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山本五十六 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2016/10/11

山本五十六は、同じ越後長岡の人。著者の半藤さんも子供の頃、長岡にいらしたことがある。 冒頭、河井継之助の北越戦争について語られる。理性に溢れ、長岡を戦火から免れさせようとした河井が、やむなく官軍と戦うことになると、近代兵器で武装し、官軍に大いに抵抗した歴史。これと、米英戦争に反対...

山本五十六は、同じ越後長岡の人。著者の半藤さんも子供の頃、長岡にいらしたことがある。 冒頭、河井継之助の北越戦争について語られる。理性に溢れ、長岡を戦火から免れさせようとした河井が、やむなく官軍と戦うことになると、近代兵器で武装し、官軍に大いに抵抗した歴史。これと、米英戦争に反対しながらも、戦うとなったら、奇襲の連続で一気に講和に持ち込もうとした山本の歴史を重ね合わせる。 どちらも越後人の気質を現していると思う。良い意味では、粘り強く、人情深いこと。悪い意味では、最後の最後で情や大勢に逆らえず、流れに巻き込まれてしまうこと。 本書は、太平洋戦争の詳細を綴った歴史書としてだけでなく、リーダーの立場にある人に求められる資質とは何かという点を描いた好著である。

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2012/12/01

米英との開戦に反対し、指揮を取らざるを得なかった心中は、いくばかりか?愛人への想いがあったのは、やはり英雄色を好むか?男として、純なところがあったからこそ人徳もあったのだろう 2012.12.1読了

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2009/11/15

山本五十六のパーソナリティがよくわかり、とても好感が持てた。戦争を必要以上に美化するのはよくないけれど、こういう素晴らしい人がいたということはきちんと伝えていかないといけないと思う。

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2009/10/04

微妙。 まとまりが悪い。山本五十六とは切っても切れはしないが、 もう少し戦争に向かう流れのことやら、長岡の郷土のことやら、 政治、軍部、陸軍とのからみ、そして個人的なことなど 整理して書くことはできなかったのだろうか。 著者の思い入れがある書きたい部分だけを 書き足し書き足しで作...

微妙。 まとまりが悪い。山本五十六とは切っても切れはしないが、 もう少し戦争に向かう流れのことやら、長岡の郷土のことやら、 政治、軍部、陸軍とのからみ、そして個人的なことなど 整理して書くことはできなかったのだろうか。 著者の思い入れがある書きたい部分だけを 書き足し書き足しで作った感が溢れる。同郷人の思い入れで、 持ち上げたかと思えば、最後には、山本五十六の 愛人とのラブレターを載せて、こき下ろす。 何がいいたいのかわからないし、 そうした体裁なので、書かれている内容も信憑性にかける。

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2009/10/04

半藤先生の新たな著書。この本を買うのは少し遅かった。 内容は今までの山本元帥関係著書の集約と思ったからだ。 実際集約だった。山本元帥入門用としてはいいのかな。 内容は真珠湾からミッドウェー、ブーゲンビルの話。 客観的内容が濃いと思われる。著者の思いれが濃い。

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2009/10/04

いい本だと思う。いいというのも変だが、なんせ著者が完全な山本贔屓だ。同郷の先達を愛してやまない気持ちが溢れている。 その前に半藤自身は数多くの日本の戦争に関する冷静な本で知られる。私もそうした本を多数読んでいる。だが、これはちょっと違う。そんなことをしなければならなくなってしまっ...

いい本だと思う。いいというのも変だが、なんせ著者が完全な山本贔屓だ。同郷の先達を愛してやまない気持ちが溢れている。 その前に半藤自身は数多くの日本の戦争に関する冷静な本で知られる。私もそうした本を多数読んでいる。だが、これはちょっと違う。そんなことをしなければならなくなってしまった山本五十六の無念を日本語にしているのだ。 アメリカ海軍がここまで山本という存在を恐れていたとは知らなかったというのが私の感想。戦術を常に読み続けてきた彼らにとって最大の脅威が山本個人だった。この本はそこまで書いてはいないけれど、きっとそうだったに違いない。 戦争を知らない人が増えている。山本五十六を知らない人が増えている。この本、もっと売れないのかなぁ。

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