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萩原延壽【著】
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江戸城開城から、戊辰戦争、函館五稜郭の戦いまで、各国の思惑や姿勢の違いが見えてきて、「明治維新とは何か」をあらためて考えさせられました!
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江戸開城の際の、所謂、「パークスの圧力」に関しての著者の見解が興味深い。つまり、西郷は、パークス(イギリス)により、自らの意見を変えたのではなく、それを強硬派に対して利用しただけ、というもの。また、当時の英人医官ウィリアム・ウィルスの人道的な貢献も記憶に残る部分であった。