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散歩する侵略者 の商品レビュー

3.3

9件のお客様レビュー

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2017/08/11

正直意味不明な展開で、よく分からなかったですね。宇宙人侵略的な話なのですが、SFという訳でもなく、身近な世界に宇宙人が何気なく入ってきたみたいな話ですかね? ちょっと読んだことを後悔してしまうのでした。

Posted byブクログ

2016/01/31

宇宙人が侵略してくる。まずは偵察として人の概念を奪い取って理解しようとする(?)。 何となく伊坂幸太郎ワールドに通じるモノがある。事態は深刻なのに書き方はクールというところや設定がチョットずれてるところなど。 オチもそんな感じ。あとは想像に任せる。それにしたってもう少しまとめて欲...

宇宙人が侵略してくる。まずは偵察として人の概念を奪い取って理解しようとする(?)。 何となく伊坂幸太郎ワールドに通じるモノがある。事態は深刻なのに書き方はクールというところや設定がチョットずれてるところなど。 オチもそんな感じ。あとは想像に任せる。それにしたってもう少しまとめて欲しかった。

Posted byブクログ

2011/10/19

人間の体を乗っ取った3人の侵略者(宇宙人?)が、 散歩をして、そこで出会った人と話をすることで、 家族・時間・自由・自と他などの概念をその人から奪っていく。 最後は、愛という概念。 アメリカの映画みたく、ガーーーっと外側から攻めこんでくる、地球侵略の話とは全然違うけど...

人間の体を乗っ取った3人の侵略者(宇宙人?)が、 散歩をして、そこで出会った人と話をすることで、 家族・時間・自由・自と他などの概念をその人から奪っていく。 最後は、愛という概念。 アメリカの映画みたく、ガーーーっと外側から攻めこんでくる、地球侵略の話とは全然違うけど、 概念というものをひとつ奪われるだけで、人って大変なことになるようで、内側から侵略していくストーリーにぞぞぞって感じでした。 私的にはすごくおもしろかったけど、 ラストが私好みじゃなかったので、星ひとつ減点なかんじです。

Posted byブクログ

2011/06/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 先に舞台で見た後の原作読み。  エピソードは絞られて読みやすい。奥様ロマンスがわかりやすくなっていた。  観点が違う焼き直しというより、演出のための草案の積み重ねのように感じた。その理由は「客観表現(○○は俯いた)」ではなく、「主観表現(○○は悲しくなって下を向いた)」が多く。また、主客もころころ変わるため、これらを読んでどう感じさせたいのか、意図が分からない。  特に序盤の宇宙人に対しては、視点宇宙人で語れるなら「概念あるんじゃん」みたいな気持ちになる。  他の人が宇宙人を見ている時も、概ね好意的で違和感が薄く勿体ない感がある。(そういう意図なんだろうけど)  奥さん以外は、被害者複数視点でホラー風味(もしくはミステリ風味)のほうが際だったんじゃないかなぁ。  舞台で見て「概念」があやふやな感があったが、(むしろクオリアでは、とか)、本作を読むと「単語の(文字だけの)意味に捕われない概念」を文章で表すのは難しいんだろうな、と感じた。

Posted byブクログ

2011/04/22

人の概念を抜き取ってしまう宇宙人の侵略の話 ↑見たく書くと笑ってしまう 本編は全く笑いはなく、侵略者が概念、死・家族・自と他・時間・自由などを吸収していく一方で、そのとられた人はその概念が無くなってしまう。概念を無くしてしまった人はどうなるのか。これといった正確な表現が決まっ...

人の概念を抜き取ってしまう宇宙人の侵略の話 ↑見たく書くと笑ってしまう 本編は全く笑いはなく、侵略者が概念、死・家族・自と他・時間・自由などを吸収していく一方で、そのとられた人はその概念が無くなってしまう。概念を無くしてしまった人はどうなるのか。これといった正確な表現が決まっていない『神』・『愛』とはと考えてしまう。愛を知ったら、愛を失ったら。 深く考えると面白く、終わりはないな。読みやすかったしね

Posted byブクログ

2010/11/15

装丁に惹かれ手に取った一冊。内容と装丁のギャップが面白い。夫である真治や身内が痴呆?はたまた脳障害?かと思ったら、近隣の住民も同じ脳の状態。夫の真治が散歩すればするほど、現代では分析できない不可解な症状が住民に起こり、小さな町を襲う。愛で地球を救えるのか?この世の中にどっかにあり...

装丁に惹かれ手に取った一冊。内容と装丁のギャップが面白い。夫である真治や身内が痴呆?はたまた脳障害?かと思ったら、近隣の住民も同じ脳の状態。夫の真治が散歩すればするほど、現代では分析できない不可解な症状が住民に起こり、小さな町を襲う。愛で地球を救えるのか?この世の中にどっかにありそうで、なさそうなファンタジックなストーリーでした。 ええと。UFOとかの存在に興味がある人は読んでいて、面白いかも。

Posted byブクログ

2010/02/19

脚本・演出をされた舞台をいくつか観て、その世界観に惚れてしまったので読みました。ますます惚れた・・・! クスリと笑えたり、眉をしかめたり、気分が悪くなったり、微笑んだり。ラストではぼろぼろと涙がこぼれました。 どうしてこんな世界を作り上げることができるのか。尊敬します。

Posted byブクログ

2009/10/04

劇団「イキウメ」の前川さんの小説。一日で読破。 個人的にはところどころ小説としては描写が、なんというか、ライトノベルっぽい?と思うところが少し。ちょっと読みやすすぎた。 それでもやはりストーリーはさすがの前川さんです。最後はヒャッてなりました。小説っていうよりはイキウメの戯曲の延...

劇団「イキウメ」の前川さんの小説。一日で読破。 個人的にはところどころ小説としては描写が、なんというか、ライトノベルっぽい?と思うところが少し。ちょっと読みやすすぎた。 それでもやはりストーリーはさすがの前川さんです。最後はヒャッてなりました。小説っていうよりはイキウメの戯曲の延長な気がして、登場人物が役者の方々に見えた。うううう舞台版も見たいよう…!

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2009/10/04

帯のコメント「地球侵略会議はファミレスで」をみて買った。 散歩といった軽い感じから侵略といった重いつながりが 同関係するのかが楽しみだった。 侵略の過程で奪うもの。 普段、何気なく使っている(感じている)ものが なくなってしまう。それがどれだけ人に大切な ものなのかを考えさせる...

帯のコメント「地球侵略会議はファミレスで」をみて買った。 散歩といった軽い感じから侵略といった重いつながりが 同関係するのかが楽しみだった。 侵略の過程で奪うもの。 普段、何気なく使っている(感じている)ものが なくなってしまう。それがどれだけ人に大切な ものなのかを考えさせる話。

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