ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち(上) の商品レビュー

リチャード・アダムス(著者),神宮輝夫(訳者)

2011/07/15

題名の通り、うさぎたちが主人公なのですが、息もつかせぬ冒険譚です。主人公を軸に個性的な登場人物（いやうさぎか）たちが１つの国家を作り上げるまでが描かれる壮大な叙事詩になっています。

2009/10/04

危機が迫っていることを予知して新たな住処を求めて群れを飛び出し旅する数匹のウサギたちのお話。可愛くのんびりした話を期待して読んだらびっくりさせられましたが、勇敢で賢いウサギたちの活躍にすっかり魅了されました。

2009/10/04

世界に少ししか存在しない、『本物の物語』の血脈がある作品だと思います。
この輝きは黄金みたいなものだと思うし、だから私は、文学は芸術だと思う。

2009/10/04

もう多分、１０年以上前に買ったと思う。

うさぎだけど、ぜんぜんかわいい系ではなくて、ハラハラドキドキ冒険活劇って感じです。大人でも楽しめると思う。

2009/10/04

子供の時に読んだ本でとても面白く、なおかつ大人になってからの再読に耐えうる本。ナルニア国は残念ながら大人になってから読んでからはだめだったんだよね・・・。

2009/10/04

指輪好きにおすすめ。若いうさぎの一群が、新たな居住地を探すために数百メートルかそこら移動する話なんですけどね。うさぎにとってはそれがとても大変な冒険なんだと。動物としてのうさぎというスタンスを維持しつつの擬人化や、うさぎにつたわる民俗伝承なんかが巧みで、硬派のファンタジーになっていると思います