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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京(上) の商品レビュー

3.6

24件のお客様レビュー

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2010/08/15

学園紛争のさなかに出会った男と女。東大攻防の日に別れ、男は政治家に、女は大病院の理事となった。それがあることをきっかけに、出会ってしまった。 権力を持つことって、そんなに魅力があるものなのかしら。私にはまったくまっ~たく理解できない世界。誰かを陥れて権力を持つよりも、みんなで幸...

学園紛争のさなかに出会った男と女。東大攻防の日に別れ、男は政治家に、女は大病院の理事となった。それがあることをきっかけに、出会ってしまった。 権力を持つことって、そんなに魅力があるものなのかしら。私にはまったくまっ~たく理解できない世界。誰かを陥れて権力を持つよりも、みんなで幸せになる方がいい。

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2010/04/15

ドラマを見てから小説を読んだ ドラマ・小説どちらにも共通して 祟や三奈の浅はかさにちょっと首をかしげたくなる 大蔵官僚の有川祟は政界を目指している中で 政治家白井の娘との縁談がもちあがる お互いの利害が一致しうまく事が運ぶかに見える中で 祟の女性問題や祟の母親の過去な...

ドラマを見てから小説を読んだ ドラマ・小説どちらにも共通して 祟や三奈の浅はかさにちょっと首をかしげたくなる 大蔵官僚の有川祟は政界を目指している中で 政治家白井の娘との縁談がもちあがる お互いの利害が一致しうまく事が運ぶかに見える中で 祟の女性問題や祟の母親の過去など 障害が出てくる 祟の将来は決して明るくないのかもしれない

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2010/03/20

ドラマを観てから読んだので、 おおすじはわかっていました。 ほぼドラマが忠実だったため、「血戦」で続きを読みたいです。

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2010/03/27

1969年、東大安田講堂を占拠した全共闘と機動隊の攻防戦。この事件が物語の核をなす原点である。 当時の体制を覆し、世の中を変える手段は、革命だとする活動家、有川三奈。 一方、体制の中に入り込み権力を手にしようとする白井。目指すものは、本質的に同じであると惹かれ愛し合っていたが別れ...

1969年、東大安田講堂を占拠した全共闘と機動隊の攻防戦。この事件が物語の核をなす原点である。 当時の体制を覆し、世の中を変える手段は、革命だとする活動家、有川三奈。 一方、体制の中に入り込み権力を手にしようとする白井。目指すものは、本質的に同じであると惹かれ愛し合っていたが別れ。30年の時を得て、白井は、与党の政調会長に、三奈は、全国に50もの病院を持つ実業家に。互いの長男と長女の見合いの席で、宿命的ともいえる再会を果たすというもの。 読み易いし、展開も面白い。続編も期待したい。

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2010/01/10

初めて、楡周平氏の本を読みました。 ドラマ化されるということで、どんなストーリーなのか気になって読みましたが、すごく面白かったです(^-^) 東大安田講堂攻防戦での出会いを始め、親子2代にわたって権力に魅了される男女の思い、計算、復讐、などなどが盛り込まれた社会派ストーリー。最高...

初めて、楡周平氏の本を読みました。 ドラマ化されるということで、どんなストーリーなのか気になって読みましたが、すごく面白かったです(^-^) 東大安田講堂攻防戦での出会いを始め、親子2代にわたって権力に魅了される男女の思い、計算、復讐、などなどが盛り込まれた社会派ストーリー。最高でした!!

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2009/10/26

70年代の大学紛争の空気を知るものでなければ理解できないかも。 当時の学生運動の高揚と挫折を見てきたものには面白い。

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2011/09/13

(単行本 上下2巻)とくにガツンとくる内容ではなかったが、ドラマとしてはかなり引き込まれるものがありました。時代をこえて、権力、富、野望、運命、そして裏切りとドロドロしてきます。なぜかワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカが観て見たくなりました。

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2011/07/16

学生運動、東大安田講堂陥落のころを起点に現代につながる物語。あとちょっとで下巻も読み終わります。感想は下巻で。

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2011/09/30

東大法学部から大蔵省のキャリア、国費でハーバード大学ケネディ・スクールに2年間留学。官僚のエリート・コースを確実に歩む、有川崇。全国に50余の病院を持つ有川家の長男。だが、彼の野望は国家の頂点、最高権力を手にすることだった。大蔵事務次官の仲介で持ち上がった、次の総裁候補とも言われ...

東大法学部から大蔵省のキャリア、国費でハーバード大学ケネディ・スクールに2年間留学。官僚のエリート・コースを確実に歩む、有川崇。全国に50余の病院を持つ有川家の長男。だが、彼の野望は国家の頂点、最高権力を手にすることだった。大蔵事務次官の仲介で持ち上がった、次の総裁候補とも言われる大物政治家の長女・尚子との縁談。政界進出への確かな足掛かりを得たと思ったのも束の間……捨てた女の報復、そして運命の糸がからまりだした。ミステリー仕立てにすればさらに面白かっただろう。しかし、読者に対して、著者は直球勝負を選んだ。下巻では、有川崇出生の秘密が語られるのか?重要なポイント。もし、……だったら。早く続きを読みたいという気持ちに駆り立てられる。 

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2009/10/04

久々の楡周平作品です。学生運動や当時の時代背景に関する説明的記述が多くてうんざりします。上巻の中盤頃からやっと話が動き始め、「華麗なる一族」ばりの権謀術数合戦が開幕。主人公の一人である崇のキャラ立ちが中途半端なせいで今ひとつのめり込めません。

Posted byブクログ