トンデモ国家、中国の驚くべき正体 の商品レビュー
2008年出版。筆者の言うように、汚職、汚染。そしてこれからの課題はたくさんあるだろう。今現在、どうなのだろう?
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中国について知りたくて読書。 痛烈な批判本。上海人は反共産党の人が多いと聞く。父親が国民党関係者だったため檔案(ダンアン)による差別を受けたなどの著者の実体験も影響しているようにも感じた。中共建国後の共産党の高い理想とその後の腐敗など現実がより著者の政府への批判を高めたように思...
中国について知りたくて読書。 痛烈な批判本。上海人は反共産党の人が多いと聞く。父親が国民党関係者だったため檔案(ダンアン)による差別を受けたなどの著者の実体験も影響しているようにも感じた。中共建国後の共産党の高い理想とその後の腐敗など現実がより著者の政府への批判を高めたように思う。 北京、上海、大連などの都市によっても全く異なるとも思われる。 大連に住む日本人としては複雑な気持ちにさせれる一冊。 著者のような世界の中の中国を論じることができる知日派専門家がもっと増えていく日本の環境であって欲しいと願う。直接お話を聞く機会などあれば嬉しい。 読書時間:約55分
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うむ。 中国の方が書いた中国の実情だからこそ、とても 重みの或る本でした。 この中国に限らず、『井の中の蛙、大海を知らず』 という言葉が浮かびました。 とはいえ、これは世界の人は基より、近い将来の 中国人にとって、放っておいてはいけないことな のに、と心配になります。 日本だっ...
うむ。 中国の方が書いた中国の実情だからこそ、とても 重みの或る本でした。 この中国に限らず、『井の中の蛙、大海を知らず』 という言葉が浮かびました。 とはいえ、これは世界の人は基より、近い将来の 中国人にとって、放っておいてはいけないことな のに、と心配になります。 日本だって、大変な問題は山積しているけど、 中国の抱える問題は日本の比ではない。 中国人の考え方そのものを捨てきれないと、 どうにもならない問題ばかりだから。 悲しいかな、この本を読んでいると、本当の 意味で中国と日本が分かり合うというのは 無理なんだな、と思わされました。
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