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セル(下) の商品レビュー

3.4

36件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

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  3. 3つ

    22

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2011/10/11

なんかだらだらしてるなぁ、って感じだったけど残り1/3位からスピードアップ!ラストの先はどうなるのかなぁ??

Posted byブクログ

2011/07/15

なんだかウスター・ソース的キングだなぁと思ったら、73年にお蔵入りになっていたリチャード・バックマン名義の作品の手直しとのこと。キングとして読むとまったく物足りないけれど、バックマンとして読むとキングテイストたっぷりでいい感じなのだろうなぁ(今回は、あとがきと読んでいなかったので...

なんだかウスター・ソース的キングだなぁと思ったら、73年にお蔵入りになっていたリチャード・バックマン名義の作品の手直しとのこと。キングとして読むとまったく物足りないけれど、バックマンとして読むとキングテイストたっぷりでいい感じなのだろうなぁ(今回は、あとがきと読んでいなかったので、キング作品として読んでしまいまいした。残念)。70年代のホラー映画の不安なオープン・エンドを踏襲しつつ、パルスは誰が何のために発したのか、全く謎は解けないまま、読者は宙に放り出されます・・・おそろしい

Posted byブクログ

2010/11/01

キングじゃなければもっと高評価。飽きさせない文章。でも、キングならもっと面白い話がたくさんあるからなー。

Posted byブクログ

2010/08/26

スティーヴン・キングといえば、「ペット・セマタリー」あたりの、グロくて暗黒心理のような作品が好きだった。 最近のキングは、妙に前向きだったり、悪と正義の二元論みたいな、凡庸きわまりない形而上学に収斂してしまったりするあたりが、どうにもいまいちだ。 とはいえ、キングの小説は人物の独...

スティーヴン・キングといえば、「ペット・セマタリー」あたりの、グロくて暗黒心理のような作品が好きだった。 最近のキングは、妙に前向きだったり、悪と正義の二元論みたいな、凡庸きわまりない形而上学に収斂してしまったりするあたりが、どうにもいまいちだ。 とはいえ、キングの小説は人物の独白部分の語り口や、適切な心理状況の把握が魅惑的で、感触的にはドストエフスキーにも近いような「主体の重さ」を表出している点、やはり抜群の作品だと思う。 今回の小説には、前述のようなちゃちな形而上学は出てこない。そのかわりちらっと、フロイト・ユングについてのでたらめな解釈が出てきて呆れてしまったが、まあ、そのへんは大目に見ることにしよう。 無論面白かったけれども、過去の作品のような破壊力にはやはり届いていないような気がする。 キングの魅惑、あの、ねっとりと重い主体が「状況」に責め立てられ、逃れるすべもなく破綻へと突き進んでいくような表出体は、もはや旧作にしか見いだせないのだろうか。 そこに踏み込んでいくには、ある時期以降のキングには「病」が足りないような気がする。

Posted byブクログ

2010/08/28

前半の騒動とはうってかわって、「携帯人」は意外な変化を見せる。 前半と違いにびっくりしたが、これはこれで面白い!

Posted byブクログ

2010/08/21

1008 まさにキング風味全開のモダンホラー。前半から相当盛り上げて後半は一気に。。。(><)当たり前に使う携帯だけに怖い設定でした。フォーフォ、ミーミーだったらどうしよう。。

Posted byブクログ

2010/07/10

大風呂敷大部分がそのまま…という気がしますがこれがキングの味ですね。せめて再会できてよかった;しかし…燃やすなあ…。

Posted byブクログ

2010/06/16

 ある日、携帯電話をかけていた人たちが、豹変する。  世界は、暴力と死に満たされる。  泣く子も黙る(?)キングが携帯電話をとりあげたホラー。  主人公は、なんとなく携帯を持っていなかった男で、あと、その日の朝携帯を壊した人など、きっと現代社会じゃ稀な、ある意味特別な人。  主...

 ある日、携帯電話をかけていた人たちが、豹変する。  世界は、暴力と死に満たされる。  泣く子も黙る(?)キングが携帯電話をとりあげたホラー。  主人公は、なんとなく携帯を持っていなかった男で、あと、その日の朝携帯を壊した人など、きっと現代社会じゃ稀な、ある意味特別な人。  主人公には別居中で、離れて暮らしている息子がいる。  ま、お決まりの感じではあるんだけど、やっぱりこの揺れ動く気持ちを描く筆力はさすがなのだ。    にしても、怖い。  この状況って、実際あったら自分もあっち側だなと、あっち側にしかいけないだろうな、っていうのがリアルだから余計に怖い。  ホラーって、ある意味読んでる人間は一番安全なところにいる。  が、これはその根本をあっさりと覆してくれる。  全体的にはあっさりしすぎてるかなと思うし、その展開はないだろう、つか、そこで終わりかい、って思うんだけど…。  映画化が決まってるそうな。  うむ。映画化されることを想定においた作品だったのかな。そうだと思うと、それはそれで納得できるんだけどね。

Posted byブクログ

2010/05/20

主人公クレイの逃避行の続き。 超能力が出てきたりと、ちょっとトンデモな方向に話が流れてしまうので、期待はずれな展開になってしまうが、なんとか話をまとめた感じ。超常現象を少なくすればもっと面白くなったのではないか。

Posted byブクログ

2009/10/04

仲間を失いダメージを受けながら旅を進め、また新たな仲間を得る。しかし、全員が携帯人のテレパシーによってステージに呼び寄せられてしまう。 ホラーに、ましてやキングに何故、何、と問うても意味のないことだとは解っているが、『パルス』とはなんだったのか、そしてリフォーマットはうまくいった...

仲間を失いダメージを受けながら旅を進め、また新たな仲間を得る。しかし、全員が携帯人のテレパシーによってステージに呼び寄せられてしまう。 ホラーに、ましてやキングに何故、何、と問うても意味のないことだとは解っているが、『パルス』とはなんだったのか、そしてリフォーマットはうまくいったのか、良い意味で歯がゆさが残る。

Posted byブクログ