした静かでかつ、厳しい空気感。 背を正して眺めたくなるようなお庭。 そこにしばし身を鎮めて、何も考えないながらも、自己を洗いざらい見つめたい。 そんな感じなのかも、今の気分は。 (現実には、周囲にたくさんの方々いらっしゃるので、なかなかそこまで埋没できないのだが) この本を読む前から、自分が一番行きたいのは、法然院だった。 偶然、この本の中で法然院 貫主 梶田真章氏が、「庭を観て自己を問う」というコラムを書かれていることにびっくりした。 『私が嫌いな言葉は「自然と人間の共生」です。人間は自然の一部以外の何者でもないのに、〜(略)』(85頁) COVID19を通して自分が考えたのは、まさにこれでした。 人間の傲り。 ますます、法然院に惹かれてくる。
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空気を思い出せるような美しい写真/内容はほぼ写真ですが、法然院貫主の梶田真章さんの文章にたいへん惹かれます
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