かなえられない恋のために の商品レビュー
この本最近別の出版社で新しく出てるんですねー。 つまり一度絶版になったって事なのかな?分かんないけど。 でもいずれにせよまたニーズがあるって事だよね。 恋だけがテーマではなくて、一番共感したのは"古い壺を磨き続ける"という項で、 つまりは同じ本を何度も読んじゃ...
この本最近別の出版社で新しく出てるんですねー。 つまり一度絶版になったって事なのかな?分かんないけど。 でもいずれにせよまたニーズがあるって事だよね。 恋だけがテーマではなくて、一番共感したのは"古い壺を磨き続ける"という項で、 つまりは同じ本を何度も読んじゃうか、新しいものにバンバン進んでいくか、という話。 私はもちろん再読派ですが(この本も何度目か不明)、人生限りがあると思うと、 がつがつ進んでいく必要もあるのかなー・・・と。 ちょっと迷います。(2009.7.29.)
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山本文緒さんのエッセイは年月がたっても古臭くならないところがすごいなと。 しかもこの文庫版の解説が角田光代さんだったので 解説も含めてもう一度読み直したいなと思いました
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山本文緒さんのエッセイでした。彼女のファンなら買いでしょうが、あまりそうでないので、ちょっと残念。 内容も私にはあいませんでした。
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タイトルからして恋愛モノ??なんて思うけど、著者の日常や日々のエッセイ集だ。 だけど恋愛・結婚など女性としての著者ならではの思いや考えが綴られ、とても楽しかった。 かなりかなり共通点が多くて親近感さえ感じた。 わりと一人が好き、お気に入りの小説なら何度も読んでしまう、どうでもいい...
タイトルからして恋愛モノ??なんて思うけど、著者の日常や日々のエッセイ集だ。 だけど恋愛・結婚など女性としての著者ならではの思いや考えが綴られ、とても楽しかった。 かなりかなり共通点が多くて親近感さえ感じた。 わりと一人が好き、お気に入りの小説なら何度も読んでしまう、どうでもいいことを考えすぎるとこ、ディズニーランドはデートで行く場所、待つのが苦手、白黒ハッキリしている人が好き(場合によるけど)、結婚観や人生観(ちょっと言い過ぎ;;)までもが、似ている。 蟻地獄から足を引き抜き、荒野を歩いていく勇気がないだけ・・・とかとか。 『お茶漬けを食べていきなさいと言いながら、実際には食べさせてくれない人なんか、大嫌いだ。』 『だから、本当のことを言ってね。』という著者に同感。 だけど最近は、『時間を稼ぐ』あるいは『様子をみる』という処世術をご自身も使うようになって驚いているとのこと。 私だって『あみん』のように、あんなに自信満々で♪待つわ〜 いつまでも待〜つ〜わ・・・なんて出来ないけど、 それに、時と場合・その時の心理状態やその日の気分で、人の気持ちなんてコロコロ変わると思うけど、 そんなこともひっくるめて、私ももう少し寛大に待ってみるかな。 だけど、かなりな気まぐれさんだから、明日になればこの気持ちもわかりません。 恋をしている?と聞かれたら、『今はしていません・・・と思う』デス。 なのに・・何を『待ってみるかな』なんて言っているんだろ。 誰を待つのよ;;
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彼女の書くエッセイ、好きです。共感する。 「ばったり知人に会えるのは、とても嬉しい」とか。
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男の人っていうものは、本当に可愛いものだと思う。可愛くない奴もそりゃいるけれど、大体の男の人は皆愛しべき部分を持っている。男の人というのは、案外真面目なのだ。いや、そう扱ってあげるべきなのだと私は思う。遊び人扱いをすれば、そうなってしまう。 何が嫌いってさばけた女が嫌いである。...
男の人っていうものは、本当に可愛いものだと思う。可愛くない奴もそりゃいるけれど、大体の男の人は皆愛しべき部分を持っている。男の人というのは、案外真面目なのだ。いや、そう扱ってあげるべきなのだと私は思う。遊び人扱いをすれば、そうなってしまう。 何が嫌いってさばけた女が嫌いである。 彼女が一番嫌っている、外見ばかりをちゃらちゃら飾って、他人のお財布をあてにして生きているような女の方が私はまだ好きだ。 何もできない私。頭も悪いし、運動神経も悪いし、性格ももっと悪いし、不美人で小太りで卑屈な私。その私が唯一の得意分野を放り出したら、ただの三十路のプー太郎である。小説なんか書かなくても君が好き。そう言ってくれる人はいない。いないのだ。書くしかない。私は書くしかないのだろう、きっと。 私はお酒が好きだ。量的にも結構いける方だと思う。私は嬉しいことがあるとお酒を飲む。では厭なことがあってくさくさしている時は飲まないのかと言うと、やっぱり飲む。 人間が持って生まれた運命を、三十路の私はみっつ発見した。 その一、人は必ず死んでしまう。 その二、人は自分を表現せずにはいられない。 その三、人は人から愛されたい。 あぁ、運命だ。逃れられないのだ。どんな人でも衣食住がとりあえず足りれば、次は人から「自分」というものを認めてもらいたくなるものなのだ。仕事で、趣味で他愛ないお喋りの中で、人は自分を表現する。どんなに無口でおとなしい人でも、やはり黙っていることで表現しているのだ。そして、自分というものを愛してほしいのだ。好きになってほしいのだ。誰かに。自分以外の誰かに。死んでしまう前に。
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僕が1ヶ月に読む本は、小説だけとっても3〜5冊は軽くあるが、これにマンガや雑誌を入れればかなりの数になる。しかし、すべてが新しいものということはなく、ほとんどは過去に読んだ本を何度も読み返すのである。新しい本だけとなると、月に1〜2冊だろう。山本文緒自身は「読書の重大な欠点(?)...
僕が1ヶ月に読む本は、小説だけとっても3〜5冊は軽くあるが、これにマンガや雑誌を入れればかなりの数になる。しかし、すべてが新しいものということはなく、ほとんどは過去に読んだ本を何度も読み返すのである。新しい本だけとなると、月に1〜2冊だろう。山本文緒自身は「読書の重大な欠点(?)」と書いているのだが、それが僕と同じ「同じ本を何度も読むのが好きなのだ」ということなのである。他人はどうなのかはわからないが、例えばミステリーや推理小説だって、結末や犯人やトリックがわかっていても、面白いものは何回読んでも面白いのである。ある作家が「人生は限られているから一冊でも多くの本を読みたい。同じ本を二度読んでいる暇は無い…」ということを言っていたらしいが、当然彼女はそのつもりは無いようだ。その作家の言うことはわかるが、やっぱり僕も彼女と同じかもしれない。
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レビューはブログにて。 http://tempo.seesaa.net/article/14602914.html
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