とっても不幸な幸運 の商品レビュー
一見さんお断りの 常連さんばかりの居酒屋での 短編の第6章まで いわくつきの缶詰を開けると不思議な事が起こり それぞれ解決して行く。 あっさり、サクッと読んだ。 可もなく不可もないな‥ アンティークの家具を見に行きたくなった
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14年前の作品。ある意味、ステレオタイプなアニメ的キャラ設定かも知れないが、現実逃避して忘れて楽しめる。ありがちな締めかもだが、やっぱり読んでいて嬉しくなってしまう。題名から哲学的内容など想像すると、ちょっと違う気がする。気楽に、退屈な現実からプチ逃避したい人には良いと思う。
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中学生ぶりに読んだ、懐かしい本。暖かい作品で、あの頃はこれを何回も読み返した思い出があるような気がする。 暖かさというものを一つの主軸にした、本。一度読んでみてもいいんじゃないかな。 暖かくて具沢山なスープのような作品。
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映像にしたら楽しそう。酒場にやってくる常連さんのお話。不思議な缶詰めがパカッと開いたらドラマの幕が開く。
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・「酒場」に持ち込まれた「とっても不幸な幸運」という名の空き缶が波紋となんとなくのシアワセを巻き起こす。 ・「酒場」のマスターは大きくてちょっとコワモテ。調度はさりげなく金のかかってそうな趣味のいいもの。 ・「とっても不幸な幸運」はふつうに100均ショップで売られてるらしい。缶を...
・「酒場」に持ち込まれた「とっても不幸な幸運」という名の空き缶が波紋となんとなくのシアワセを巻き起こす。 ・「酒場」のマスターは大きくてちょっとコワモテ。調度はさりげなく金のかかってそうな趣味のいいもの。 ・「とっても不幸な幸運」はふつうに100均ショップで売られてるらしい。缶を開けると何かが動き始める。 ・店長は小牧洋介、その娘のり子、ウェイター健也、常連は、警察のキャリア花立、医師の飯田、マジシャンの天野、弁護士の山崎、出てこないが先代マスターの敬二郎、など登場。 ・女性の常連はこれまでに4人しかいなかったらしい男度の高いしかし常連たちのふるさとのような店。 ・「酒場」の存在こそが「とっても不幸な幸運」なのかもしれない。 ・命の危険があってもノーテンキな客たち。こいつらみんなただもんじゃねえ。
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畠中さんらしい話の流れ方だなぁ。現代なんだけど、良い意味でしゃばけ的。しゃばけの妖怪達のようにそれぞれのキャラ設定がしっかりしていて全てに愛情をもって読めた。
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100円で買える「とっても不幸な幸運」という謎の缶詰めを開けると、不思議な幻覚が見える。不思議設定がしれっと日常に溶け込んでいるのは畠中さん流。ファンシーなのにさらっと重エグいのも畠中さん流。 連載だったからなのか、何となく、まとまりがないというか、これで終わり?という感じで終わ...
100円で買える「とっても不幸な幸運」という謎の缶詰めを開けると、不思議な幻覚が見える。不思議設定がしれっと日常に溶け込んでいるのは畠中さん流。ファンシーなのにさらっと重エグいのも畠中さん流。 連載だったからなのか、何となく、まとまりがないというか、これで終わり?という感じで終わる。しかし、いつまでも通える常連バーって少し羨ましい。
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うんまあ、さらっと読める。酒場に集うくせのある常連客のちょっとした問題をマスターが解決に導く。シチュエーションは無理があるがまあ小説なので。お嬢さんを語り手にした方が好みかも。
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ファンタジー要素を含む日常系ミステリチックな連作短編 なんとも釈然としない説明だけれども、実際そうなんだからしょうがない 不思議な缶の存在はファンタジーだけど、その後の推理は日常系ミステリとも言えなくもない 結局、のり子という存在は何のためだったのか? 続編があっったりするのか...
ファンタジー要素を含む日常系ミステリチックな連作短編 なんとも釈然としない説明だけれども、実際そうなんだからしょうがない 不思議な缶の存在はファンタジーだけど、その後の推理は日常系ミステリとも言えなくもない 結局、のり子という存在は何のためだったのか? 続編があっったりするのかな? とても面白いとは言えないんだけど、続きが気になる不思議な作品 う~ん、この小説自体が不幸な幸運なのかもしれないなぁ
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短編連作 新宿にある「酒場」という名前のバーで起きる、ちょっと不思議で、なんだか少し泣ける話。 面白かった
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