幕末 の商品レビュー
桜田門外の変から王政…
桜田門外の変から王政復古後まで、暗殺をテーマにした12編の短編集。
文庫OFF
幕末の様々な暗殺事件…
幕末の様々な暗殺事件を取り上げ、真正面というよりは少し斜めの視点から描いた短編集。あとがきで書かれている著者の暗殺についての考えに非常に納得させられました。
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桜田門外ノ変から幕末までの暗殺史だった。 後半に進むにつれて幕末期に近づいていく。薩長土が攘夷をとなえながら、実は外夷と繋がっており、明治新政府では当然のように西洋化が進んでいく。 そもそもの攘夷運動がただ討幕ありき、結果オーライ的な感じに気持ち悪さも感じるが、時流とはなんと...
桜田門外ノ変から幕末までの暗殺史だった。 後半に進むにつれて幕末期に近づいていく。薩長土が攘夷をとなえながら、実は外夷と繋がっており、明治新政府では当然のように西洋化が進んでいく。 そもそもの攘夷運動がただ討幕ありき、結果オーライ的な感じに気持ち悪さも感じるが、時流とはなんと残酷なものか。信念の攘夷志士が浮かばれない。 薩長軍、幕府軍とも信念のために戦い、殉じ、明治から昭和にかけては戦争、大戦で多くの血が流れて今の日本があるんだな。
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『風雲児たち』の最新刊が桜田門外に近付いてきたので読み直しました。司馬先生は短編にも良いのがあります。これを読んだらまた司馬ワールドにはまり込みそう。
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幕末の「暗殺事件」を取り上げた短編集。 歴史の教科書で必ず出てくる「桜田門外の変」や、「天満屋事件」「吉田東洋暗殺」など、12作が収録されています。 知っている登場人物・事件もあれば、まったく知らなかったこともあり、いろんな意味で楽しめました。 歴史の転換期である、激動の幕末の一...
幕末の「暗殺事件」を取り上げた短編集。 歴史の教科書で必ず出てくる「桜田門外の変」や、「天満屋事件」「吉田東洋暗殺」など、12作が収録されています。 知っている登場人物・事件もあれば、まったく知らなかったこともあり、いろんな意味で楽しめました。 歴史の転換期である、激動の幕末の一端を垣間見たような気がしました。
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