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Fragile の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2014/09/01

交換本。 ものすごく面白いわけでも、面白くないわけでもなく、読んだ片っ端から内容忘れるくらいサラサラした青春で、なんとなく、青春ってリアルにはこんなんだよなぁ。と、思うような一冊です。 悩んだり、問題起きたりする割には、明日には解決したりしなかったり、だけど、やっぱりなんとな...

交換本。 ものすごく面白いわけでも、面白くないわけでもなく、読んだ片っ端から内容忘れるくらいサラサラした青春で、なんとなく、青春ってリアルにはこんなんだよなぁ。と、思うような一冊です。 悩んだり、問題起きたりする割には、明日には解決したりしなかったり、だけど、やっぱりなんとなしに毎日進む。みたいなね。笑 本当、水みたいな本。 四人の作者でつづられたアンソロジーだけど、四人とも私は初でした。

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2014/08/05

壊れやすかったり、壊したいものを描いた十代たちのアンソロジー。 結末が全部続くような感じだけど、さっぱりとして読みやすかった。 作家さんも違うのに不思議と全部の作品としてまとまっていた。 なんだか懐かしい気分にさせられました。 女の子、甘酸っぱくて可愛い。 男の子、背伸びしたり普...

壊れやすかったり、壊したいものを描いた十代たちのアンソロジー。 結末が全部続くような感じだけど、さっぱりとして読みやすかった。 作家さんも違うのに不思議と全部の作品としてまとまっていた。 なんだか懐かしい気分にさせられました。 女の子、甘酸っぱくて可愛い。 男の子、背伸びしたり普通でいたくてキラキラ。

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2012/01/27

以前読んで、レビューも書いた作品、『アート少女 (ポプラ文庫ピュアフル)』。 http://booklog.jp/users/kumabetti/archives/4591125831 その物語中で何度となく語られた、「部室立てこもり事件」。 いわゆるその前日譚は、当初、短編...

以前読んで、レビューも書いた作品、『アート少女 (ポプラ文庫ピュアフル)』。 http://booklog.jp/users/kumabetti/archives/4591125831 その物語中で何度となく語られた、「部室立てこもり事件」。 いわゆるその前日譚は、当初、短編アンソロジーの中の一編として発表されたものだった。 それが、本作。 4人の作家の手になる5編の物語。 はっきり、『アート少女』目当てで買いました。 そして、すべての作品を愛おしく思えました。 嬉しい誤算、驚喜する予想外。 一つ一つの物語はリンクしているわけじゃないんだけど、何となく関連性を匂わせる作りで、一つの作品から次の作品への心の移ろわせ方が、非常に丁寧。 さらに、「あたしの、ボケのお姫様」は、大きな声を出して笑ってしまった。 普通、まんがや小説内部で漫才が行われても、さして面白いと思ったことはないのに、この作品では、ナチュラルに笑ってしまった。 そして、続く『アート少女』は、期待を裏切らない面白さ。 これは見事。 こういう良作を、舞台でやるべき。 キャラメルボックスの若手が、なんだか真面目なお堅い作品とかやったりするけど、いやいやいやいや。 こういうのやらないと。やったほうがいい。 ぜったい面白くなるから。 しんみりとした男女の話から、女同士の壊れやすい友情、そして、活動的な文化系少女たちに、不器用な男女。 ここには、ジュブナイルのお手本とも呼べるような、思春期の壊れやすくて傷つきやすい、でもぜったいに負けない連中がいます。 大人しい話もあれば、お笑いがあり、さらには活劇チックなものもあり、満足できる短編集です。 いい短編集でした。 『黒魔女さんが通る!』シリーズや、『若おかみは小学生!』シリーズも、読んでみたくなりました。 きっと、ぜったい面白いぞ。 なかなか書店で見かけない本作ですが、是非どうぞ。

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2009/11/17

どっかでみたことあるタイトルだと思ったら、 やっぱりアンソロジーので読んだ話だった。 あのビー玉のその後が読めるとは思わなかったので、 ちょっと感動(^-^) [2009/11/17]

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2009/10/04

短編集です。 中高生の、ありふれた日常。 どれだけ虚勢張ったって、子供のできることには限度があって、でも、子供は子供なりに生きてるって、誰かに分かって欲しい。 石崎洋司さんの「Fragile―こわれもの」から始まり、 長崎夏海さんの「忘れ物」、 令丈ヒロ子さんの「あたしの、...

短編集です。 中高生の、ありふれた日常。 どれだけ虚勢張ったって、子供のできることには限度があって、でも、子供は子供なりに生きてるって、誰かに分かって欲しい。 石崎洋司さんの「Fragile―こわれもの」から始まり、 長崎夏海さんの「忘れ物」、 令丈ヒロ子さんの「あたしの、ボケのお姫様。」、 花形みつるさんの「アート少女」、 そして最後に、石崎洋司さんの「流星群」。 大人には大人の世界があるように、子供にも子供の世界があって、悩んで、日々の生活で思っていることがあって。 そういうことを大人は分かっているのでしょうか。

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2010/01/20

石崎洋司「Fragile―こわれもの」 長崎夏海「忘れ物」 令丈ヒロ子「あたしの、ボケのお姫様。」 花形みつる「アート少女」 石崎洋司「流星群」

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2009/10/04

小説です。 見て分かる通り、表紙のイラストに惹かれて買いました。 26歳の私から見ると、若いて甘酸っぱい作品がいっぱい詰まっていました。 中学生とかに、読んで欲しいです。 私にとっては、感慨深い作品です。 さくさくっと読めてしまう利点がありましたが、良い意味で「続きが気にならない...

小説です。 見て分かる通り、表紙のイラストに惹かれて買いました。 26歳の私から見ると、若いて甘酸っぱい作品がいっぱい詰まっていました。 中学生とかに、読んで欲しいです。 私にとっては、感慨深い作品です。 さくさくっと読めてしまう利点がありましたが、良い意味で「続きが気にならない」せいで、読み終わってない事を忘れていました。 本棚の整理をしていて、「あれ? これラスト知らない」って感じで、さくっと読みました。

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2009/10/04

「アート少女」が一番好き。読んでて、自分まで血湧き肉踊る感覚に襲われた。弱くてずっと虐げられてた側が、一念発起して暴れまくる姿がたまらない。

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2009/10/04

中学生の頃の、心になぜか纏わりついてくる、この時代特有の青臭さともどかしさを思い出して、甘酸っぱくて照れくさくて、痛かった。

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