地頭力を鍛える の商品レビュー
とても学びになった。 何度も読み返して、バイブルにしたいと思う。 フェルミ推定難しすぎる! あらゆる事に思考停止にならず、疑問を持つように日々を過ごしていく。
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フェルミ推定で、地頭力を鍛えるが本書のテーマです 頭のよさは3種 ①記憶力がいい、物知り ②対人感性がよく、機転が利く ③考える力が強く、未知の領域で問題解決する能力がある ⇒地頭力 組み合わせ 物知り+対人感性 ⇒ 伝統的日本の大企業人 考える力+物知り ⇒ 試...
フェルミ推定で、地頭力を鍛えるが本書のテーマです 頭のよさは3種 ①記憶力がいい、物知り ②対人感性がよく、機転が利く ③考える力が強く、未知の領域で問題解決する能力がある ⇒地頭力 組み合わせ 物知り+対人感性 ⇒ 伝統的日本の大企業人 考える力+物知り ⇒ 試験勉強 考える力+対人感性 ⇒ 知識を伝える・知の触媒機能 地頭力は3つの思考力 地頭力⇒圧倒的に仕事の生産性を上げる ①結論から考える ⇒ 仮説思考力 ②全体から考える ⇒ フレームワーク思考力 ③単純に考える ⇒ 抽象化思考力 フェルミ推定とは、把握することが難しく、ある意味荒唐無稽とも思える数量について何からの推定ロジックによって短時間で概数を求める方法のこと フェルミ推定が試験に用いられる理由は、①質問の内容が明確かつ身近なもの、②正解がない、純粋に考えるプロセスが問われる、③簡潔でありながら、問題解決の縮図である フェルミ推定の定跡 ①アプローチ設定 ②モデル分解 ③計算実行 ④現実性検証 フェルミ推定の6つのタイプの症状 結論から考える⇒仮説思考力 ①検索エンジン中毒⇒考える前に手が動く ②完璧主義⇒期限より品質を優先、正確な根拠がそろうまで結論をだせない ③情報コレクター⇒とにかく情報を集めたがる 全体から考える⇒フレームワーク思考力 ④猪突猛進⇒周りをみない、自分の視野だけをたよりにする ⑤セクショナリズム⇒必要以上に詳細なことに浪費している 単純に考える⇒抽象化思考力 ⑥経験至上主義⇒自分の経験のみをよりどころにしている 仮説思考力 ・逆算する ・はじめ、からではなく、終わり、から考える ・できること、ではなく、やるべきこと、から考える ・自分、からではなく、相手、から考える ・誤謬:コミュニケーションにおける最大の問題は、それが、達成されたという幻想である ・手段、からではく、目的、から考える ・どんなに少ない情報からでも仮説を立てる ・仮説が先か、情報収集が先か ・前提条件を決めて前に進む ・限られた時間で答えを出す フレームワーク思考力 ・フレームワークを使うことで思考の癖を取り除く ・暗黙の思い込み ・座標軸を合わせる ・全体を高所から俯瞰する ・ズームインの思考移動で考える ・最適の切り口で切断する ・もれなくダブりなく(MECE)、粒度をそろえる ・KJ法の限界:アイデアを出してから分類するという手法であるため、これまでと違った切り口でのアイデアが出しにくい ・因数分解は、かけ算 売上=売価×数量=(定価×(1-割引率))×(市場規模×市場シェア) ・全体最適をボトルネックから考える⇒TOC(制約理論) 抽象化思考力 ・抽象化とは1を聞いて10を知ること ・モデル化 ①図解でモデル化力を鍛える ②枝葉を切る ③アナロジー(類推)で考える 地頭力を高めるためのツール ①フェルミ推定 ②エレベータートーク 30秒で完結かつ要領よく、本質を伝える ③マジックナンバー3 3つでまとめる Plan,Do,See , QCD , 守破離、心技体、走攻守など ④キラーチャート 1枚の概念図で全体感を伝える 目次 はじめに 第1章 「地頭力」とは何か 第2章 「フェルミ推定」とは何か 第3章 フェルミ推定でどうやって地頭力を鍛えるか 第4章 フェルミ推定をビジネスにどう応用するか 第5章 「結論から考える」仮説思考力 第6章 「全体から考える」フレームワーク思考力 第7章 「単純に考える」抽象化思考力 第8章 地頭力のベース 第9章 さらに地頭力を鍛えるために おわりに 参考・引用文献 フェルミ推定練習問題集 ISBN:9784492555989 出版社:東洋経済新報社 判型:4-6 ページ数:232ページ 定価:1600円(本体) 発売日:2007年12月20日第1刷 発売日:2008年02月14日第5刷
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結論から 全体から 単純に ・・・以下メモ・・・★は自分が思ったこと ■フェルミ推定 フェルミは、核実験が行われている砂漠のベースキャンプにおり、爆発の時にノートの切れ端を部屋に落下させて衝撃で飛ばされた紙の軌道から、核爆弾の破壊力と規模を測定した →結構当たってた ■会議...
結論から 全体から 単純に ・・・以下メモ・・・★は自分が思ったこと ■フェルミ推定 フェルミは、核実験が行われている砂漠のベースキャンプにおり、爆発の時にノートの切れ端を部屋に落下させて衝撃で飛ばされた紙の軌道から、核爆弾の破壊力と規模を測定した →結構当たってた ■会議を始める前にまず目的確認 (会議の目指す達成レベル)の確認」が最優先 →ミステリー列車の添乗員にならないように ■自分の葬式から考える 目的を持って始める →自分の葬式はこうあってほしい、から考える
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思考法系の本の中で間違いなく名著。 「地頭力」を構成する3つの思考力についての考察、鍛え方がこれでもかと。 僕もフェルミ推定で鍛えます
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地頭力とは考える力のことで、問題に対して答えを導く"過程"を繰り返し行うことで地頭力を鍛えることができる。そのツールとしてフェルミ推定が最適。少ない情報の中でいかに仮説を立てることができるか、そしてその問題を楽しむことができるか。結論から、全体から、単純にを忘...
