自転車利用促進のためのソフト施策 の商品レビュー
次世代公共交通を組み立てていく中で、バスと並んで再構築を求められるのが自転車の位置づけです。 私は潜在的な自転車ユーザーはかなりの数にのぼると踏んでいますが、いかんせん、車中心の公共交通政策に基づいてまちづくりが設計されているため、根本から考え直す必要があります。 ですが、例...
次世代公共交通を組み立てていく中で、バスと並んで再構築を求められるのが自転車の位置づけです。 私は潜在的な自転車ユーザーはかなりの数にのぼると踏んでいますが、いかんせん、車中心の公共交通政策に基づいてまちづくりが設計されているため、根本から考え直す必要があります。 ですが、例えば、 ①自転車専用道路を整備する。 ②まちのあちらこちらに、有料シャワー室&有料貸し出しロッカーを整備する。 これだけでも全く展開は違うはず。通勤で自転車に乗り、近くのシャワー室で汗を流してロッカーにあるスーツに着替えて出社する。そういうライフスタイルがあってもいいんじゃないかなと思うのですね。 そして、実は①は田舎ならば農道に手を加えるだけですぐにできることですし、②は体育館などの公共施設に手を加えるだけでできるのです。 さて、この本ですが、気になるところがあったので、本棚から引っ張り出してきて再読。何度読んでも含蓄のある本です。
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