竜馬がゆく(四) の商品レビュー
竜馬が『神戸海軍塾』…
竜馬が『神戸海軍塾』を作ってから、金策に走り、実際に船を手に入れるまでが描かれている。ただ、1冊まるまる『神戸海軍塾』の話に終始しているわけではなく、例えば、新撰組との一触即発の騒動あり、竜馬が剣術を学んだ北辰一刀流の千葉家、その千葉家の娘さな子との恋の話あり、土佐勤王党の弾圧あ...
竜馬が『神戸海軍塾』を作ってから、金策に走り、実際に船を手に入れるまでが描かれている。ただ、1冊まるまる『神戸海軍塾』の話に終始しているわけではなく、例えば、新撰組との一触即発の騒動あり、竜馬が剣術を学んだ北辰一刀流の千葉家、その千葉家の娘さな子との恋の話あり、土佐勤王党の弾圧ありと、話には事欠かない。そのこまごまとした話の全てに、詳細な解説が加えられているから、司馬遼太郎という人のすごさを身に沁みて感じることが出来る。ただ、その分、話の展開に以前まであったこ気味よさが感じられなくなっている。要す
文庫OFF
神戸海軍塾。 当時の…
神戸海軍塾。 当時の時代背景と現代の社会に類似している部分が感じられます。
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新選組の登場、長州の没落、土佐勤王派への弾圧、龍馬の親友でもあり、勤王リーダーでもあった武市の切腹。龍馬が遂に練習船として、軍艦を手に入れたり、目まぐるしく、世の中が変わっていく様子が興味深い。先も楽しみです。
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久しぶりの帰省で見つけた本を備忘録として登録。 自分でも内容をよく覚えてないのでレビューが書けません。
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元号が文久から元治に移り変わる……と共に、幕末の混乱はどんどん加速していく。竜馬の念願だった海軍操練所の練習艦が手に入ったが、竜馬が多忙なその間、京大坂、そして土佐では勤王の志士の弾圧が強まった。江戸・京大坂間を行き来するにも時間のかかる時代、さぞ竜馬は歯がゆい思いをしたことだろ...
元号が文久から元治に移り変わる……と共に、幕末の混乱はどんどん加速していく。竜馬の念願だった海軍操練所の練習艦が手に入ったが、竜馬が多忙なその間、京大坂、そして土佐では勤王の志士の弾圧が強まった。江戸・京大坂間を行き来するにも時間のかかる時代、さぞ竜馬は歯がゆい思いをしたことだろう。
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(1987.11.14読了)(1987.05.03購入) (「BOOK」データベースより)amazon 志士たちで船隊を操り、大いに交易をやり、時いたらば倒幕のための海軍にする―竜馬の志士活動の発想は奇異であり、ホラ吹きといわれた。世の中はそんな竜馬の迂遠さを嘲うように騒然として...
(1987.11.14読了)(1987.05.03購入) (「BOOK」データベースより)amazon 志士たちで船隊を操り、大いに交易をやり、時いたらば倒幕のための海軍にする―竜馬の志士活動の発想は奇異であり、ホラ吹きといわれた。世の中はそんな竜馬の迂遠さを嘲うように騒然としている。反動の時代―長州の没落、薩摩の保守化、土佐の勤王政権も瓦解した。が、竜馬はついに一隻の軍艦を手に入れたのであった。 ☆関連図書(既読) 「竜馬がゆく(一)」司馬遼太郎著、文春文庫、1975.06.25 「竜馬がゆく(二)」司馬遼太郎著、文春文庫、1975.07.25 「竜馬がゆく(三)」司馬遼太郎著、文春文庫、1975.07.25
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大学入試に失敗した春休みに読んだ本。まさに人生観を変えてくれた。この本を読んで以来、尊敬する人物は坂本龍馬となった。
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人生を旅のなかに浮かべて、恋うにも恋われるにも命懸け。命の尊さを知ってなおそれを賭ける勇気は、現代にない美しさだなあ。
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