地頭力とは考える力のことで、問題に対して答えを導く"過程"を繰り返し行うことで地頭力を鍛えることができる。そのツールとしてフェルミ推定が最適。少ない情報の中でいかに仮説を立てることができるか、そしてその問題を楽しむことができるか。結論から、全体から、単純にを忘れずに30秒訓練をする!
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「知識の陳腐化が激しい現代にあっては、インターネット等で収集した情報・知識をX(地頭力)Y(対人感性力)平面の力で増幅させて、新たな知を創造して付加価値を創出していくというのが理想的なサイクル」 「頭のよさ」を「X: 地頭がいい」「Y: 機転が利く」 「Z: 物知り」と明確に定...
「知識の陳腐化が激しい現代にあっては、インターネット等で収集した情報・知識をX(地頭力)Y(対人感性力)平面の力で増幅させて、新たな知を創造して付加価値を創出していくというのが理想的なサイクル」 「頭のよさ」を「X: 地頭がいい」「Y: 機転が利く」 「Z: 物知り」と明確に定義する筆者の考えに沿って考えてみると、自分に足りないものが顕著に見えてくる。なんだか見透かされてるようで、あーまだまだだな、と。 地頭力の主たる構成要素を①仮説思考力 ②フレームワーク思考力 ③抽象化思考力として「結論から」「全体から」「単純に」考えていくトレーニングにフェルミ推定を採用、考え方や構造を解説しています。個人的には苦手意識のあるフェルミ推定をできるようになりたいと思う反面、なかなか先に進められないというのが現実、、この本では手法そのものよりも、思考パターンや考え方の癖に気付けた気がする。自分に足りないものやヒントを、きっと見つけられる1冊です。
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20代前半に出会いたかった! 「頭の良さ」をとことん掘り下げた名著です。 ◼️地頭力の3層構造 - 仮説思考&フレームワーク思考&抽象化思考 - 論理思考力&直観力 (サイエンス&アート) - 知的好奇心 それぞれのキーワードも更に分類して解説されてお...
20代前半に出会いたかった! 「頭の良さ」をとことん掘り下げた名著です。 ◼️地頭力の3層構造 - 仮説思考&フレームワーク思考&抽象化思考 - 論理思考力&直観力 (サイエンス&アート) - 知的好奇心 それぞれのキーワードも更に分類して解説されており、自分の得手不得手が分かるのも良い。 ◼️仮説思考 フェルミ推定でいかに仮説思考を鍛えるか? ポイントは、①どんなに少ない情報からでも仮説を構築する姿勢 ②前提条件を設定して先に進む力 ③時間を決めてとにかく結論を出す力 (P57) ◼️抽象化思考 「似ても似つかないようなものに共通性を見つける」という発想から生まれる (P176)
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結論から、全体から、単純に 仮設思考とは逆算すること はじめからではなく終わりから考える 出来ることからではなく、やるべきことから考える 相手にどうして欲しいか 手段からではなく、目的から ベクトルを逆転させる
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地頭力は「結論から」「全体から」「単純に」考えること。 フェルミ推定はそれを鍛える強力なツールであると言うこと。 面接で用いられるのは「地頭力」を試すため。 問題解決型好奇心を養うには、何でも疑ってみて、より良い解決策を考えてみる習慣をつけることが重要。 アインシュタイン「...
地頭力は「結論から」「全体から」「単純に」考えること。 フェルミ推定はそれを鍛える強力なツールであると言うこと。 面接で用いられるのは「地頭力」を試すため。 問題解決型好奇心を養うには、何でも疑ってみて、より良い解決策を考えてみる習慣をつけることが重要。 アインシュタイン「私には特別な才能などありません。ただ、好奇心が激しく強いだけです」 「離れて考えること」 ①仮説思考:「こちら」から「向こう」へ離れる ②フレームワーク思考:「部分」から「全体」へ離れる ③抽象化思考:「具体」から「抽象」へ離れる 日々の業務でも、結論・落とし所を常に考え、全体を見るように意識し、課題を解決していく。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
■頭がいい(知的能力) ・物知り(記憶力)…What思考→陳腐化早い ・機転が利く(対人感性力)…How思考→陳腐化ほぼなし ・地頭がいい(地頭力)…Why思考→陳腐化ほぼなし ⇒知識の陳腐化が激しい現代にあっては、インターネット等で収集した情報・知識を地頭力×対人感性力で増幅させて新たな知を創造して付加価値を創出していくのが理想的なサイクル ■地頭力の構成要素 ・上①仮説思考力(結論から考える) ②フレームワーク思考力(全体から考える) ③抽象化思考力(単純に考える) ・中①論理思考力(守り) ②直感力(攻め) ・下①知的好奇心(原動力) ■「結論から考える」仮説思考力 ①いまある情報だけで最も可能性の高い結論(仮説)を想定し(どんなに少ない情報からでも仮説を構成する姿勢) ②常にそれを最終目的地として強く意識して(前提条件を設定して先に進む力) ③情報の精度を上げながら検証を繰り返して仮説を修正しつつ最終結論に至る(時間を決めてとにかく結論を出す力)
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