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池上彰のメディア・リテラシー入門 の商品レビュー

3.4

29件のお客様レビュー

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2013/11/16

メディアの見方・読み方を解説。2008年2月著。 今年の年末年始も引っ張りだこでしたね、池上さん。 とにかく興味深く、読み易く、判り易い文章なので、 すぐに読み切ってしまいました。 第1部では、TV、新聞、広告代理店&PR会社、ITの実態、仕組みを説き、 誤った認識に気付かされ...

メディアの見方・読み方を解説。2008年2月著。 今年の年末年始も引っ張りだこでしたね、池上さん。 とにかく興味深く、読み易く、判り易い文章なので、 すぐに読み切ってしまいました。 第1部では、TV、新聞、広告代理店&PR会社、ITの実態、仕組みを説き、 誤った認識に気付かされ、全てを鵜呑みにせず、 考えて判断できる見方・読み方を学べます。 なぜ54分から始まるTV番組が多いのかという話題(CM時間獲得競争)や、 PR会社の仕掛け(キシリトール、選挙キャンペーン等)など面白くて納得出来ました。 第2部ではメディアのウラバナシと題して、 騙されないリテラシー、海外ニュース報道、TVの世界について語られます。 勘繰り過ぎもどうかと思いますけど、 なんでも鵜呑みにせず、常識に照らして、 やはり“一旦自分で考えてみる”という姿勢は大事だと思いました。

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2013/11/04

池上さんの論理展開は経験と実例を示しながら進められるので、いつもどおりとてもわかりやすい。新聞と放送の裏事情も提示しながら、メディアリテラシーの重要性に気づかせてくれる。

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2013/01/11

インターネットで簡単に世界中へ情報を発信できる今、世界中の人間をコントロールできるSFのような社会が現実になっていると感じた。情報を自分なりに分析、自分が受けた情報が真実なのか、自分の信条と照らし合わせて、正しいことなのかを考えていこうとも感じた。

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2012/03/18

池上さんの本は本当にわかりやすいし親切で親近感がわく。 PR会社の話なんかは読んでいてなるほど、 と思った。 池上さんのいわゆる「主観」的なお話も聞いてみたい…

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2012/03/10
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※このレビューにはネタバレを含みます

テレビ、新聞、ネットなどのメディアの裏事情が雑学的に紹介され、国、スポンサー企業、PR会社などの思惑や影響から内容に偏向が生じることが理解できた。複数の新聞、別メディア、あるいは海外のメディアの情報にアンテナを張り、裏をとるような意識を持たずに一つの出どころの情報を信頼してはいけないことを自覚した。 12-25

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2012/02/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

メディア・リテラシーとは何か、またその力を養うにはどうしたらいいか、 ということより池上さんご本人の体験談を綴った本でした。 北朝鮮でのホテルに関しての記述が、下手なホラー小説よりも よっぽど恐ろしかったです。ぞっとしました。

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2012/01/30

斜め読み。 とても分かりやすい。 広告の戦略など、具体例がよい。 授業で使えそうなので、折に触れて、また読みたい。

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2016/03/28

『スポーツ・ジェンダー学への招待』飯田貴子・井谷恵子 『メディアがつくるジェンダー 日独の男女・家族像を読み解く』ヒラリア・ゴスマン マス・メディアで語られる現実は、誰かがなんらかの意図を持って再構成した「現実」だ。マス・メディアで語られる「現実」を過信することは、偏った視点か...

『スポーツ・ジェンダー学への招待』飯田貴子・井谷恵子 『メディアがつくるジェンダー 日独の男女・家族像を読み解く』ヒラリア・ゴスマン マス・メディアで語られる現実は、誰かがなんらかの意図を持って再構成した「現実」だ。マス・メディアで語られる「現実」を過信することは、偏った視点から世界を見ることにつながる。 メディア・リテラシーは、マス・メディアで語られる内容を批判的に読み解くことだ。これは、情報が溢れる現代社会で生きていくために必須の能力の一つだ。現代人は、江戸時代の人の一生分の情報をほんの3日で得ている。人は日々接しているものに愛着を持ち、信じ込むものだ。だからマス・メディアの情報を何気なく受け流しているだけで、価値観をコントロールされる可能性がある。 男女共同参画センター情報誌 アンサンブル NO.28 2011年10月28日

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2011/11/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

メディアに関わってきた人のことばだなーと思いながら読みました。 新聞の読み比べは好きなのだけれど、最近はどの社説を読んでもイライラしてしまって(苦笑)、それぞれの主張を把握するところまでいかないことが増えました。 先日、捕鯨問題(小型鯨類含む)について、『ザ・コーヴ』を視聴したあとに和歌山県のHPに載っている見解を読む、という授業を行いました。捕鯨の国民として、両方の主張を目の当たりにし、そこから自分は何を考えるのかをまとめていったのですが、いや、大変。収拾つかないのなんの。 与えられた情報を鵜呑みにするのではなく、必ず介在する発信者の意図を批判的に捉えながら、何が起こったかを考え、自分の立場を表明していく。こういう力って、いま本当に求められているんだな、と感じました。

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2012/01/22

最近、池上さんの本を読むことが多くなった。 池上さんの本を読むのは、テレビなどで頻繁に「真実」を伝えようとする姿勢が好きだから。あと解説もわかりやすいから。 この本はメディアと日頃付き合うにあたり、見たり聞いたり読んだりする内容をそのまま受け止めるのではなく、自分なりに判断する力...

最近、池上さんの本を読むことが多くなった。 池上さんの本を読むのは、テレビなどで頻繁に「真実」を伝えようとする姿勢が好きだから。あと解説もわかりやすいから。 この本はメディアと日頃付き合うにあたり、見たり聞いたり読んだりする内容をそのまま受け止めるのではなく、自分なりに判断する力を身につけようという本。そういった点でメディアの裏側を詳しく紹介している。 さすが池上さん、解説がわかりやすい。でもよく考えてみると、この池上さんの本でさえ読者は疑わなければならない。なぜなら池上さんが伝える「真実」もまたメディアから一方的に届く情報に過ぎないのだから。池上さんが言うメディア・リテラシーとはそういうことだと思う。そうなるとこの本も矛盾している。 まあ、池上信者には良本。

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