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時をかける少女 の商品レビュー

3.7

31件のお客様レビュー

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2015/10/02

「借」(職場の同僚より。) 映画の原作。 あっさりな展開でビックリ。 これをベースにしてあの映画がつくられたと考えると驚く。 他に短編が2編あるけど、すぐ読める。

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2015/05/02

初版は昭和51年と結構前の小説。 昭和チックな匂いを感じる文章だった。 それでもサクサク読めて2日で読破。 あっさりした終わり方でもちょっと切ない、そんなお話。

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2014/01/25

『時をかける少女』は初めて読みました。 短編だなんて知りませんでした。 全体的に不思議な感じで、 私は読んでいて結構楽しかったです(*・ω・*)

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2013/03/30

映画、アニメでお馴染みの作品。原作が筒井氏だと最近知った。 表題作をはじめ、三つの短篇(?)が収録されている。どの作品も心の癖を、SFを通じてデフォルメしていて、ひとのおもしろさを巧く描きだしている。 しかし、永井氏が書いていた、タイムトラベルは初めてということはありえないし、記...

映画、アニメでお馴染みの作品。原作が筒井氏だと最近知った。 表題作をはじめ、三つの短篇(?)が収録されている。どの作品も心の癖を、SFを通じてデフォルメしていて、ひとのおもしろさを巧く描きだしている。 しかし、永井氏が書いていた、タイムトラベルは初めてということはありえないし、記憶の変化は記憶できない、ということが頭から離れず、表題作にひねりが足りない感じがしてしまった。

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2013/02/25

“「じゃ、またわたしに、会いにきてくれる?」 しだいにぼうとかすんでくる一夫の姿に、けんめいに目をこらしながら、和子はたずねた。バリヤーがのぞかれたため、あのラベンダーのかおりが、立ちのぼる薬の白い湯気となって、和子をとりまいていた。 「きっと、会いにくるよ。でも、その時はもう、...

“「じゃ、またわたしに、会いにきてくれる?」 しだいにぼうとかすんでくる一夫の姿に、けんめいに目をこらしながら、和子はたずねた。バリヤーがのぞかれたため、あのラベンダーのかおりが、立ちのぼる薬の白い湯気となって、和子をとりまいていた。 「きっと、会いにくるよ。でも、その時はもう、深町一夫としてじゃなく、きみにとっては、新しい、まったく別の人間として……」 和子の意識は、しだいに薄れていった。だがかの女はけんめいに、かぶりを振ろうと努力した。 「いいえ、わたしにはわかるわ……きっと。それが、あなただということが……」 目の前が暗くなった。ゆっくりと床にくずれおちる和子の耳に、かすかに一夫の声が、遠ざかりながら聞こえていた。 「さようなら……さようなら……」”[P.110_時をかける少女] 「角川文庫 SFジュブナイル 時をかける少女」 ……を読んだのだけど見つからずこれを登録。 「時をかける少女」 「悪夢の真相」 「果てしなき多元宇宙」 “それから、二、三日、昌子はあの般若の面のことを考えつづけた。 般若の面は、たしかに恐ろしい。だけど、ただ恐ろしい顔をしているというだけなのだから、昌子のこわがりかたは、すこし、異常だった。昌子は自分でもそう思った。 (どうして、あんなものがこわいのかしら。何か理由があるはずだ。わたしって、人よりもこわがりなんだろうか?) しかし、考えてみると、昌子をおどろかした文一にしたって、やはり、こわいものがあることを昌子は知っている。かれは、病的なほど、クモがきらいなのだ。だが、昌子は、クモを見ても、へいきである。 (人によってこわいものはちがうのだ) そう思ったが、やはり、何かなっとくしきれないものがのこった。”[P.124_悪夢の真相]

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2013/02/04

映画は観た事ないが原田知世ならぴったりだろうな。 時間を移動した時に行き先の世界では存在が重複しないってのは分かりやすくて良い。これが多重化してくるとよくわからなくなってくるんだよなぁ。勿論その方が物語の幅は広がるんだろうけど。

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2012/03/07

2012.03.06 読了 筒井の代表作の一つである。 数年前に見た、本作を原作にしたアニメ映画『時をかける少女』がとても良かったので原典にあたってみようと思い、ブックオフ。 なんとなく、アニメの映画版の方が一つの物語としてのストーリー性、というかSFという現実では決してな...

2012.03.06 読了 筒井の代表作の一つである。 数年前に見た、本作を原作にしたアニメ映画『時をかける少女』がとても良かったので原典にあたってみようと思い、ブックオフ。 なんとなく、アニメの映画版の方が一つの物語としてのストーリー性、というかSFという現実では決してない無理やり感はどうしてもあるし、それを避けるSFなんてないけれどもそれをいかにして軽減する科学的根拠というものがSFに必要なのであって、とか書いてしまった僕はとても酔っていて。 と、ともかく、上述したのは適当さ50、面白半分50なのであるが、「無理やり感」から続く言葉を記すとすれば、、いや、、忘れた、、、 酔いに任せてみたのが大きな間違いであった。 適当すぎるという意味で。

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2011/09/13

時をかける少女、悪夢の真相、果てしなき多元宇宙の三本立て。ときかけについては、アニメと原作にはちょっと違いがあるだけに、好き嫌いがわかれそう。そんな自分はアニメの方が好き

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2011/06/25

 魔女おばさんの話。  結構昔に読んだので内容についてはあまり書けませんが、平行世界についての解説というか解釈が分かりやすくて興味深かったです。それほど長い話でもなく、読みやすいと思います。  簡単な(本当に簡単な)SF入門にどうぞっ。

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2011/06/03

やはり筒井康孝の時をかける少女は面白かった。っていうか続との違いは文章力の差だなーって思った。この時かけだってともすれば全然ときめくストーリーじゃないと思うんだけど、それでも評価されるのは二人の初々しさあってこそだと。その見せ方が上手い。他の2編ももちろん。概して女性が勝ち気なの...

やはり筒井康孝の時をかける少女は面白かった。っていうか続との違いは文章力の差だなーって思った。この時かけだってともすれば全然ときめくストーリーじゃないと思うんだけど、それでも評価されるのは二人の初々しさあってこそだと。その見せ方が上手い。他の2編ももちろん。概して女性が勝ち気なのは筒井の趣味か?

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